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2011年6月25日 (土)

歴史の転換:食料とエネルギーの自立が日本の将来を決める

2011/6/25
昨日の天気は晴れ。記録的な猛暑となった。AMEDAS最高気温(℃) =38.2 (10:55)(六月の観測史上最高)。これから先が思いやられる。用事で外出。ついでに買い物。風呂場の白熱球が切れたので、居間の電球型蛍光ランプを差し替えた。その後釜をLED電球に変更するため電気店へ。LED電球は選定が難しい。電球何W相当かを目安にした。更に電球自体のW数。明るさについては全光束のルーメンがスペックにあるが、これが今まであまりお馴染みがない。辞書を引いてみるとますます分からなくなるように定義していた。通俗的には電球自体の明るさで、地震で言えば地震の大きさ自体を示すマグニチュードという所ではないか。この猛暑で東京電力管内の電気使用量はどうなったのか気になった。

ついついグチが重なる毎日だ。我が家ではタチアオイはたった1本の限界植物。今のところ毎年咲いてくれている。最近背が伸びて赤い花を付けていた。田の水路沿いにはタチアオイが沢山林立している。それが花をつけるとまた夏が来たと思う。草刈をする時にそれを刈らずに残しているから毎年咲くので、その作業をしている人の気持ちが最近ようやく分かってきた。草刈も刈らずに残すのは意外に気も使い時間もかかるのだ。身近な花はそんなグチを一時忘れさせてくれる。

ざっそう句:たちあおい

■たちあおい今年もだまって咲いている

昨日の天気

TAVE= 31.4
TMAX= 37.7
TMIN= 24.5
DIFF= 13.2
WMAX= 7.4
SUNS= 8.3
RAIN= 0

ロケットニュースは、「東京電力の電力使用率が90%超えでヤバイ! 2011年6月24日14時現在93%;url=http://rocketnews24.com/?p=107220(2011年6月24日)」というタイトルで、「2011年6月24日、東京電力の電気予報は「午後の東京電力エリアの電力使用率は、81~88%程度でしょう。特に電力消費が多くなるのは14~15時、16~17時で、電力の使用に注意した方がよいでしょう」と発表しているが、実際には92~93パーセントの電力を使用しており、非常にギリギリの状況となっている。インターネットポータルサイト『Yahoo! JAPAN』のトップページに掲載されている東京電力エリアの推定電力使用率は、14時現在で93パーセントとなっている。猛暑になったことで、冷房を使用している家庭やオフィス、店舗が多いのだろう。」と報じた。

また東京新聞は、「6月なのに39・2度 埼玉・寄居
;url=http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011062402000184.html(2011年6月24日 夕刊)」というタイトルで、「関東地方は二十四日も内陸部を中心に猛烈な暑さとなり、寄居(埼玉)で気温三九・二度、伊勢崎(群馬)で三八・二度と、ともに六月の観測史上最高を記録した。 寄居の過去最高は二〇〇七年八月十五日の三九・五度。伊勢崎も同じ日に三九・八度という記録がある。」、「気象庁によると、一時的に勢力を強めた太平洋高気圧の影響で、関東は南からの暖かい空気に覆われ、強い日差しも気温を押し上げた。熊谷地方気象台は、山を越えた風が熱風となって吹き下ろす「フェーン現象」も重なったとみている。」と報じた。

記録的な暑さだったが東京電力のホームページには昨日の電力消費量は具体的な数値として出ていない。過去のデータは残さないという事なのだろうか。そうすると後からウソはつけない。電力利用者に節電を要請しているのに、利用者が参考にしよとするデータを一日限りでしか出さないと言う誠意無き態度ではないだろうか。本日のピーク時供給電力は4370万KWとGIFデータの中に書いている。これではコピペも出来ない。情報公開に際し利用者にあらゆる不便を要求するのが東電方式なのだろうか。それでは利用者も協力しようとする熱意が霧散してしまう。「本日のピーク時供給電力は4370万KW」が昨日の実績カーブのピーク値に接しているので、昨日の東京電力管内のピーク消費電力は4370万KW程度と推定するのだが、この期に及んで正直に数値データを公表すべきではないか。

歴史の転換:食料とエネルギーの自立が日本の将来を決める

農文協の主張 は、「ここが日本の転換点
脱原発 地域のエネルギー自給で地域を再生する
;url=http://www.ruralnet.or.jp/syutyo/2011/201107.htm(2011年7月号)」というタイトルで、「日本にはそんな地域資源とともに生きる伝統がある。伝統に学び、科学技術の成果を駆使して、地域からエネルギー自給力を高める。地球の自然が長い時間をかけてつくり出した石油という遺産の利用は限界に近づき、安全性だけでなく、未来に生きる人々に大きな負担=「負の遺産」をもたらす原発は見直しが求められている。自然エネルギー、地域からのエネルギー自給は、空間的に今ある資源を活かし、再生産していく方法である。その基礎に農林漁業がある。農林漁業を基礎に、多様な地域産業を興し、仕事、雇用を創造し、地域を再生する。「ここが日本という国の転換点」ではないだろうか。」と論じた。

東京電力のサイトに参考データ集(url=http://www.tepco.co.jp/cc/direct/images/080424b.pdf)という文書があった。平成20月4月 電気事業連合会/東京電力株式会社と名打ってある。まさに東京電力は電気事業連合会の代表でもあったが、今その役は関西に渡っている。その資料は、よくよく見ると、大変参考になる資料であった。主要国のエネルギーの自給率という資料では、図中ではカナダを除きその他主要国が輸入国であったのは驚きであった。日本の自給率は19%で原子力を除くと4%であると述べている。なぜか、原子力の15%を自給率に加えている。ウラン燃料も輸入なのだから不可解なデータではある。原発が自給率を上げているという情報操作なのだろうか。エネルギーの輸入金額(2006年)では、輸入総額68.4兆円の内、エネルギー18.5兆円(27%)、食料品5.8兆円(8%)更にエネルギー部門を細分化して、石油13.3兆円(72%)、ガス3.6兆円(20%)、石炭1.6兆円(9%)と示している。ここでも、ウラン燃料は計上されていないのである。不思議な錬金術だ。

ところで、自然エネルギーのルーツをたどれば、核融合による太陽エネルギーの占める割合が首位を占めるだろ。地球温暖化問題も地球全体のエネルギー収支を厳密に計算しないと議論は進まないだろう。ともかく太陽からの放射エネルギーは色々な物に乗り移って地球を循環する。人間もそのエネルギーの流れに棹さして生きている存在に過ぎない。電力も電子の運動エネルギーが起源だ。近代文明も電子の動く速さとその量の効用に頼っている。ところが、電力以前のエネルギー源はかなりその範囲も量も規模が小さい。ともかく、農業と工業ではエネルギーに対する感覚がかなり違う。工業の場合エネルギーの集中と選択が高度に可能だが、農林漁業はその逆でエネルギーは低いレベルで分散している。従って、エネルギーを安価に取り出すことが難しい。自然エネルギーを使って行く場合はそれなりの価値観の転換が必要になるだろう。

上記参考資料集によれば、エネルギーの輸入が18.5兆円もあり、今後、中国やインド等のとエネルギーの争奪戦になり、エネルギーコストも上昇するから原子力エネルギーを自給すべしという主張を言外に述べているように見える。更に、食料はエネルギーの1/3ほどだからもっと輸入しても良かろうとTPP推進に傾きそうな気配も窺える。ところが、日本の産業も国力も国債も国際的な評価と競争力は下がる一方である。当局はそんなことは怖くて正視できていないのではないか。政治家も官僚も実業家も猫の首に鈴を付けようとしない鼠のような地位に甘んじている。そうなると貿易立国という前提すら危うくなる。上記資料は、インド、中国、カナダ、イギリス、アメリカのエネルギー自給率は60%以上と示している。日本はカロリーベースの食料も産業の血液でもあるエネルギーも輸入が頼りである。そのような状況で更に国力は低下する方向に全てが向かっている。食料はまさに人間を動かすエネルギーそのものだ。ともかく、食料とエネルギーの自立がなければ日本は終戦後と同じ様な最貧国に向かってしまうのではないか。自然エネルギーの利用技術は農林漁業で有望と思うがそこには難しい問題も山積みだ。しかし、自国の資源や立地をとことん活用できなければ、日本はやがて「日干しの国」になってしまうだろう。有限の資源をたたき売るような国はもうすぐに無くなるだろう。日本が売ってくれと頼めば足元を見て高い値段をふっかけられる。東京電力福島原発事故はエネルギーだけでなく、日本の今後を決めて行く原点になるだろう。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:ひぐらしの鳴く

歌題=ひぐらしの鳴く:

■限りある 刻か夜長を 一つ灯に 古文書をよむ 人形を作る 38 小板橋 文子

「一つ灯に」に注目すると、夫は古文書をよみ、自分は人形を作っているという至福の夜長の一時を想像させる

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    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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