老人の寝言:前橋市市議会議員選挙が語るもの
2013年2月20日水曜日
昨日は曇り。最高気温(℃) 6.8 00:04 。最低気温(℃) -0.4 23:59 。ざっそう句:膝の猫 知らぬ顔して 逃げて行く。昨日は寒い日だった。宅内閑居。日曜日に行われた前橋市議会議員選挙に興味があったので前橋市のホームページを覗いた。
2013年2月19日の天気(AMEDAS)
TAVE= | 3.3 | |
TMAX= | 6.1 | 最高気温(℃) 6.8 00:04 |
TMIN= | -0.3 | 最低気温(℃) -0.4 23:59 |
DIFF= | 6.4 | |
WMAX= | 9.1 | 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 17.3(西北西) 08:32 |
SUNS= | 0 | |
RAIN= | 0 |
Q
Q
老人の寝言:前橋市市議会議員選挙が語るもの
一昨年、何度か前橋に通った。市街地を歩いてみて、何となくうらぶれている印象を受けた。WIKIPEDIA「前橋市。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E6%A9%8B%E5%B8%82」。前橋市はどうすれば活性化するのか気になっていた。当然、前橋市民が一番気にしている事だろう。そのような意識は選挙にどのように反映されているのか。
老人の寝言:県庁所在地前橋市はどこに向かう(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2012/02/post-d0ab.html)(2012/2/20(月))」「ツルよ 飛んでおくれ(老人の寝言):県都前橋はどんな夢を見るのか(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2013/02/post-8b18.html)(2013年2月6日水曜日)」
毎日新聞は、「選挙:前橋市議選 新議員38人決まる 投票率45.54%で過去最低 /群馬
。http://mainichi.jp/area/gunma/news/20130218ddlk10010102000c.html。(2013年02月18日 地方版))」というタイトルで、「任期満了に伴う前橋市議選(定数38)は17日投開票され、新議員が決まった。山本龍市長が就任してから初めての市議選となったが、投票率は45・54%で前回(55・22%)を下回り過去最低を更新。立候補者が40人にとどまったことに加え、山本市政に対する明確な争点もなかったことで、市民の関心が集まらなかったとみられる。」と報じた。
新聞は、定数38に対して、立候補者が40人という事態を少数激戦と唱えていたが、むしろ有権者の中に市議選に打って出ようとする意義を感じる者が少なかったかのような印象を受けた。落選立候補者も、万一の場合繰り上げ当選の可能性もある事を考えると、選挙自体の活力が萎えているのではないか。要するに市議会議員選挙自体が白けムードの中で沈滞してしまっていたかのような数字だ。あわや市議選挙も無投票になる寸前だったのかもしれない。そのような白けムードの結果、投票率も前回よりほぼ10%程下がったとさえ思われるのだ。
それでは、投票率の地区別分布はどうなっているのか気になった。市の選管が公表した投票の確定結果を見ると、意外にも、旧市内の投票率が低く、新しく合併した地区の投票率が高いようだ。前橋市の投票所毎の投票率のPDFデータをエクセルに取り込み並べ替えると順位が見やすくなったが、具体的な投票所の場所を確認するのも大変なので深入りは止めた。また、選挙という微妙な問題で投票率のランキングを公表するのも気が引ける。
そこで、投票所の番号の付け方を眺めていたら、旧市内が小さい番号、合併された町村は大きい番号が付与されているようだった。この投票所番号と投票率の相関を示す散布図を作成してみた。意外な結果なのだが、旧市内の投票率は低めで、合併された町村の投票率は高めの傾向があるようだ。もとより、投票所番号がランダムなら相関はないだろうが、現在の番号付けには歴史的経緯が反映されている可能性があるかもしれない。結果の原因分析、理由付けは山ほどあるだろう。ただ、隣の市の住民の一人としては旧市内にもっと頑張って貰いたいところだ。
近似曲線は6次多項式。
ページ先頭へ飛ぶ