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2016年8月28日

2016年8月28日 (日)

老人の寝言:隠居がしたい!;夏風邪が 油断窺う 熱帯夜。160828。

2016年8月28日(日)
昨日は雨後曇り。ざっそう句;夏風邪が 油断窺う 熱帯夜。雨なので、出かけようとしていた予定を没にした。別件は代理を頼んだ。幾分、楽隠居の気分を感じる。宅内閑居。徒然なるままに、先日配布された冊子を拾い読み。そこへ電話。懸案の処理が終わったとの事だ。それは良かった。高齢になっても、生涯現役という生き方もあるが、これが予想外に社会の停滞感・閉塞感をもたらしている可能性もあるのではないか。人間、組織や集団を作ると、その親分・子分という関係が生まれてくる。役職・ポスト・止まり木不足で後生が困ったり・ボス支配も宜しからぬ事かも知れない。個人として、過去の人生に拘らず、第二、第三の人生が楽しく・有意義で、その世界での活動・成果が社会に評価されるような生活が出来れば、生涯現役に執着する愚かさを自覚できるだろう。だが、名誉欲、支配欲から脱却するのは容易ではない。第二、第三の人生が姨捨山のようでも、生涯現役にしがみつくのではないか。そんな事を考えると、昔の隠居が羨ましく感じる。朝方、気温が下がり、熱帯夜に適応していた体が付いて行けないようだ。夏風邪の前兆か。

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老人の寝言:隠居がしたい!

幼少の頃、親たちは忙しいので、近所の老人の所へ遊びに行った記憶がある。そこで、将棋を教えられたり、金魚の話を聞いたりした。老人の趣味なので、子供と話が合ったようだ。子供と老人では、見る物、見える物も違っていたろうが、共にゆったりとした時間が流れていたように感じる。今考えると、当時の老人たちは、仕事や役割を次世代に渡して、隠居の身分だったのかも知れない。

組織・集団には色々な役がある。家庭・世帯も同様だが、家族の姿も昔と変わってきた。個人は現世の利益のみを追求し、不利益は世代という見えない障壁の向こうに投げ込んで、したり顔でいる。見方によれば、国債も同じなのか。世の中が、何でも全て金、金と見えてしまい、何となくこの世も住みにくくなったと感じてくる。親子という関係は切りたくも切れない。天皇家にあっては生前退位という難問が現れた。一般家庭でも入れ替えるのが困難な親子の役があるだろう。

戦後の農家にあっては、時代の変化が急激に押し寄せてきた。生産技術も一変した。専業化が進んだ。生産性も向上した。一時代前の知識や経験は役に立たず、むしろ有害と思われた事もあったのではないか。そんな流れの中で、自営農家も勤め人になり、農業はアルバイトのようになってしまった。

古き良き時代を夢見て、隠居がしたい!と思ったが、現実はそれほど甘くはなかった。昔は、過酷な農業で働けなくなるまで働いて、ようやく現役を引退して隠居のような生活ができるようになったのかも知れない。生前退位できる農家はどれほどあるのか。生涯現役・草むしりは確実なようだ。

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2016年08月27日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 23.2 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 25 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= 20.8 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 4.2 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 3 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 0 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 41 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) 20.8 0:00
最高気温(℃) 25.9 0:01
出典=気象庁 参照⇒ AMEDASへのリンク
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.7(南南東) 20:10


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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)