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2014年4月 6日 (日)

日々農天気:果樹を楽しむ:接木に挑戦:古い甘柿に渋柿(蜂谷柿)を高接ぎする

2014年4月6日(日)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 14.8 13:01。最低気温(℃) 4.7 05:53。ざっそう句:竹切りの 三回目には 指も切る。応援団も含め総勢6名で竹切り。おかげで、一人で作業すれば最低一週間はかかる作業量をこなせた。仕事は竹切りと竹の枝払いの分業体制。自分は後者を担当。終了近くになり大腿部に痙攣が起きた。積み上がった枝の上で作業したので普段使わない筋肉を酷使したのが原因のようだ。手に持った鉈の刃先は体から離れるように使うのが怪我防止の基本だ。腕も酷使しているのでいつしか、コンコンと内側に向けて枝打ちをしていた。その刃先が左手指に向かって遊びに出かけてしまった。その瞬間は思い出せない。痛て~という感覚で起きた事態を認識。無意識で作業をしていて、気づくとやったという意識が起こる。意識と無意識の間で、怪我の予感というのを感じていたようだ。滑り止めと安全対策でゴム手袋を着用していたがそのゴム手袋が綺麗に裂けて刃先が指に達した。軟らかな物の上ではゴムは切れにくいが指の骨がまな板の役割をしたようで、ゴムが切れて刃先が指の皮まで進入。おかげで終業直前で作業から離脱。疲れたからと休憩後に鉈を研いだので切れ味も良くなっていたようだ。一昨日「失敗学のすすめ」について記事を書いた。痛い思いをすると体で反省し体で覚える。革手袋なら助かったろうか。革手袋は倒伏したパイプハウスの下。大雪の被害が意外なところまで及んでいる。

2014年4月5日の天気(AMEDAS)

TAVE= 9.2 NO DATA
TMAX= 14.7 最高気温(℃) 14.8 13:01
TMIN= 5 最低気温(℃) 4.7 05:53
DIFF= 9.7
WMAX= 6.4 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 12.7(北) 11:50
SUNS= 10.5 NO DATA
RAIN= 0 NO DATA

Q
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日々農天気:果樹を楽しむ:接木に挑戦:古い甘柿に渋柿(蜂谷柿)を高接ぎする

昨年、品質の悪い品種不明の渋柿に蜂谷柿を高接ぎした。これで、蜂谷柿の穂木が十分確保できた。その柿の木の近くに、ほとんど食べない甘柿の古木がある。これに、蜂谷柿を高接ぎして、渋柿を収穫することを考えている。

柿の木の様子を見ると、すでに芽が膨らみ始めている。遅くなりすぎると、葉が出てしまい、接ぎ木に不適な状況となる。そこで、接ぎ木シーズン活用として、柿の接ぎ木を優先した。接ぎ木用具が、倒伏したパイプハウスの下にあるので、当面使える資材と道具で接ぎ木にチャレンジ。

Iob_hachiya_tugiki_140428_s IOB_HACHIYA_TUGIKI_140428_LL.jpgをダウンロード

先ず、台木側の下準備。鉈と金槌で、樹皮を剥がす。次に、昨年の接ぎ木株から、成長した枝を穂木にするため、一本切り取る。風圧を受けて接ぎ木部分で辛うじてつながっている枝を選んだ。枯れずに残っている。昔懐かしい、肥後守ナイフで穂木を加工。穂木と台木が太いので、大工仕事のように、台木と穂木を釘を打ってつないだ。これでうまく行けば、大工仕事並で接ぎ木が出来る事になる。

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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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  • 項目のタイトル2
    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
  • TYPE LIST事始め
    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)