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2011年12月11日 (日)

老人の寝言:COP17の協議難航は何を示すか

2011/12/11
昨日は晴れ。メダカの容器にかなり厚い氷が張っていた。外に出て落ち葉掃きをした。通路に朴の落ち葉が吹き溜まっている。それを毎日踏んでいると何となく侘びしさを感じる。昼頃、氷が溶けると数匹の子メダカが水面に現れてきた。COP17は予定の9日までに合意が出来ず1日延長して最終的な詰めが行われているが楽観できる状況ではなさそうだ。

2011/12/10の天気

TAVE= 4.3
TMAX= 10
TMIN= -0.6
DIFF= 10.6
WMAX= 3.1
SUNS= 8.2
RAIN= 0

最低気温(℃)  -0.8  05:41
最高気温(℃)  10.4  12:19

老人の寝言:COP17の協議難航は何を示すか

地球温暖化に賛成する国はないだろう。現在の国連加盟国総数は193カ国との事だ。世界の人口が70億人。日本の人口は:「【平成23年11月1日現在(概算値)】<総人口> 1億2776万人で,前年同月に比べ減少    ▲30万人   (▲0.23%);url=http://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/201111.pdf」である。これだけの人間が、地球上の食糧や空気、水等の環境資源を無料で使わせていただいている。この地上の国家の台所も、貧乏あり大尽あり。大国や大尽国はCO2の排出量も多い。それは先進国でもある。CO2を減らす責任を誰が持つべきか。総論賛成、各論反対には国際関係の歴史や利害もからむ。地球温暖化もCO2という環境に排出した負の遺産が誰の責任かという歴史的な側面も無視できない。国家の発展段階でも、先進国、開発途上国、後発開発途上国(最貧国)という分類がある。CO2排出に対する責任を一律に課すというのもしっくりしない面がある。そういう点で最大の二枚舌を使っているのが米国だろう。中国、インドも枠組みに入らない内に経済発展をさせようと、国際負担では、開発途上国、貧国を装っている。外国のWEB情報を見ると、米中がCOP17をハイジャックしていると言うような記事も目に付いた。しかし、米国の若者が、自分の国は自分たちの未来の事を考えて欲しいと行動を起こしているという記事もあった。COP17開催国の南アフリカでは、地球温暖化に関する意識も非常に高まっているようだ。しかし、交渉の行方はまだ混沌としている。

産経新聞は、「日本の事実上の離脱に産業界は「歓迎」;url=http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111210/biz11121021150005-n1.htm(2011.12.10 21:14 )」というタイトルで、「京都議定書延長からの日本離脱が確実となったことを受け、「議定書延長に断固反対」を訴えてきた産業界からは歓迎の声が上がっている。一方、先進国が途上国の温室効果ガスの排出量削減を支援した場合、自国の削減量に算入できる「クリーン開発メカニズム(CDM)」の仕組みを活用できるかについては解釈が分かれており、CDMの活用に積極的な大手商社は気をもむ展開になっている。 「(京都議定書の延長を受け入れれば)産業空洞化に拍車がかかり、致命的なことになる」(日本鉄鋼連盟の林田英治会長)と主張してきた産業界。「延長受け入れは生産の大幅な制限を強いられるに等しい。何とか踏みとどまった」。素材メーカーの幹部は胸をなでおろす。 日本が京都議定書延長に賛同すれば、日本よりエネルギー効率が劣る新興国が排出量を気にせず増産するのを指をくわえてみるしかない。警戒感を強めた産業界は、「同じ土俵で競争することが必要だ」(自動車業界)と訴えてきた。今回、日本に削減義務が課される現状は避けられる見通しとなり、「基本姿勢を貫いてくれた」(素材大手)と評価する。 延長反対だけではなく、日本の貢献をアピールするためにも、「省エネ技術の普及で存在感を示すべきだ」との声も多い。「排出削減につながるとともに商機拡大にもなる」(電機大手)と期待をかける。」と報じた。

上記、産経新聞の記事は日本の産業界の気分を述べているようだ。日本も総論賛成、各論反対のスタンスを取っているようだ。日本の報道機関も各社が取材班を派遣しているようだが、その報じる内容に生彩がない。会議の雰囲気と世界各国の動きをリアルタイムで伝えるような記者魂が欲しい。それにしても、COP17開催国議長が何とか会議の成果を出そうと言う涙ぐましい動きをしている姿は会期延長にも見えてくる。調べてみるとマシャバネ議長は名前はヌコアナ=マシャバネで、国際関係・協力大臣(外務大臣)という肩書きを持つ閣僚。url=http://www.za.emb-japan.go.jp/jp/Japan_SA/okada_2010.html(在南アフリカ共和国日本国大使館HP)にその写真があった。何と理知的で端正な容貌に堂々たる風格の漂う女性であった。協議が難航していると言うことは、弱小、貧国が確実に世界を動かす勢力になっている事を現している。残念だが地球の危機を実感しているのがこれらの国で、世界の強国は彼らの危機意識を共有できていないのだ。この流れを読まないと世界の大国も判断を誤るのではないか。10年間不平等のエゴを貫き通せるのか。そうはいかないとCOP17の協議が難航が語っているようだ。

urlの*.zaはどこの国を表すか調べると南アフリカ共和国であった。*.saはサウジアラビアだったか、他国に割り当ててあった。

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  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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