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2010年11月13日 (土)

食べて生きる:伊勢崎発の地域ブランド発掘

2010/11/13

食べて生きる:伊勢崎発の地域ブランド発掘

伊勢崎はこれからどうなるのと心配している伊勢崎人が多いのではないかと思う。食べ物では、焼き饅頭やもんじゃで街興しが進められている。農産物としては、「茂呂の白菜、下植木のネギ」はどうだろうかという提案もあるようだ。伊勢崎の地域ブランドも関心ある人が先ず自分の目で発掘して行く事から成長が始まるのであろう。野菜に関しては伊勢崎市も力を入れるとしているが、これと言った決め手を欠いているのが実状のようだ。

群馬県(当然伊勢崎も)は全国有数の日照時間を誇り、野菜は健康のシンボル。太陽も自然環境のシンボル。最近は、地元の特産だけではなく、特産を生み出す風土や文化という無形の財産を売り出したらどうかと考え始めた。ちなみに、群馬国体(あかぎ国体)「風に向かって走ろう」というスローガンはmade in ISESAKIであった。当時、近所の女子学生さんがこのスローガンを作ったと聞いた記憶がある。風通しが良い風土というのも全国一と思うが、この良い点を生かす必要もあろう。

しかし、市民性とかの無形の財産は抽象的でとかく扱いが難しい。地域産品でアピールするのが具体的で最も合理的ではある。下植木のネギを調べて見たら、ブランド作りにも、長い年月をかけた大変な努力が必要だったようだ。高齢化が進んでブランドの維持が大変なようだが、若い農業高校生が後を引き継いで行くことを期待したいところである。http://wwww.asahi.com/food/news/TKY200811240114.html、(asahi.comへのダミーリンク:クリック後アクセスが失敗するので、wwwwをwwwとwを一つ削除(自分で入力)してアクセス)http://akagiyama1936.kazelog.jp/noramiti/2010/10/post-c621.html等参照。

伊勢崎銘仙がブランドとして確立したのも、当時の産地の乱立・競争・安売り等で品質に対する信頼感が暴落している時に、伊勢崎の業者が団結して高い品質を維持できた事に起因していると聞いたことがある。

健康志向は、女性や若者だけでなく、全年齢層にわたり共通の関心事であり、野菜ジュースには好感があると思う。そこで、伊勢崎名産に野菜ジュースを加えてみたらどうかと思った。頭の中ではニラとトマトのミックスジュースが最強な組み合わせで、ニラトマジュースという名前をつけようと考えている。ニラは定評のあるスタミナ野菜、トマトは美容・健康に相応しい健康野菜。

ニラはJA経由で出荷されているのが多く地元の消費者にも余り知名度は高くないようだが、実は伊勢崎の隠れた名産品。とりあえず、ニラジュースを試作してみた。材料のニラは、某ニラ作り名人からジュース試作用に少々分けてもらった。このニラは有力食品業者の指名買いで市場には出ない逸品との事。数本のニラを数㎝に切り、水と一緒にジューサーに入れるだけで、緑色のおいしそうなニラジュースの完成。

一口飲んでみるとネギやタマネギのような辛さを少し感じるが、ニオイは余り気にならなかった。ところが、...飲んだ後にニラのニオイが少々残った。このニオイもトマトジュースとの混合比を変えれば解決できそう。実は自分が好きなのはトマトの葉や茎の青臭い香り。これもマニア向けジュースになりそうに感じるが...。

ともかく、イベント等では見て、味わって、楽しめる事が大切。お好みに合わせてニラジュースとトマトジュース等のブレンドをジュース・バーテンダーにして注文で作って貰うのも話題作りになりそう。ニラトマジュースは未完成。余り早く完成させずに、想像の楽しさを十分味わいつつ、作る気分がじっくり熟成するのを待つことにする。

健康食品ならマズーイ青汁も人気になるのだから、後は如何に改良・味付けして物語性をもたせるかということになりそう。ニラに限らずほとんどの野菜は生食が可能なので伊勢崎名産の野菜を使ったジュースは前途有望かもしれない。当のニラ作り名人はニラジュースで伊勢崎をアピールしてくれる人には試作用のニラを提供したいと言っていた。

ともかく、ジューサーは大抵の家庭にあっても余り使われない家電製品の一つ。本来、スーパーに並ばない野菜・果物等のB級品をジュースにして飲むのがジューサーのお得な使い方。これならB級グルメにも最適だ。

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    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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