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2012年12月13日 (木)

ツルよ 飛んでおくれ(老人の寝言 目に留まった風景):ああ幻の高崎駅

2012年12月13日木曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) 0.2 07:14 。寒気が少しゆるんだ。ざっそう句:木で騒ぐ カラスと見れば 黒マルチ。落ち葉掃き。朴の葉は散り終えたかと見上げるともう白い蕾が膨らみ始めていた。自然の弛まぬ営みを感じる。

そこへ、かみさんが北朝鮮がミサイルを発射したというニュースを伝えに来た。発射台から取り外して、修理するので遅れるだろうという観測があったので、完全に裏をかかれたような格好だ。ロケットに軍用と民生用に区別はない。用途によりミサイルや衛星に区別されるだけだ。NHKは事実上のミサイルと報じた。国は迎撃体制をとった。北朝鮮の挑発に乗せられたような印象だ。

科学技術は軍用にも民生用にも使える二面性を持つ。米国は臨界前核実験を行ったとの事だ。核保有で少しでも優位に立とうとしているのでその姿勢は北朝鮮と変わる所はない。他国に劣らない軍隊・軍備を持った方が有利だと兵器も核も拡散する傾向を持つ。拡散により既得国の優位性は減少し、新規獲得国の優位性は増大する。結果として拡散均衡という危険な状態が広がる心配がある。今回の北朝鮮のロケットも核弾頭を積めば立派な核ミサイルになり日本はその射程範囲に入ってしまう。兵器にはスマートさが不要なことが最大の不気味さだ。

冷戦時代は、ソ連も中国も軍備・軍隊に国家予算の何割も投入し、国家経済は破綻し、国民には不満が拡大した。北朝鮮もその路線に追従しているように見えるが、隣国の歴史から学ぶ事が出来るのか。日本も敗戦、原子爆弾被害と有史以来の貴重な体験をした。子供達は日本はイヤ、外国がイイと言うが、外国には徴兵制があると言うと、日本でもイイヤとなる。WIKIPEDIA「徴兵制度(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B4%E5%85%B5%E5%88%B6%E5%BA%A6#.E5.BE.B4.E5.85.B5.E5.88.B6.E6.96.BD.E8.A1.8C.E5.9B.BD.E3.83.BB.E9.9D.9E.E6.96.BD.E8.A1.8C.E5.9B.BD)」。

2012年12月12日の天気(AMEDAS)

TAVE= 4.4
TMAX= 10.1 最高気温(℃) 10.4 13:51
TMIN= 0.3 最低気温(℃) 0.2 07:14
DIFF= 9.8
WMAX= 4.9 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 9.5(北北西) 15:26
SUNS= 9
RAIN= 0

Q
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ツルよ 飛んでおくれ(老人の寝言 目に留まった風景):ああ幻の高崎駅

先日、老人モードで外出した。高崎駅が乗換駅。田舎老人なので高崎も東京のような気分。高崎駅には、群馬の玄関としての顔を期待していた。西口で下車して、待ち時間で駅周辺を散策。時間が早いので、何かゆったりした感じもした。駅の玄関を写真に収めようとしたが、ウザッタイ宣伝垂れ幕がジャマして、男女青年のモニュメントと駅舎を配置した写真になるアングルがなかなか見つからない。駅前広場にはなにやらタカボン?とかのトピアリーもあったがくたびれかけて見えた。初めて駅前に立ったら、カメラを向けたくなる対象がいくつかあっても良いのではないか。その対象の主要な物には、広告が入らないような配慮が欲しい。旅の印象はその過程で盛り上がってゆくのでないか。駅の玄関は駅の顔、その都市の顔でもある。自分の顔に自分のイメージを損なうような広告掲載を許すのをなかなか理解できない。駅舎広告は、控えた方が長期的には駅のイメージを形成するのに良いように思える。広告を売るより、真剣に切符を売った方が長持ちするのではないか。

老人モードではバスが何よりの頼り。バス停につながる歩道橋が機能的に見えるが、なにやら過去の遺物のようにも見える。そこのけそこのけ車が通るがいままでの経済合理主義の原理のようだ。歩道橋はお情けで造られているだけで、歩道橋が歩行者から歓迎されて設置が十分成功している例は少ないのではないか。車が何の抵抗も感じずに通過でき、駅の近くまで乗り込めるのに、バス利用の歩行者は、駅から遠いバス停から歩き、更に歩道橋の昇降も必要であり、体への負担が大きいのが実状だ。今後は駅周辺は歩行者中心原理に見直す必要がありそうだ。

公共交通機関を使おうとお役人は安直に言うが、駅まで来るのと、駅から目的地に行くまでが交通弱者には大変だ。金もない、体力もない、情報力もない云々と無い無い尽くしが現実だ。駅からやや離れた所に有料駐輪場があった。なにやら道路下にも青空駐輪場らしい物もあり、かなりの台数が駐輪していた。その利用者は学生が多そうだ。こういう現実は見て見ぬふりをしているのが無難なのか。老爺心からは学生には駐輪代を浮かせて、本一冊でも読んでもらい所だ。駐輪は課題が多いが、都市問題として真剣に取り組む価値があるだろう。ぐるりと周辺を回ってもう一度駅の階段を上った。そこで、ホームレスらしい老女がなにやらレジ袋らしいものを拾い上げていた。ああ高崎駅。
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    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)