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2010年9月23日 (木)

悪の華:いとしきもの

2010/9/23

雑草句録:悪の華

■魔女狩りを楽しまされる悪の華

数年前の作句であるが、その背景は忘れてしまった。しかし、何かの事件が絡んでいるとの記憶がある。えん罪が起こるのは単に検察だけの問題では無いのであろう。中世の魔女裁判は有名であるが、実体は不勉強で分からない。しかし、同じ様な事が現在の日本でもわずかながら起こっているのが事実とすると看過できない。ともかく、尽きることのない悪の種を完全に除去する事は不可能だろう。問題はその種子が立派な悪の華を開いてから事態が動き出す事かも知れない。その悪の花を咲かせた本人が他人と入れ替わっていたとなると悲劇そのものだ。

追記1・・・環境雑録:切り捨ての時代2

「切り捨ての時代」(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/02/post-37d9.html)で書いた記事に関して利用者の動きを示す結果が出た。

「12万1400件の純減」は利用者の不満を表す数と理解できるだろう。

以下はGigazine(http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100407_sbm_tca)の記事の抜粋である。

「社団法人 電気通信事業者協会(TCA)がまとめた2010年3月末現在の携帯電話およびPHS、IP接続サービスなどの事業者別契約数によると、ソフトバンクモバイルの2010年3月末時点での契約者数は前月比マイナス12万1400件の純減となったそうです。

これは3月末に同社が第2世代携帯電話(2G)サービスを停止したことによって自動発生した解約を受けたもので、第3世代携帯電話(3G)サービスの純増数が42万2300件であったのに対して、2Gサービスの純減数は54万3000件にのぼったとのこと。

システム別の内訳。停波によってソフトバンクモバイルの2Gサービス契約者数は0になっています。」

追記2・・・歴史の転換:作られた事件

以下は、最近報じられた驚愕すべき事件の報道である。

「郵便不正事件:大阪地検の主任検事逮捕 証拠隠滅容疑

厚生労働省の村木厚子元局長(54)に無罪が言い渡された郵便不正事件で、証拠品として押収したフロッピーディスク(FD)のデータを改ざんした疑いが強まったとして、最高検は21日夜、大阪地検特捜部の主任検事、前田恒彦容疑者(43)を証拠隠滅の疑いで逮捕した。証拠品のデータ書き換えは、現職特捜検事の逮捕という極めて異例の事態に発展した。また、大阪地検は同日、控訴を断念し、上訴権を放棄したと発表した。元局長の無罪が確定した。

毎日新聞 2010年9月21日 21時25分(最終更新 9月22日 0時32分)」

事件は作られ、その後始末のため更に別な事件が作られるというようなこともあるのか。それにしても、何ともタイミングが良い事件に見えてしまう。それだけ緊急性があったのか。十分な証拠固めはあったのだろうか。えん罪を見て見ぬ振りをして何もしないのも事件の一つではないか。今回の事件は見えないと思った事件が見えてしまった事によって、その後始末のために生じた事件のようでもある。えん罪という事件が日々刻々と作られると、その歪みは見えない内に蓄積され、更に大きな事件を産む。

イラクのフセイン体制の頃は密告が国民全ての行動を支配し、家族同士も疑心暗鬼にとらわれたとかつての新聞記事か何かの記憶を思い出した。密告もえん罪も厳然とした事実であればそれがおこる原因もあるべきであるというのが当然理性的な判断であろう。「大阪地検の主任検事逮捕」というのが、また何かに対する迎合的な作られた、パフォーマンスのような事件で終わってはならないだろう。

ともかく、全ての人間の行動を見渡す神はいない。良心を持つとはやはり何かの悪を働こうとするとき全知全能な神に類する存在を意識する事ではないか。それ故悪は抑えられる。全知全能な神に類する存在とは人間に対する信頼感とも考えられるだろう。欠陥だらけの人間が、人の悪を摘発して、人を裁かざるを得ないのが今の裁判制度だ。

問題は裁判を何年もやっていれば、一般の人の記憶から遠くなり、裁判自体が空洞化してしまう恐れもある。裁判制度そのものも信頼を失い掛けているのが現状ではないか。逮捕された主任検事は故意ではなく過失であると述べているという記事もみた。ガードマンが信頼出来ない場合は別のガードマンを付けて監視しなければならない。

職業倫理に信頼性を欠くと、こういう同じ穴のムジナ同志の無限の連鎖が必要になる。これは、検事も、裁判官も、弁護士も、学校の先生も、労働者も全て同じような状況にあるだろう。サラリーマンをしていても、他人の失敗の落とし前をどうして自分が処理しなければならないのかと嘆いた事があった。検事という同僚に逮捕された検事という容疑者が、どのような捜査を受け、どのような裁判が進むのか見守る必要があるだろう。

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    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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