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2018年3月25日

2018年3月25日 (日)

人間の信頼性(改題):技術 回顧と展望:老人の寝言:信頼されるより悪事を働いて逃げ切った方が儲かるのが現代か!?;九弁の 朴の花散り 庭閑か。180325。

2018年3月25日(日)
昨日は晴れ。ざっそう句;九弁の 朴の花散り 庭閑か。午前、宅内閑居。年度末資料作成。いよいよ一つ野暮用から解放される。3月15日頃、少し早すぎるので大丈夫かと思いつつ定植したミニカボチャのレジ袋を除去して様子を見た。もうあれから10日程経ったので、さぞかし苗も生長しているだろうとルンルン気分であった。いざ、中を見ると苗が無い!良く見るとカラカラに枯れて、干からびた小さな枯れ葉があっただけ。こりゃまさに輪廻のトンネル。生きていたカボチャ苗の生命はどこを漂っているのか。苗をほじって根っ子を見ると、まだ根っ子はしっかりしていた。防寒にレジ袋を使って、こりゃ良いアイデアだと自画自賛しても、成功体験が無い。嗚呼、また失敗か。と嘆いても、凍死した苗は返ってこない。そこで、苗を植えた場所に、今度は輸入カボチャの種を4粒ずつ蒔いた。凍死した苗に代わってしっかり育てよと祈るような気持ちだ。種なら発芽時期を自分で決められる。そうか、自分の運命を自分で決める、これが自己決定の原理なのか。ところで、失敗した時は、反省・再発防止というご馳走が待っている。今回の苗はまだ双葉の真ん中に本葉がちょっと姿を見せているほどの幼苗だった。定植してから今日までのアメダス伊勢崎最低気温TN=0.5℃/3月21日。この寒さでやられたのか。圃場の最低気温は、局所気候でもっと低い可能性もある。瞬間最低気温(℃)=0.4、12:46。この時は静穏で風が無い。真昼に降霜があったのか。見方を変えると、双葉だけではその中心にある生長点は、寒波の直撃を受けて即死状態になった可能性もある。本葉が1~2枚だけでも伸びていれば、1~2回程度の寒波の直撃に生長点は耐えていた可能性があると感じた。小さな本葉も次から次へと出る葉を作る生長点を守る役目を果たしていたのだ。10日程すれば、本葉が伸びていた頃なので、今頃定植すれば元気に育った可能性がある。ともかく、もう次のカボチャを蒔いた。他に、圃場の整理で、雑草扱いのヤグルマギクを移植。16時頃「シタケ(東風)」が冷たく感じてきたので撤退。昨日のアメダスデータで風向きは10:北西、11:南南西、12:南東と変わってきた。政界の風向きも変わってきたように感じる。朴の花は九弁だ。白木蓮と間違いやすい。春を待つように一斉に咲き、一斉に散る。九弁が人間のように喋ればさぞかし姦しいだろう。政界に咲いた黒い花の散り際はどんな風かなと妄想しつつ、今朝はアニメGIFを作った。

電気記念日(3月25日)の由来:(一社)日本電気協会 へのリンク

Iob_2018_min_p_tousi_20180324
原ファイル名=「IOB_2018_MIN_P_TOUSI_凍死したカボチャ苗20180324.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones
ピンク色の線は台紙の模様:芽の先端(生長点)が凍害でやられている。

Iob_2018_zassouku_20180325_hou_chir
原ファイル名=「IOB_2018_ZASSOUKU_20180325_HOU_CHIRU=九弁の 朴の花散り 庭閑か.gif」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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2008/9/25

人間の信頼性(改題):技術 回顧と展望:老人の寝言:信頼されるより悪事を働いて逃げ切った方が儲かるのが現代か!?

「追記(2018/03/22):この過去記事は、ほぼ10年前に書いたが、読みにくさがあるので、読み易く整形、再読して、印象・コメント等を追記して再利用。もう、この記事を書いた時から、大分たっているが、事態は益々悪化に向かっているようにみえる。

最近信頼性に関する問題が多発している。人間の信頼性をBLOGテーマにしていたが、人間の信頼性の劣化は毎年進んでいるようで、悪事を働いても、ばれなけりゃ良い、逮捕されなきゃ良い云々と、要するにその場限りの、金勘定が最優先の時代になってしまったようだ。人間にしろ、物にしろ、信頼性を高めるには金が掛かるのだ。その金は、見方を変えれば、一種の先行投資と考えられるが、その投資を行うのが馬鹿らしく感じてしまう風潮が広がっているのではないか。

以下、当時の記事を読みながら改造を加えよう。技術者としては、社会的、経済的に貢献し、企業にも、自分にも貢献する製品を開発できれば、それが生きがいにもなると思う。民生用品としては、よく売れて、利益が出て、不良や返品が少なければ当面信頼性の問題は表面化しないだろう。そういう、見方をすれば、日本で生産された民生品多くは、日本だけで無く、世界中でその高品質は評価されてきたと思う。

だが、工業製品の普及率が向上し価格競争が盛んになると、製品の信頼性より、価格が重視されてくるようになったのも事実である。信頼性で、差別化をするのが困難になるほど、工業製品の信頼性が向上したのもその一因だろう。その傾向が強まると、信頼性を軽視して、製品のコストダウンに走る事も可能性としてはありそうだ。

ともかく、何を行うにも人間の判断と行為が無ければ、何も起こらない。そうして、何かの不都合が起こる原因には、その源泉となる人間の行為があるはずなのだ。それを突き詰めて行くと、その行為が誰の利益になるかという、利害関係も問題となる。ともかく、信頼性は、複雑なシステムを構成するのだ。の記事で、物の信頼性から人間の信頼性に関心を向けたのも、個人的に信頼性を追求するのは無意味だと悟ったからだろう。

物の信頼性というより人間の信頼性と言った方が良いかも知れない。物の信頼性にはいろいろな規格やシステムが充実してきた。信頼性に関しては品質を向上させる事と品質水準を維持することが重要である。品質の向上は経済的利益に寄与するから取り組みやすい。しかし、品質水準がある程度極限近くまで向上すると、それ以上の改善には抜本的な対策が必要となったりしてコストが上昇する。結局、品質の水準を維持しながらコストを下げることが主要課題になる。

最近では、多方面の工業製品に悪影響を与える、悪質な品質無視の行為が、いわゆる超優良企業で起きている。このような問題は、国、経済団体、個別企業、経営者層、従業員等々が一体となって真剣に取り組まない限り、再発を繰り返す事になるだろう。

google_s_koube_seikou__jis_jis20180322_gs.pdfをダウンロード

原ファイル名=「Google_S_KOUBE_SEIKOU__JIS_キーワード「神戸製鋼 JIS 取り消し」を検索20180322 GS.pdf」

SEARCHED_DATA ON Beloved Ones

工業製品にはJIS、農業製品にはJASという規格がある。また、単なる製品の規格ではなく、設計、生産、販売等全ての工程での品質を確保するためのISO9001等の規格の認証制度もある。しかし、こういう品質活動を行うのは所詮、生身の人間だ。何かのきっかけで前向きの姿勢が後ろ向きの姿勢に変わることもあろう。

人間の信頼性に関しては何かこころもとない。冒頭で書いたように、悪事を働いても、ばれなけりゃ良い、逮捕されなきゃ良い云々と、要するにその場限りの、金勘定が最優先の時代になったのがその背景にあるような気がする。

医師、弁護士、公認会計士等等専門職の団体には倫理規範等があるようだが、その内容は余り知られていないようだ。結局、何か不祥事が起こったときの処分の手段にとどまっているのではないか。悪質な事件は然るべき法令で対処せざるを得ないためかもしれない。そうなると法令に触れなければ何をやってもいいだろうという風潮を生むのではないか。

小さな世界で顔と行動が一致する時代なら信用という言葉も意味をもった。しかし、現在は個々の人間の顔も行動もかすんでいる。何をやっても分かるまい。結果として綱紀もゆるんでしまうのではなかろうか。すでに、ほぼ十年前に書いた事が、目の前の現実になって起きていると言えるのではないか。

日本で起きている事は、米国でも、ロシアでも、世界の各地で起きているかも知れない。だが、世界の中には、金よりも、その日その日の食糧確保が第一優先の国もあるだろう。そういう国でも、同じような類型の悪事が横行しているのだろうか。

日本は信頼されるより悪事を働いて逃げ切った方儲かるような国に向かって進んでいるのであろうか。

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2008/9/25

人間の信頼性

最近信頼性に関する問題が多発している。

物の信頼性というより人間の信頼性と言った方が良いかも知れない。

物の信頼性にはいろいろな規格やシステムが充実してきた。

信頼性に関しては品質を向上させる事と品質水準を維持することが重要である。

品質の向上は経済的利益に寄与するから取り組みやすい。

しかし、品質水準がある程度極限近くまで向上すると、

それ以上の改善には抜本的な対策が必要となったりしてコストが上昇する。

結局、品質の水準を維持しながらコストを下げることが主要課題になる。

工業製品にはJIS、農業製品にはJASという規格がある。

また、単なる製品の規格ではなく、設計、生産、販売等全ての

工程での品質を確保するためのISO9001等の規格の認証制度もある。

しかし、こういう品質活動を行うのは所詮、生身の人間だ。

何かのきっかけで前向きの姿勢が後ろ向きの姿勢に変わることもあろう。

人間の信頼性に関しては何かこころもとない。

医師、弁護士、公認会計士等等専門職の団体には倫理規範等が

あるようだが、その内容は余り知られていないようだ。

結局、何か不祥事が起こったときの処分の手段にとどまっているのではないか。

悪質な事件は然るべき法令で対処せざるを得ないためかもしれない。

そうなると法令に触れなければ何をやってもいいだろうという

風潮を生むのではないか。

小さな世界で顔と行動が一致する時代なら信用という

言葉も意味をもった。

しかし、現在は個々の人間の顔も行動もかすんでいる。

何をやっても分かるまい。

結果として綱紀もゆるんでしまうのではなかろうか。


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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 263.5 281 84 11088.6 11.0 16.8 4.9 11.9 4.5 10.4 0 4.7 17.1 8.5(東南東)
時刻等℃   D m/s H mm 05:57 15:02 14:51
2018年03月24日 伊勢崎(イセサキ) AMEDASへのリンク


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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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