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2012年3月31日 (土)

縮伐カット&トライ/果樹を楽しむ:屋根の上に乗り出したナツメの幹を中間で切る

2012/3/31(土)
昨日は曇り午後から晴れ。穏やかな好天になった。期末処理。苗堀上げ。助っ人がきたのでナツメ(棗)の木の縮伐を手伝って貰う。新聞の集金員が来た。桜はいつ咲くかと立ち話。今、山茱萸の花が咲いていると話したが当人はさっぱりわからない。”庭の山茱萸の実の熟す時~”という歌を思い出すが、ひえつき節は”庭の山椒(さんしゅ)の木 鳴る鈴かけて ヨーオー ホイ 鈴の鳴るときゃ 出ておじゃれヨ”との事。田端義夫の「島育ち」歌詞に「赤い蘇鉄の~実も熟れるころ~」とあるらしい。どうも記憶が混線しているようだ。我が家の山茱萸の原木は台風で倒れて枯れたが、ヒコバエで育った二代目が畑の隅で花を咲かせている。あの、山茱萸の赤い実を見ると乙女の可憐さが思い出されるが、WEB情報では、「庭の山茱萸」は、実は「庭の山椒」という説があるらしい。庭に植えるのが庭木。ひえつき節が恋歌とすれば、トゲもあり、実が地味で、味も似合わない庭の山椒の木に鈴をかけるのも無粋に思える。「庭の山茱萸」なら納得。

2012/3/30(金)の天気

TAVE= 12.4
TMAX= 19.3 最高気温(℃)  20.1  15:17
TMIN= 5.9 最低気温(℃)  5.5  06:02
DIFF= 13.4
WMAX= 3.4 最大瞬間風速(m/s)   6.9(東南東)  14:36
SUNS= 6.3
RAIN= 0


Q

縮伐カット&トライ/果樹を楽しむ:屋根の上に乗り出したナツメの幹を中間で切る

なぜ、ナツメの苗を植えたのかと振り返ると、ナツメソウセキという名前の連想から。高校時代夏目漱石の小説を読んだが全然面白くなかった。ナツメの実物も見たことがなかった。それならばという安易な気持で植えた。アンズも同じような動機で植えた。何か小説に出てきた果樹のようだが、こちらは全く思い出せない。最近、かなり実を付けるが、食べるとパサパサとした甘みのないリンゴのようで、味見程度に食べるだけ。樹勢は直立性で高木になる。台風で屋根側に乗り出したように傾いた。屋根に、実や葉が落ちる。倒れると屋根を壊す。根元から切るのも忍びない。仕方ないので、少しだけ枝を残して、幹の中程で切ることにした。

切る部分が、大きい脚立が届くあたり。下手に切ると屋根に上部の幹が落下する。一人で切るのは困難。ロープで屋根側への転倒を防ぎながら切った。助っ人にはロープ引きを手伝って貰った。幹の上部を斜めと直角に切り、倒す方角を決める。それから幹の下部を周状に切り進める。倒すときは、一、二とロープを軽く引いて、弾みをつけて、三回目に思い切り引いて倒す。一回目は、全く倒れる気配なし。更に少し切り進める。二回目はミッシと音がしたが、又も倒れる気配なし。更に、切り進めて三回目にようやく、ドカッと音がして倒れた。幹が倒れても届かない所から二人で引っ張った。作業に一時間ほどかかった。

このような作業に力学の知識が役立つ。切る部分が支点となる。重心はかなり高い所にある。ロープをかける所は、重心より更に高くしなければ十分力がかからない。ロープを引いて弾みをつけるのはブランコと同じで、運動量を蓄える。最後に、ソーレヨイショと気合いを掛けるのは幹の振動位置に力の位相を合わせるため。こちらは振動論の応用だ。共同作業はかけ声と仕事の同期が不可欠。なんとか無事に縮伐ができた。適度の緊張と、注意、計画も必要だ。一応頭の中でシミュレーションをした。無理、ムラに危険が潜む。安全第一に作業をしたい。助っ人と二人で作業したのも万一の場合を考えたので。枯れるか、実が生るかは今後の楽しみ。

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  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)