« 2013年1月27日 | メイン | 2013年1月29日 »

2013年1月28日

2013年1月28日 (月)

日々農天気:切るに切れないセンダンの大木

2013年1月28日月曜日

昨日は晴れ。最高気温(℃) 7.4 14:20 。やや強い風が吹いた。ざっそう句:センダンの 太枝切れば 見える過去。息子が幼少時に、どこからか見付けてきた小さな苗が大木になっている。大きくなりすぎないよう太枝切りをしている。寒風にさらされながらの仕事。他に、ミカン、夏みかんの収穫。夏みかんの皮を煮て砂糖まぶしにした加工品をもらった。夏みかんの材料は我が家の物。WEBで調べると「夏みかんピール」と言うらしい。苦味のある大人の味で実にうまい。手間と時間がかかるようだ。感謝。

2013年1月27日の天気(AMEDAS)

TAVE= 2.4
TMAX= 6.8 最高気温(℃) 7.4 14:20 
TMIN= -1.1 最低気温(℃) -1.2 07:08 
DIFF= 7.9
WMAX= 5.8 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 12.1(北北西) 13:36 
SUNS= 9.9
RAIN= 0

Q
Q

日々農天気:切るに切れないセンダンの大木

植木には、それぞいれ何らかの記憶が残っており、簡単に切りがたい。我が家のセンダンもその例であろう。鉛筆一本程度の太さの雑木苗が、一抱えほどの太さになっている。

以下に関連記事を書いた。「センダン:いとしきもの(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/05/post-5262.html。(2010/5/9))」。「初めての植物育て(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2008/11/post-8218.html)。(2008/11/4)」樗(おうち)とも言うらしい。母が高山樗牛の滝口入道という本の話をしていたのを思い出す。

樗牛とはセンダン=双葉より芳しという関係で繋がっているのか。WEB辞書によると「1.木の名。にがき科の落葉高木。皮はあらく、材は柔らかくて白く、用途はない。葉に臭気がある。にわうるし。臭椿(しゅうちん)ともいう。昔、日本では、みつばうつぎ科のごんずいにこの字を当てた。
2.転じて、役にたたないもの。無用の長物。
3.<国訓>おうち。暖地に生ずる落葉高木。せんだん。平安時代、獄門に植えて罪人の首をさらした。 」とある。

「高山樗牛。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B1%B1%E6%A8%97%E7%89%9B。(最終更新 2012年10月17日 (水) 12:32 )」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「高山 樗牛(たかやま ちょぎゅう、 1871年2月28日(明治4年1月10日) - 1902年(明治35年)12月24日)は明治時代の日本の文芸評論家、思想家。東京大学講師。文学博士。明治30年代の言論を先導した。本名は林次郎。」とある。

「センダン双葉より芳し」という言葉から、秀才の譬えと思ったが、高山樗牛の「樗牛」からは「無用の長物」X「牛(鈍重)」と名前としては謙遜の二乗にもとれる。ところがWIKIPEDIAを見ると明治期の秀才で、余りの秀才故に疎まれたように感じる。WIKIPEDIAへのリンク⇒青空文庫や滝口入道とリンクを3つ辿ると「滝口入道」という作品まで行ける。便利な時代になったものだ。追記:WIKIPEDIAによると「樗牛の号は「荘子」に因むもので高校時代から用いていたといい、同人誌や山形日報などに評論、紀行などを発表。」との事。凡人の推測を超えている。

今回切った枝の一部に実が付いていた。花が咲いたらしいがそれを見ていない。植えた本人は、切って良いと気安く言っているが、大木になると切るのも一苦労である。太枝を切るだけで大変だった。脚立を使い、小さい枝から切り太い枝を最後に切った。危険なので、倒す時は木に近づかずロープを引っ張って倒した。落下予想地点から離れた点に落下したのでロープにして良かった。以前、樹勢を弱めようと幹に直角に鋸で切ったが、その切り口は膨らんだ口のようになっていた。大きな効果は無かった。センダンの材質は柔らかく切りやすかったが、切った枝葉の重量感はあった。

のびのびと伸ばして、紫色の花をそれとなく観賞したい気持ちにもなる。成長が早く、日陰を作るには適した樹木だろう。我が家でも、それが残っているもう一つの理由だ。
Sendan_edakiri_130127_3pix

検索サイト

NANDA?⇒物臭検索

  • ラベル(タイトル):最初は何も分からない
    なんだこりゃ?作成当時の記憶

エネルギー関係

ウェブページ

更新ブログ

PHOTO2(写真集)

  • Iob_fujijyuukouentotu
    たまたま出会ったもの2

PHOTO4(写真集)

  • Iob_minitomatodaruma
    果樹・野菜・花等

PHOTO5(写真集)

  • Iob_senteihasami_funsitu_sabi
    現在使われなくなった機器、農具、ガラクタ等。

PHOTO6(樹木等)

  • Iob_sendan_kiru_2013
    樹木の縮伐カット&トライetc

PHOTO7(写真集)

  • Iob_kaiko_ga_gazou
    BLOG関連写真2
フォトアルバム

MIKAN KUN

  • 赤城連山MAP
  • Fight_Fukushima
  • ISESAKI_PIGEON
  • MIKANKUN

Copyrighit

  • © Copyright 2006-2024  af06.kazelog.jp  All rights reserved.

健康関係:リンク&検索等

Favorites2

Favorites

Favorites3

Favorites4

やさしい科学・SCIENCE

  • 日経サイエンスのウェブページ
    「日経サイエンス」とは:「日経サイエンス誌は,1845年に創刊された長い歴史と伝統を持つ米国の科学雑誌「SCIENTIFIC AMERICAN」の日本版で,世界の最先端の科学技術動向を日本の読者に届けています。」
  • SCIENCE IS FUN in the Lab of Shakhashiri
    University of Wisconsin-Madison Chemistry Professor Bassam Z. Shakhashiri のサイト

みかん栽培関係情報

ISESAKI  有情2

ISESAKI  有情1

嗚呼 伊勢崎 非情

BOOKS

  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

外国の博物館・美術館 外国語・国際関係(リンク)

TOOLS

地域産業・機関

地域興し関連情報

MEMO_TL_TEST

  • TOP PAGEの 「アクセスランキング(2015/6/8より表示再開)」へ飛ぶためのラベル
  • TEST END
    TEST_H23/10

アクセスランキング

リンク:ページ先頭へ飛ぶ

写真集へのリンク

MEMO 海外の博物館・美術館

  • https://www.artic.edu/collection?place_ids=Japan&page=6
  • 項目のタイトル2
    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
  • TYPE LIST事始め
    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)