ツルよ 飛んでおくれ:高山彦九郎って俺しらね~?:高山彦九郎記念館訪問(1)
2014年8月19日(月火)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 34.4 14:35。最低気温(℃) 24.1 05:17。ざっそう句:行水や 暫し子供の 夢心地。二回目に蒔いたトウモロコシ、スイカ二個とオクラを収穫。スイカはキュウリに化けた。長靴に長袖シャツで作業をして汗びっしょり。トウモロコシは二回の収穫で終わり。播種から収穫まで約二ヶ月半だ。ついでに老人モードで外出。田圃の様子を見る。稲の穂が出始めた。鳥脅しのドンという音がする。一段落してゆっくり行水。シャワーのように大量の水を使わずエコだがリッチな気分。昔、太陽熱温水器を使っていた。自家水道が普及した頃だ。自家水道以前は井戸ポンプを使った。井戸ポンプ以前はつるべ式の井戸だった。井戸にスイカを浮かべて冷やした。汗を流すのに汲みたての井戸水では冷たすぎる。昔は井戸水をタライに汲み置きして日中の太陽で暖めて行水したのだろう。行水の 女にほれる 烏かな 高浜虚子。想像だがこの句は薄暗くなった庭先の情景のように感じる。烏に作者や読者を投影している憎さがある。爺の行水では色気がない。行水の 狐にほれる 狸かな。昔話では女に化ける狐はいるが女に化ける狸の話を聞いた事がない。コオロギの鳴き声を聞き、馬鹿な空想をしつつ、団扇で夕涼みでもしよう。
2014年8月18日の天気(AMEDAS)
TAVE= | 27.5 | NO DATA |
TMAX= | 33.7 | 最高気温(℃) 34.4 14:35 |
TMIN= | 24.3 | 最低気温(℃) 24.1 05:17 |
DIFF= | 9.4 | |
WMAX= | 3.8 | 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.6(南東) 14:35 |
SUNS= | 7.3 | NO DATA |
RAIN= | 0 |
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ツルよ 飛んでおくれ:高山彦九郎って俺しらね~?:高山彦九郎記念館訪問(1)
故人となった知人は、俺は高山彦九郎は好きじゃねえと言っていたのを思い出す。高山彦九郎の家族や彼の行動を知った上での態度であったようだ。振り返ると、戦前は持て囃されたが、戦後はその反動で無視されているという見方もある。
確かに、時流に乗って、勝ち組に付きたくなるのが人情だ。ともかく、物事は平板で無く、見方によれば球のように立体であると考えるのが無難であろう。価値観も色々ある。プラスの評価はマイナスがあって引き立つ物だ。マイナスは座標軸を変換すれば見かけ上隠す事も出来る。ともかく±の評価は絶対評価ではなく相対評価なのだ。
サイト内でキーワード「正負の法則」を検索(https://www.google.com/?hl=ja#hl=ja&q=%E6%AD%A3%E8%B2%A0%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87%E3%80%80site:http:%2F%2Faf06.kazelog.jp%2Fitoshikimono%2F)。
当BLOGに登場する、川端宇兵衛翁、高山彦九郎、楫取素彦等の人物は学校で教えられた記憶は無い。それだからこそ、その人物を調べて、新しい事を発見する面白さがあるのではないか。
高山彦九郎記念館を訪問したのは二回目である。心酔しているわけでもなく、たまたま近くまで出かけたついでであった。館員と雑談して、高山彦九郎程多く旅をするには相当の資金がいるんじゃないですか云々と聞きたくなった。昔も今も、金はあるところにあるようだ。
高山彦九郎記念館でもらった研究会報によると、江戸時代は安全に旅が出来るシステムがすでに出来ていたようだ。ボランティアでお金では無くお互いに求める物を交換して旅ができたようだ。江戸時代風ヒッチハイクかもしれない。
館内は撮影禁止なので、高山彦九郎宅跡に新しく立てられた説明板を撮影した。