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2009年8月 2日 (日)

レゴ

2009/8/2

レゴ

子供のおもちゃであるがユニークな特長がある。基本ブロックを組み立てるという簡単明瞭

なルールしかない。組立は基本ブロックに付随する凹凸を介して行う。これは複雑な物といえ

どもそれ以上分割できない原子からできていることを連想させる。ところが、つるつるのパチ

ンコ玉のようだと連結ができない。そこで連結する仕掛けがブロックに形成された凹凸であ

る。物事を突き詰めて考えるという習性ではどうも日本人や東洋人は西洋人に遅れをとって

いるように感じてしまう。従ってレゴのようなおもちゃを作るという発想も乏しく、それを思いつ

いたとしても長続がしないのではないか。凹凸を陰陽に対応させると陰陽の思想は相当な古

代まで遡る。しかし、余り科学や芸術の分野でそれが生かされていない。もはやそれ以上分

割できない粒子がどうして結合できるのかという単純な質問もやはり幼少時から育てる必要

がある。自分も幼少時に母親に、「太陽は火かい、月は水かい」と聞いたことがあると、母が

話したのを覚えている。そのとき、どういう答えがあったのか今ではわからない。多分、忙し

いのでまともな回答もなかったと思う。レゴはこどものおもちゃとして適しているとの評から子

供達に買い与えたがしばらく遊んでからいつとはなく離れていった。関心が別の遊びの方に

移っていった。子供の成長とはそんなものかもしれない。レゴで遊んだ子供達が老後にレゴ

を振り返ったときどのような評価になるのであろうか。

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    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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