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2009年11月 9日 (月)

造反有理

2009/11/9

造反有理

1968年8月、中国の文化大革命に際し、毛沢東が言ったという革命無罪、造反有理という言

葉があり、それが日本でも広がったようだ。造反有理の前に革命無罪という言葉があったの

は、今知ったばかりである。中国の偉大な指導者毛沢東がかく言うのであれば、それを行動

で現しても何ら正義に背く事はなかろうと一般大衆は信じた事であろう。文化大革命の実態

にはいくつもの側面があるので、文化大革命全体の歴史的な評価には相当な期間と相当な

労力がかかるであろう。造反有理も意味の広い言葉であろう。<反>はひっくり返す事、裏

返し、こっちに対してあっち、YESに対してNOという意味だろう。<造>は意識的に作る、や

らかすという意味にとれるだろう。<有理>とは理由がある。当時の大学紛争の本当の原因

が何であったのか、自分はいまだはっきり理解できないで居るが、造反有理という言葉に関

係するのも確かだろう。自分たちがNOと言うのには理由があるのだ。しかし、何がNOなの

か。終戦後20年余も経ると社会は安定に向かった。しかし、泥水をかき回したような戦争は

社会のしがらみを分解し、人間を裸のヒトにしてしまった側面もあったと思う。そこにはまた人

間らしい自由、開放感があったと思われる。その一粒毎の泥が沈殿して新しい社会が現れ

そうになった時に、これはおかしいという意識も同時に生じたのではないか。何かはっきり見

えないが許し難い何者かが現れそうになり、それにNOを投げつけたのが当時の世界的な若

者の運動であったのではないか。当時のあの勇ましい造反有理というかけ声が完全に過去

のものになってしまったのか。

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  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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