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2011年3月30日 (水)

かみつけ女流歌人 雅:女人の作務衣

2011/3/30
春らしいのどかな晴天。畑の隅に土筆が数本出ていた。蕗の薹は白い花が咲きそうだ。米国の環境団体が福島第一原子力発電の放射能漏れを評価して、排出された放射能はスリーマイルアイランドをはるかに越えていると試算、危険度は6に相当とする上毛新聞の記事を見て愕然とする。

昨日の天気

TAVE= 9.5
TMAX= 16.6
TMIN= 1.6
DIFF= 15
WMAX= 5.1
SUNS= 11.2
RAIN= 0

身辺雑記:第二次計画停電はどうなるか

東京電力の計画停電が、実施され大きな不満が巻き上がっている。東北電力は計画停電を実施すると表明しているが、まだそれが必要とうするほど電力が逼迫していないようでまだ実施していない。計画停電も見方によれば、プラスの効果もあるだろう。最大の効果は電力の重要性を身を以て知らしめた事であろう。次ぎに、不要不急の電力消費を控え、突発的な停電を避けようとする予防意識が高まった事。これを裏返して見ると、電気配線は各家庭毎に接続されており、自分だけ良ければという個人主義を抑圧し、個人の連帯を意識させた事であろう。自分の節電は電気を必要とする誰かの役に立っているという意識が停電の不満を抑える働きをしている。見方によっては、避けようのない計画停電により、自ら危機管理行動をしたという、危機管理対応訓練が何百万世帯で実施できた事が最大の効果であるとも考えられる。

ところが、東京23区は計画停電から除外された。その理由や弁解は現在聞きたくもない。しかし、東京23区に及ぶ大地震が発生したとき、東京23区の住民は大規模停電に対する貴重な危機管理対応訓練をしなかった。出来なかったというべきか。従って、今後の停電に対する備えが甘くなるのではないかという予想が浮かぶ。

電力10社は、北海道電力、 東北電力 、東京電力 、中部電力 、北陸電力、関西電力 、中国電力 、四国電力 、九州電力、沖縄電力 である。何と、道州制のように地方毎に分割されている。名称が特異なのが関東地方をテリトリーとする東京電力だけだ。東京電力は関東電力と言った方が現実の電力供給体制に相応しいはずだ。首都東京という意識が反映された会社名なのか。東京23区はまさに電力界の将軍の城下町に相当するだろう。それだから計画停電からお目こぼしされているのだろうか。ともかく、東京23区が電気供給約款に基づく正当な理由もなく、計画停電から除外されている事に対して、東大法学部出身の多い東京電力経営幹部は、自分の法意識と東京電力の企業理念と照合して適切な対応をとるべきではないか。

最初の計画停電は整合性が大きく欠如し、利用者の不満が高まり、それが小幅な手直しされて実施されているのが現状であり、骨格は変わっていない。この第一次計画停電というべき計画停電は4月末で終了するとされている。問題はそれ以後の、年間で電力消費が最大となる夏の、いわば第二次計画停電をどうするかである。もしも、東京23区除外の計画停電を続行すれば、東京電力の法令コンプライアンスの是非にまで問題が拡大するだろう。東京23区は高層ビルが林立し、ヒートアイランド現象も際立つ。しかし、それは隣接都市でも全く同じである。そんな状況のなかで不公平が際立つ。東京23区を除外できる法律的根拠があるのだろうか。非常に厳しい状況であるが、東京23区の住民はそれを乗り越える力を持っているだろう。しかし、唐突に東京23区を含める第二次計画停電を実施すれば、その反対論と不満は爆発するかもしれない。が、憶測かもしれない。実際はどの地域も、その地域相当の計画停電は受け入れるだろう。第一次計画停電で市民は多くの学習をしただろう。そうなってこそ、計画停電の不便さと危機管理対応訓練という前代未聞の経験を共有できるのではないか。少しでも、その共通体験があれば、それが次なる大天災時に、身についたマニュアルとなり、混乱を和らげ、人々が連帯できる基礎となるのではないか。終戦前後、配給物資など気にせず優雅な生活ができた人々もいたという。東京23区がそんな特区でない事を望みたい。大天災時は、不公平は連帯の阻害要因であり、不便も危機もその意識と行動を共有することによって連帯が生じ、問題解決への行動つながるのではないか。

追記:夏期の電力ピークは昼間に生じる。気温が最高になるのは15時頃。冷房も停電直後は室温は急激に上昇しない、我慢の限界等を考慮して、1時間程度の都会での計画停電は不可能なのか。ともかく、順番停電はその停電時間を確認するだけでも大変だ。電力消費を分散化する地区別定時停電等は不可能なのか。定時停電にすれば、予定も組みやすいだろう。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:女人の作務衣

歌題=女人の作務衣:

■貂二匹 重みの違ふ 足の跡 冬耕済みし 畑をよこぎる 15 石井 テル子

仕事の歌だが、貂という動物の足跡の違いを歌にできる観察眼が素晴らしい。

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  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)