環境雑録:植物の個性と人間の個性
2012/4/19(木)
昨日は晴れ時々曇り。町内行事。苗調整・移植。AMEDASによると7時から17時までの各時間帯の日照時間は0.1、0.9、0.3、0.2、0.8、0.1、0.6、0.2、0.7、1、0.4時間である。昔は気象用語で雲量というのがあったように思う。雲量も時間と共に変わる。雲量100%が1時間続けば日照時間はゼロ?薄日が射したときの日照時間?ともかく、雲が厚い空模様だったようだ。庭に植えたチューリップが開花した。これと同時に買った兄弟分の球根は屋外で水栽培。こちらは開花するか不明だが、ストレスにめげず頑張っている。
2012/4/19(木)の天気
TAVE= | 14.6 | |
TMAX= | 18.7 | 最高気温(℃) 19.2 15:02 |
TMIN= | 11.9 | 最低気温(℃) 11.9 06:05 |
DIFF= | 6.8 | |
WMAX= | 5 | 最大瞬間風速(m/s) 8.9(東南東) 15:20 |
SUNS= | 5.3 | |
RAIN= | 0 |
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環境雑録:植物の個性と人間の個性
入社、入学の履歴書や自己紹介では、協調性があるとついつい書いてしまう。なかなか個性があるとは書けない。皆が協調性があるという集団と皆が個性があるという集団を比較するとどんな差があるのだろうか。最近、S.Jobsの伝記本を拾い読みしているが、すこぶる個性的人物だと思う。アメリカでも問題児?または厄介児だったようなのだから、日本ではそれ以上の扱いを受けるのではないか。未来のS.Jobsになりうる人物も日本では若い内に踏みつぶされてしまうのではないか。S.Jobsの人生にも生みの親と育ての親という葛藤があったようだ。DNAという遺伝的要因がその個性の基盤にあるのかも知れないが、後天的な環境要因を克服する中で、人間性も事業も形成されていったように思える。
たまたま、ものぐさ半分で、水栽培の容器を屋外に放置して、チューリップの兄弟分の生育具合の差異が観察できた。庭の地面に植えた球根は立派に育ち、綺麗な花を咲かせた。水栽培だが、時には水が切れて水分不足になり、屋外放置で球根の底部が、氷結したり解氷したりをくり返した球根も何とか生き延びている。こちらは花を咲かせるか定かではない。ここに、順境と逆境の差が見られるのだが、この差異から何を学べるのだろうか。
評価という判断は画一化も場合によっては必要かもしれない。それよりも統一した厳密な基準が必要な場合もある。放射能の基準レベルなどはころころ変えるべきではないだろう。一方、長期的な人物評価などは、後からその評価者の面目丸つぶれになる場合が、無きにしもあらずかもしれない。他人の評価などが及ばないような個性は自ずと作られるものなのか。まちまちの生育状態のチューリップ各球根はどのように評価されるのか。その経歴が分かるとまた評価も変わるように思う。