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2013年3月 3日 (日)

文化と文明雑感(ハトよ 鳴いておくれ):明治時代の国際人矢島保治郎の果たせぬ夢とは何か

2013年3月3日日曜日
昨日は晴れ。最高気温(℃) 9.7 13:33 。最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 20.3(北西) 15:00 。ざっそう句:若者よ 郷土の偉人に 夢貰え。イベント外出。帰路種ジャガイモ等を購入。昨日は赤堀歴史民族資料館周辺施設で色々な行事が行われた。午前中は、企画展の「探検家・矢島保治郎展 中国 チベットに足跡をたどる」を中心に見学。午後は「絆 郷土と矢島保治郎を繋ぐ 中国~チベット紀行」という写真家小松健一氏の講演を聴いた。

MEMO:ATOK不調=MSIMEに乗っ取られた? ATOKの文字パレットが出なくなった。ATOKを再インストールしても、表示させるプログラムを使ってもパレットは出ない。3/1はOKだったので、システムの復元を行ったら、元に戻った。

2013年3月2日の天気(AMEDAS)

TAVE= 6.0
TMAX= 9.4 最高気温(℃) 9.7 13:33 
TMIN= 2.4 最低気温(℃) 2.1 22:43 
DIFF= 7
WMAX= 11.6 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 20.3(北西) 15:00 
SUNS= 10
RAIN= 0.5




文化と文明雑感(ハトよ 鳴いておくれ):明治時代の国際人矢島保治郎の果たせぬ夢とは何か

小松氏は、講演の冒頭、自分と群馬県のかかわりについて語った。生まれは岡山。母が群馬生まれという事で、幼少時は群馬県で育った。自分には群馬県人の血が流れているとの意識が、矢島保治郎と小松氏を結びつけているようでもあった。

矢島保治郎がチベット行きを企画したとき、何人も同行すると手を挙げたが、結局チベットに旅立ったのは矢島保治郎ただ一人だったとの事だ。言い出しっぺの義理をかたくなに守ったという見方も出来る。しかし、事はそれほど単純でもなさそうだ。やはり、その時代の流れをいかに捉え、いかに行動したかが歴史として興味があるところではないかと思う。

「矢島保治郎。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A2%E5%B3%B6%E4%BF%9D%E6%B2%BB%E9%83%8E。(最終更新 2012年5月31日 (木) 10:30 )」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「こうして、1911年(明治44年)3月4日、矢島はラサに到着し、河口慧海、成田安輝、寺本婉雅に次ぐ、チベットに入国した4人目の日本人となった。なお、それまでにチベット入りした3人はいずれもインドからのルートで入国しており、四川省から入った人間としては矢島が日本初ということになる。

ラサには1カ月ほど滞在したが、日本人密入国者であることが発覚しそうになってきたため、チベットを南下してシッキム王国(現在のインド・シッキム州)を経由し、インドへと抜けた。そしてカルカッタから船員として貨物船に乗り込み、1912年(明治45年)3月、日本に一旦帰国する。 帰国した矢島は力行会を訪ね、再度チベットに赴くための資金援助を希望する。とはいえ力行会は会の存続自体が危ういほど資金に窮しており、ここでその資金を引き受けたのは川島浪速であった。川島は満州・モンゴルの独立運動を行なっていた人物であるが、チベットも最終的には独立させたいと考えており、その計画の一環として矢島へチベットの情報収集を依頼する。こうして、川島から資金の提供と情報収集の命を受けた矢島は、日本滞在わずか2日で再び船に乗りインドへ向かった。」とある。

矢島保治郎の一回目のチベット訪問は、「探検家・矢島保治郎」と言うのにふさわしかったろうが、二回目のチベット訪問以後は、矢島保治郎の旅の目的は一回目と異なるように思われる。20世紀に入り、科学技術は進んでいる。世界も変動しつつある。当時、一般人の出世コースとしては、軍人になることがあったようだ。WIKIPEDIAによれば、矢島保治郎は軍人をやめてから、チベット訪問に取り組んだ。ここに、矢島保治郎の世界観の変化があったのではないか。そうして、二回目のチベット訪問も、最初の意図とは異なった方向に進んだのではないか。余りにも、資料が少ないので、すべて想像の領域ではあるが、二回目のチベット訪問で「探検家・矢島保治郎」は、「国際人矢島保治郎」に成長したのではないかというのが自分の想像であり、夢でもある。

WIKIPEDIAによると、「しかし、その後イギリスのインド政庁がダライ・ラマに矢島の追放を要請。ダライ・ラマは形の上ではこれを拒否したものの、チベットが親英路線にある現状として、これを完全に無視することはできない話であった。矢島としてもその辺りの事情はよく判っており、1918年(大正7年)10月、妻子を連れてラサを発ち、インドを経由して日本へ帰国した。」とある。チベットにも、世界の変動が及んでいたのが分かる。その状況は現代でも変わっていない。このような、大きな世界変動は、世界に出てみないと分からない。小松氏は、チベットからインドに出て、日本人が最初にチベットに入ったルートを辿ろうと申請したが、許されなかったとの事だ。今も、チベットは揺れているのだ。矢島保治郎がどんな夢を描いて帰国したのか知りたい。

小松氏は、多様性、今日風には多文化共生と間の取り方の重要性に触れて、講演会を締めくくった。間の取り方とは理解しにくかったが、自分と他人、自国文化と他国文化と言うように、「自」と「他」のバランスと理解した。そうして、矢島保治郎の事を現代の若者に伝えたいと語った。どうも、日本の若者は内向き思考になっているのも事実のようだ。

3月16、17日には企画展の会場である、赤堀歴史民族資料館で、ギャラリートークも実施するとの事だ。関心のある人は是非参加してみてはいかがかと思う。特に、若い人には矢島保治郎の果たせぬ夢をもう一度、自分の夢として描きなおしてみるのも良いのではないか。
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    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)