環境雑録:田舎老人徒然草:セイタカアワダチソウ
2014年10月24日(金)
昨日は雨後曇り。最高気温(℃) 14.8 12:51。最低気温(℃) 11.7 07:41。寒くなった。ざっそう句:鳴き散らし 敵を追い出す ヒヨの群。宅内閑居。資料整理。老人モードで外出。夕方来客。しばらく前、浄化槽の点検員が来た。新しい人だった。側溝へ流す水路のマスの場所を聞かれた。今まで、聞かれた事がない。分からないので、前任者に聞いて欲しいと言うと、前任者は退職したとの事。検査結果の説明があり、ある数値が高いとの事。塩素剤の消耗が大きいとも。その数値が高くなると汲み取りが必要になるとの事。汲み取りは2~3ヶ月前にしたばかり。浄化槽は、バクテリアを使った有機物分解・分別装置で、生の便を無害化して側溝に流す。今思えば、マスの蓋を開けて処理が正常かチェックする積もりだったらしい。聞くところによると、頻繁に便器の水を流すと便は沈殿・分解せずに生のまま水流に混ざって流出してしまうとの事だった。トイレを使う時は、見かけの清潔を優先して気前よく水を流してしまう。朝はトイレラッシュで連続で流し、30分以上間隔をあけるのも困難の時がある。こんな状況では、浄化槽を点検しても意味がない。以前はどうだったか、控えデータを調べて貰ったら塩素剤が多い例がみつかった。浄化槽管理者は資格が必要だ。今回の点検員は職務に忠実だったのだろう。データを良く見ていたようだ。一層のこと、トイレの水の流し方を書いたステッカーを作って欲しいと頼んだ。下水道を整備・維持するには膨大な費用・負担がかかる。浄化槽も維持管理に費用が掛かるがトータルコストは下水道より安いのだろう。当面、浄化槽の使用が続く地域は大きく減らないだろう。浄化槽の効果を上げるのに節水が有効だったとは初耳だ。関係当局も浄化槽の性能が十分発揮できるような啓発が必要ではないか。
2014年10月23日の天気(AMEDAS)
TAVE= | 13.0 | NO DATA |
TMAX= | 14.3 | 最高気温(℃) 14.8 12:51 |
TMIN= | 11.8 | 最低気温(℃) 11.7 07:41 |
DIFF= | 2.5 | |
WMAX= | 2 | 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 4.8(南南西) 02:54 |
SUNS= | 0 | NO DATA |
RAIN= | 8 |
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環境雑録:田舎老人徒然草:セイタカアワダチソウ
先日、路傍のセイタカアワダチソウを見た。とりあえず、デジカメに納めたが、色彩が思うように出ていなかった。最近のデジカメは、オートでもそこそこ綺麗な画像になると思う。
レタッチソフトで、色調をいじったが思うように仕上がらない。ともかく黄色がうまくでるようにした。人間の目も、人様々の性能で、デジカメも所詮電気回路を使った色彩信号の調合品。
先日、青色LEDの事を聞かれた。なぜ青色の光を出すのが難しいか説明したが、波長が短い程度の説明しかできない。究極的には、電子や光子という量子力学まで理解しないと色の本質は理解できない。風が吹けば桶屋がもうかるようなたとえ話ができれば楽だが。
白い光は、RGBに分解される。ところがRGBにも幅があり、その中間の色もあるし、紫外線や赤外線という見えない光もある。それでは、RGBの光からなぜ全ての色が作れるのか。それを説明するには生理学や色覚細胞の働きまで動員しないとできない。
最後に、ブラウン管とカラー液晶の話になった。カラー画像を出すにも、ここには発想の差がある。聞いた人曰く、少し利口になったみたい。
ともかく、赤という色素は、赤の光を吸収する物質だと理解しても、それが感覚的に理解できない。色を分解する事と統合することは科学の基本でもあり、技術の基本でもある。