身辺雑記:危機に臨んで辻褄合わせの弁解は無用
2011/4/9
天気予報で雨を期待したが期待外れ。パソコンの調子が今ひとつ良くない。青画面となり再起動でなんとかしのいでいる。HDDのCディスク容量が数百Mしかないのが原因か。OSもWIN MEで古すぎる。3.5インチ6Gの古いHDDを専用ケースに入れてUSBディスクにしてみた。何とか使えそうだ。パソコン本体のデータをこのUSB_HDDに移せばCD-ROMに焼けると思う。現状では容量過小でCD-ROMに焼くイメージが作れない。東北関東大震災で大切なデータの入っているパソコンが被害を受けた例も多いと思う。そんなパソコンを探している映像をTVで見た。他人にとってはゴミ同然でも個人的には大切な情報が沢山ある。そんな情報は頭の中に詰め込んでおくべきかもしれないが、現代では自分の外部に頼っている。でも、そのゆとりが保険になっているのだろう。軍隊は目的がはっきりしている巨大組織だ。それを扱うのが軍事学。軍事学も読み方を変えると国家学にも経営学にもなる。東日本大震災も発生から1ヶ月経とうとしているが、今後の復興プランや福島原発の無害化の展望が見えない。軍事で言うなら勝利のシナリオだろうが、だれがそのシナリオを書いているのかさえ分からない。
昨日の天気
TAVE= | 13.9 |
TMAX= | 16.4 |
TMIN= | 11.9 |
DIFF= | 4.5 |
WMAX= | 4.3 |
SUNS= | 0.1 |
RAIN= | 0.5 |
身辺雑記:危機に臨んで辻褄合わせの弁解は無用
明日で東北地方太平洋沖地震から1ヶ月目になる。まだ、東北関東大震災の総括が出来る段階ではないだろう。国民が刻々と知りたかった事が、少しずつ明るみに出てくる。徹底的に責任を追及されそうな事実は永久に出ないかもしれない。第三者が評価して自分の立場が無くなりそうな場合は責任逃れで追認して行く。福島第一原子力発電所の原発事故の大きさは誰でも気になる。
YOMIURI ONLINE(2011年4月10日01時55分 読売新聞)は、「原発事故、スリーマイル上回るレベル6の可能性」というタイトルで「レベル5以上の大きな事故は、放出した放射性物質の量で判断される。原子力安全委員会によると、先月12~24日に大気に放出されたヨウ素131の総量は、単純計算で約3万テラ・ベクレル(テラは1兆)。これは数千~数万テラ・ベクレルというレベル6の条件にあてはまる。」と報じている。
今まで、表向きは過小評価を取り繕っていただけなのか。政府発表の放射能レベルを大丈夫大丈夫と宣伝していた評論家や学者もブラウン管から姿を潜めてきた。事態が余りにもおおきくなりすぎてこのような妖怪が跋扈できる状況では無くなった。黙りを決め込むこういう事なのだろうか。ともかく、テレビ、ラジオ、新聞というあらゆる媒体には、媒体が運べる情報量の上限(バンド幅)がある。緊急事態には情報メディアは優先して正確で信頼できる情報を最大限のスピードと量で流してもらいたい。評論家や学者も相当の職業倫理感を持っているだろう。危機に際して大切な情報のバンド幅を無駄にまたは有害に使ってしまったという反省はないのか。どういう決意でTVカメラの前に立ったのか知りたい所だ。
以下本題。
かみつけ女流歌人 雅:てのひら
歌題=てのひら:
■まぼろしの 猫と遊べり 老い母は この世の外に 出で入るらしき 21 上原 光子
母と姑と自分と女性は三つの位相を体験し、そこに歴史が刻まれる。