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2013年4月25日 (木)

愛しき雑草:スズメノエンドウの根っこには根粒があった!

2013年4月25日木曜日
昨日は曇り時々雨。雨量は期待ほどではない。最低気温(℃) 9.9 04:03。最高気温(℃) 14.4 17:31。ざっそう句:耳元で 春眠破る ハトカラス。前日の疲労でぐっすり眠り、野鳥の声で目を覚ます。雨なのでゆっくり新聞に目を通す。コンビニプリント。昼前から用事外出。読書。明治から大正頃の手紙を解読。手書きの崩し文字で読めない部分が多い。雨で寒い。クシャミ・鼻水。花粉症の症状か。

2013年4月24日の天気(AMEDAS)

TAVE= 12.4
TMAX= 14.3 最高気温(℃) 14.4 17:31
TMIN= 10.1 最低気温(℃) 9.9 04:03
DIFF= 4.2
WMAX= 4 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.8(西) 24:00
SUNS= 0.2
RAIN= 2

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愛しき雑草:スズメノエンドウの根っこには根粒があった!

雑草の名前は覚えようとしてもなかなか覚えられない。「雑草という名前の草は無い」という言葉は昭和天皇のお言葉だそうだ。下記のWIKIPEDIAにその記事がある。「愛しき雑草」も本音の部分にはニックキ雑草があり、雑草に負けては百姓も成り立たない。

WIKIPEDIA「雑草。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%91%E8%8D%89)」

春爛漫、農作業シーズンになると我が菜園も雑草の海となる。今年は、ダイコンや赤蕪、山東菜の花が咲くまで育っているので雑草を抑圧している。それら野菜の種子が落ちると今度はそれが雑草扱いとなる。

子供の頃、草笛を鳴らしたのが、カラスノエンドウの莢だったと思う。下記WIKIPEDIAにもその記事がある。それを何と呼んでいたろうか。シビビービービーとか言った覚えはある。スズメノテポウも草笛に使ったと思う。問題は、雑草の名前に付く「スズメ」や「カラス」。命名者の特権で付けたのだろうが、命名者にその本音を聞いてみたいところだ。

WIKIPEDIA「ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A6)」

WIKIPEDIA「スズメノテッポウ。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A1%E3%83%8E%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%9D%E3%82%A6)」

WIKIPEDIA「スズメノエンドウ。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A1%E3%83%8E%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A6)」

カラスノエンドウやスズメノテッポウは昔の子供には草笛という用途があった。スズメノエンドウはカラスノエンドウより小ぶりで、本当に名も無き雑草に近い印象がある。畑では、ナズナ、ホトケノザ等と一緒に生えている。何種類かの雑草が集まっているとそれなりの集合効果が出てくるようだ。簡単に手でむしりにくくなる。

たまたま、スズメノエンドウの根を堀上げてみると、根に小さなツブツブが付いている。こりゃ根粒ではないかと思った。WIKIPEDIAによると、「スズメノエンドウ(雀野豌豆、Vicia hirsuta[2])は、マメ科ソラマメ属のつる性の越年草。」とある。

WIKIPEDIA「マメ科。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%A1%E7%A7%91)」によると、「生態 [編集]一部のマメ科植物は根に根粒もしくは茎に茎粒を持ち、根粒菌という細菌が共生している。根粒菌は植物からリンゴ酸などの効率のいい栄養分をもらって生活の場を提供して貰う代わりに、大気中の窒素を植物にとって使いやすい硝酸塩に転換(窒素固定)する。窒素は植物にとって必須元素であり、肥料として取り入れる成分の一つであるが、豊富に存在する気体窒素は自然界では一部の細菌と雷などでしか使用可能形態に転換できない。特に根粒ではその能力が高いため、それを持つ植物は自ら肥料を作ることのできることになり、そのような植物はやせている土地でもよく育つものが多い。」とある。

スズメの意味には、小さく価値も少ないという意味もありそうだが、スズメノエンドウは確かに小ぶりで、根も小さいし、根粒も小さい。それでも空中窒素の固定に役立っているのではないかと思った。スズメノエンドウの近くに生えるナズナ、ホトケノザにも、根粒菌のおこぼれを与えているのかも知れない。スズメの涙程度かもしれないが。
Bopix_suzumenoendou_nekko_3pix
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    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
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