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2011年8月26日 (金)

老人の寝言:アップルSteve Jobsの進退には泣かされるが日本の現状には腹が立つ

2011/8/26
昨日は早朝雨以後曇り。昨日は諸用で外出。出かけたついでにXP機の不調を調べるPCパーツを購入した。東日本大震災、福島原発事故から既に5ヶ月以上たち、首相引退時期が迫っている。政治家は自己の出処進退を明らかにしたならそれを守ることがその政治家の信頼性を高める事に通じるのではないかと日頃痛感している。他人事ならいざ知らず、自分が言ったことだ。人の責任には出来ない事だ。それが出来ないようでは政治家として何が出来るのか。

2011/8/25の天気

TAVE= 25.6
TMAX= 27.4
TMIN= 24.5
DIFF= 2.9
WMAX= 2.2
SUNS= 0
RAIN= 6.5

老人の寝言:アップルSteve Jobsの進退には泣かされるが日本の現状には腹が立つ

事態が収束しかけると、重要なニュースがポロリ、ポロリと出てくる。会社の役員の責任とはなにか。
最終的には利益を出し、社会に貢献する事だろうが、そこに到る過程がある。会社を危機的な状況に巻き込む原因の芽を未然につみ取る事。いわば危機管理は見えないところで粛々と継続的に行って初めて意味を持つものだろう。以下のニュースを読むと愕然とするものがある。東電役員は原発事故で失った信用と金額と事故防止に支払うべき金額を比較したことすら無かったのか。損害賠償は国につけまわしすればよいという安易さはないのか。

YOMIURI ONLINEは、「津波試算、副社長に報告…東電取締役会議論せず;url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110825-OYT1T01165.htm?from=main1(2011年8月26日03時05分)」というタイトルで、「東京電力福島第一原子力発電所の事故で、東電が従来の想定を上回る10メートル以上の津波が到来する可能性があると試算した2008年、当時執行役員だった武藤栄・原子力立地本部副本部長(現顧問)に担当者が試算結果を報告していたことが分かった。」と報じた。

世界のトップクラスの優良企業となったアップルSteve-JobsがCEOを辞任するというニュースが流れた。そのニュースソースをたどってみた。

url=http://www.apple.com/sitemap/⇒http://www.apple.com/pr/(Public Relations)⇒url=http://www.apple.com/pr/library/2011/08/24Letter-from-Steve-Jobs.html

Steve-Jobsの手紙は「August 24, 2011  Letter from Steve Jobs
To the Apple Board of Directors and the Apple Community:」と始まっている。アップルの経営者、全従業員へ向けた手紙であるが、「Public Relations」という形で世界に情報発信をしている。

「I have always said if there ever came a day when I could no longer meet my duties and expectations as Apple’s CEO, I would be the first to let you know. Unfortunately, that day has come.」この段はSteve Jobsが自分の進退に関する信条を述べ、ついにその日が来たことを自ら告げるものだ。Steve Jobsの進退にはアップルだけでなく世界の多数の注目が集まっている。病を抱え、経営の最前線に立ち、アップルを世界有数の企業にまで育てたのである。

「I hereby resign as CEO of Apple. I would like to serve, if the Board sees fit, as Chairman of the Board, director and Apple employee.」CEOは辞任するが、取締役会が適切と認めるなら、アップルの取締役会会長、取締、従業員としてアップルに仕えたいと希望を表明している。ここで「Apple employee」と自分を一従業員と同じ位置に置いている事も泣かせる。日本の経営者にこのような発想が可能なのか。

「As far as my successor goes, I strongly recommend that we execute our succession plan and name Tim Cook as CEO of Apple.」この段ではTim Cookを次期アップルCEOに推薦している。これは世界中が注目しているアップルの人事と会社の業績にも関係し、妥当な判断ではなかろうか。もはやアップルはベンチャー企業ではないだろうから。

「I believe Apple’s brightest and most innovative days are ahead of it. And I look forward to watching and contributing to its success in a new role.」ここで「ahead of it」とはCEO役の引継だろう。Steve Jobsはアップルの更なる「brightest and most innovative days」実現のため新しい役で貢献したいと希望表明している。

「I have made some of the best friends of my life at Apple, and I thank you all for the many years of being able to work alongside you.」WIKIPEDIAによると「Steven Paul Jobs、1955年2月24日 - )は、アメリカ合衆国の実業家。」とある。今年で56才である。かつての終身雇用の日本人のような愛社精神をこの最後の段から感じる。

「Steve 」最後の署名。親しみやすい略称が、だてでなく通るところにスティーブ・ジョブズのカリスマ性があるのかもしれない。

以下のWIKIPEDIAの詳細な記事は参考になる。
「スティーブ・ジョブズ;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%96%E3%82%BA;(最終更新 2011年8月25日 (木) 22:15)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「暫定CEOに就任して以来、基本給与として、年1ドルしか受け取っていないことで有名であり[2](実質的には無給与であるが、この1ドルという額は居住地の州法により、社会保障を受けるために給与証明が必要なことによる)、このため「世界で最も給与の安いCEO」とも呼ばれている。2006年に、ピクサーをディズニーが買収したことにより、ディズニーの個人筆頭株主となり、同社の役員に就任しているが、ディズニーからの役員報酬は辞退している。」

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    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
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    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
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    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)