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2015年2月13日 (金)

がんばれ! ふくしま:老人の寝言:福島原発事故で飛散した放射能物質は福島色をしているのか?;ロウバイの 姿見せれば 語り出す。

2015年2月13日(金)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 13.0 14:25。最低気温(℃) -2.7 06:53。ざっそう句;ロウバイの 姿見せれば 語り出す。篠掘り、ツバキの枝切り、ヒイラギナンテン移植。ロウバイの花も既に盛りを過ぎている。その木の周辺の障害物を取り除くとロウバイの花が見えるようになった。不思議と香りも漂って来たように感じた。香りは、高分子からなる気体だろう。光や音は進行する空間に障害物があれば伝わり方が悪くなる。花の香りの伝わり方もそれと同じような傾向を持つのかも知れない。この際、ロウバイも切ってしまおうかと考えたが、花が見えるように手入れをすれば、香りも伝わりやすくなるとなれば、切らないで良かった事になる。ヒイラギナンテンは記念に持ち帰った種子を蒔いて育てたモノ。植えた場所が角地で、葉にトゲがあるので手入れもサボりがちとなり、貴重な空間利用に問題があった。植え場所が良くなかった.

2015年2月12日の天気(AMEDAS)

TAVE= 5.1 NO DATA
TMAX= 12.5 最高気温(℃) 13.0 14:25
TMIN= -2.6 最低気温(℃) -2.7 06:53
DIFF= 15.1
WMAX= 3.3 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.6(南南東) 13:28
SUNS= 10 NO DATA
RAIN= 0

Q
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がんばれ! ふくしま:老人の寝言:福島原発事故で飛散した放射能物質は福島色をしているのか?

Google検索で福島原発事故の放射線関係のヒット件数を調べてきた。最近では100万件未満で減少の兆しは見られないようだ。放射能物質飛散で心配なのは放射線を被曝して、細胞のDNAが破壊され遺伝子が正常に働かなくなり、発癌の原因になることだ。

Iob_hitsuukeikadays20150206チェルノブイリ原発事故では、放射線に影響を受けやすい幼児に甲状腺ガンが顕著に増大したとされる。当然、このような知見は医学的にも科学的にも妥当な事実だろう。ただ、チェルノブイリ原発事故で発生した放射能物質が原因かそれ以外が原因かは、個別に特定出来ないのも事実であろう。従って、疫学・統計学的に判断する事になる。

読売新聞は、「福島県の2巡目検査、新たに甲状腺がん1人確定。;http://www.yomiuri.co.jp/science/20150212-OYT1T50142.html。(2015年02月12日 21時39分))」というタイトルで、「東京電力福島第一原発事故当時、18歳以下だった全県民を対象に福島県が実施している甲状腺検査で、県立医大は12日、昨年4月から行っている2巡目検査で、新たに1人の甲状腺がんが確定したことを明らかにした。 他に疑いがあると診断されたのは7人。2011年10月~14年3月に行われた1巡目検査では結果が出た約29万7000人のうち86人が甲状腺がんと確定しているが、この8人は異常なしとされていた。」と報じた。

この3月11日で福島原発事故後四年目になる。被曝により生じたガンが観測可能な大きさまで成長するのに数年かかるので、その期間が過ぎ、観測が二巡目になった時の、データが注目されていた。今まで、当局は甲状腺ガン多発の事実は認めていたが、その原因は原発放射能由来ではなく、悉皆検査でより多く観測されただけだと主張してきたようだ。当然、そのような主張は原発推進派に有利に作用するという下心があると、この種の事件を見てきた老人には見えてしまう。

疫学的には、福島原発事故による放射能物質が飛散しないサンプル区域で、同じ手順で悉皆検査をして、複数のデータグループと比較すれば当局の主張の真偽はよりはっきりするだろう。当然、当局はそれをしたがらない。結局、甲状腺ガンを発症した責任を患者になすりつけてしまうことになる。甲状腺ガンを発症した子供達は、これから人生の重要な時期に直面して行く。今の態度を貫くと医学の仮面を付けた悪魔のように感じるのではないか。甲状腺ガンを発症した子供達が成人しても、それが福島原発事故による放射能物質によると証明できないだろう。そういう、悪魔の証明を利用すしようとする魂胆を持つモノはまさに悪魔の類ではないか。

このような、現場にいる科学者・医師も若いときは、理想に燃えて学問に取り組んだと思う。2巡目検査以後も、検査は続行される筈だ。チェルノブイリ原発事故で起きた甲状腺ガン多発という科学的事実を否定する結果が出るのか注目して見守っている人は多い。もし、チェルノブイリ原発事故の場合と同じ結果が出たら当局者はどのような責任をとるのか。その時は、もうオレは退職して責任を取る立場にいないと逃げ切るつもりなのか。それとも、福島原発事故の放射線は特殊な色をしていたと言うのか。

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  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
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    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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