ジュラシックパーク
2009/10/5
ジュラシックパーク
DNAの二重螺旋、バイオテクノロジーが一般に理解されるようになり、遺伝子操作による可
能性が色々な面に波紋を広げた。子供達が怪獣を好むのは今も昔も変わらないが、ジュラ
シックパークの時代に生きた子供達は、色々な面でジュラシックパークから何らかの影響を
受けているのではないかと思う。自分もSFの本は読まなかったが、映画やビデオは何度か
見た。CGによる迫力のある画像も時代を反映した。子供達にも見せたと思う。また子供は恐
竜のプラモデルも作った。子供達の興味は既に外に移っているが頭のどこかに少年時代の
記憶が残っている事であろう。ともかく遺伝子がプラモデルのようなDNAの部品から組み立
てられているという原理は今後も変わらない。今日の生物科学もこの原理の上に成立してお
り、ジュラシックパークの世界も単なるSFの世界では無くなるかもしれない。既に地上から絶
滅したマンモスを遺伝子工学でよみがえらせる試みも考えられているようである。一方宇宙
開発のルーツを辿るとツィオルコフスキーに出合う。ソ連の科学者、ロケット研究者で著作家
のツィオルコフスキーは日本では余り有名ではないが、ロッケットによる宇宙飛行を著作で描
いた。現実より思考が先行していた。世界初の人工衛星・スプートニク1号は、ツィオルコフス
キーの生誕100年を記念して1957年に打ち上げられたとの事である。日本の宇宙開発も世
界の大きな動きの中にある。かつてツィオルコフスキーか忘れたがロシア語の本を買ったが
めくった位でほとんど読まなかった。しかし、ツィオルコフスキーは忘れられない名前であっ
た。 http://spacesite.biz/ussrspace17.htm#topにツィオルコフスキーに関する記事があっ
た。やはり、時代に先行する忘れられた巨人がいるようだ。