05A_永遠のアナログTV&アナログいろはカルタ

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2010年7月18日 (日)

やみに鉄砲:いとしきもの

2010/7/18

アナログいろはカルタ: やみに鉄砲

や:

■ やみに鉄砲より明鏡止水の心眼を研け

手当たり次第より対象を描き出すイマジネーションが設計と製作を結びつける 。いろはカル

タに○安物買いの銭失い ○やみに鉄砲  等があるようだ。明鏡止水の心眼も やみに鉄砲と

いうような試行錯誤の後に開けるものかもしれない。何事も やみに鉄砲でも始めなければ次

がない。誰もやったことがない事は やみに鉄砲でも獲物にあたる確率が高いのではない

か。エジソンが言った99%のperspirationは本当は謙遜で言った事ではなかったか。 やみに

鉄砲でも99発撃つ前に新しい有用な情報が手に入る事が多いだろう。後ろ向きの事を やみ

に鉄砲式でやったら無駄の一言で済むが。闇で視覚情報が使えなくても残された感覚は使

える。全ての感覚を対象に向けて総動員する事が心眼かもしれない。

2010年7月17日 (土)

臭いもの:いとしきもの

2010/7/17

アナログいろはカルタ:臭いもの

く :

■臭いものに蓋不要、悪さ退治は根本を絶て

雑草(悪さ)退治ではつい表面ばかり見がち。しかし(雑草でも)根本をつかむと容易に抜け

る。いろはカルタに○ 臭いものに蓋 ○果報寝て待て○ 臭いものに蠅がたかる 等があるよう

だ。最近はトイレ技術もめざましく発展した。しかし、水で流すという基本の部分は変わってい

ない。核兵器製造のキー装置は遠心分離器。排便を遠心分離器にかければ水分と固形物

に分離出来るのでは。宇宙での排便処理は?つい臭いものが気になる。

2010年7月14日 (水)

鬼に金棒:いとしきもの

2010/7/14

アナログいろはカルタ:鬼に金棒

お:

■鬼に金棒回路屋にCADと半田ごて

CADは抽象世界で半田ごては現実世界。回路屋はこの二つの世界を融合する天使か。い

ろはカルタに○ 鬼に金棒○ 陰陽師身の上知らず○ 負ふた子に教へられ浅瀬を渡る 等が

あるようだ。鬼に金棒とは腕力にかなった道具という意味であろう。当世の回路屋は腕力と

は縁が遠くなったようだ。CAD等のツールを使いこなす知力も必要だが、半田ごて で実際の

回路をいじる職人的な感覚・技量も必要だ。昔の電気少年ならば、CADはテスターに相当し

たかもしれない。その後はテスターの延長がオシロ・シンクロスコープetc。今や電卓と半田ご

てで回路設計は不可能でCADは不可欠。しかし万能ではない。

2010年7月13日 (火)

熱さ:いとしきもの

2010/7/13

アナログいろはカルタ:熱さ

の :

■のど元すぐれば熱さ忘るる再発防止を忘れるな

お義理の防止策では役立たぬ人間の性。心の中で指差し確認等自覚骨肉化して防止する

以外にない。いろはカルタに○ のど元すぐれば熱さ忘るる○ 野良の節句働き○ のみといは

ば槌 等があるようだ。熱い、痛いという皮膚感覚は刺激が無くなればその感覚も弱まる。こ

のような一過性は感覚一般的な特性のようだ。料理の温度は自ずから上限があるので大事

に至らないで済んでいるのであろう。しかし、仕事上の失敗は小さければお目こぼしという場

合も多いが、そういう体質が大きな失敗の温床にもなり易い。

2010年7月12日 (月)

嘘:いとしきもの

2010/7/12

参議院選挙の結果に対する人々の感想はどうだろうかと気になる。ともかく、以下は相当前

の書きだめ記事ではある。人間は色々な情報に反応する。選挙の結果もその一つではあろ

う。余り信号強度が大きすぎる場合は減衰器を使った事を思い出した。時には鈍感も良し。

アナログいろはカルタ:嘘

う :

■嘘からでたまこと虚をつくイメージ信号

不用意の信号のお化けはあちこち出没する。いろはカルタに○嘘からでたまこと ○牛を馬

にする○ 氏よりは育ち 等があるようだ。信号が非線形回路を通ると色々な信号成分が発生

してしまう。この現象を積極的に使う場合もあるが、イメージ信号が出ては困る場合もある。

イメージ信号は本物の成分を含むので尻尾を掴みやすいが、嘘からでたまことはどのように

判断するのか。一番ドキットするのは本人かもしれない。

2010年7月11日 (日)

無理道理:いとしきもの

2010/7/11

本日は参議院選挙の日。どのような結果になるかこの時点では誰も知らない筈だ。有権者

の投票行動が結果を決めるのは理解できるが投票行動を決めるのは何か。思うに行使され

なかった投票権も結果としては政治の流れを決めてゆく。予測できない怖さがある。

アナログいろはカルタ:無理道理

む :

■無理(N)が通れば道理(S)引っこむS/N比

人の世界のみでなく自然の摂理かもしれないがSIGNALをキャッチ(NOISEを抑圧)する能力

が重要 。いろはカルタに○無理が通れば道理引っこむ○ 無芸大食 ○むま( 馬) の耳に風

等があるようだ。どこの社会にも通用しそうな定理をS/N比に見立てた。ともかく、この世は正

論も雑音に埋もれてしまいがちである。自分の主張を通すためにはノイズにうち勝たねばな

らない。しかし、相手によっては自分の主張がノイズに見えたりして始末が悪い。回路技術に

ノイズキャンセラとかノイズリダクションというのがある。符号を反転したノイズと同じ波形を加

えてノイズをうち消してしまう。問題はノイズと信号をどのようにして見分けるかである。

2010年7月 9日 (金)

苦楽:いとしきもの

2010/7/9

アナログいろはカルタ:苦楽

ら :

■楽あれば苦ありより、苦を去れば楽来る

苦楽、吉凶は相半ばするかもしれない。しかし、人生最初から楽が来ることはまれである。取

り除いた苦は又楽しが実状ではないか。いろはカルタに○ 楽あれば苦あり ○楽して楽しら

ず ○来年のこといへば鬼が笑ふ 等があるようだ。楽あれば苦あり という言葉から、現在楽

の境遇ならば苦の境遇もやがてあるのだから自戒せよととれるだろうか。現在辛苦の境遇で

もいつかは楽な境遇もくるかもしれないというなぐさめ的に理解してしてしまう。他人が楽をし

ているのをやっかむようでもある。技術者の仕事も苦の連続のように感じる事もある。しか

し、やがては仕事の手順をわきまえ、要領もよくなると苦も少なくなる。同時にマンネリ感も生

まれる。ともかく苦楽は相対的で心情的・社会的な部分もある。独り占めしないで拡散したら

どうか。

2010年7月 3日 (土)

習わぬ経:いとしきもの

2010/7/3

アナログいろはカルタ:習わぬ経

な:

■ 習わぬ経は読めぬでは済まぬ

最先端の開発は正に事例無し、師無し、教科書無し。時に「清水の舞台から飛び降りる覚

悟」も必要。 いろはカルタに○泣く面を蜂がさす○ 習わぬ経は読めぬ ○なす時の閻魔顔

等があるようだ。般若心経という経がある。日本にはかなり古い時代の梵字の般若心経が

伝わっているらしい。しかし、ともかく漢訳されたものを棒読みしているのが実状のようだ。あ

るとき、絵文字般若心経というのに出合った。マカハラミッタシンギョウ云々のマカに釜を伏

せた絵をあてていた。釜を逆さにしたのだからマカと読ませる。ハラには腹の絵をあててい

た。これほど努力して経を読もうとする姿には驚いた。般若心経の本も色々出ているが著者

各人各様の解釈。新しいことを始めるにも無から始めることはできない。何らかの手がかり

が必要だ。蘭学事始めは当時の医学書解読の熱気を伝えている。技術者は経を読むだけ

ではなくOUTPUTが要求される。仏教の経はお釈迦様の講義の講義録のようなものらしい。

というより、講師と弟子の問答集に近いのか。従ってその講義録を最もらしく読むよりは、講

義を直接聞くべきなのだろう。いや、むしろ先生に質問を投げかけるところに本質的な面白さ

があるようだ。門前の小僧として先生の講義を聞くのが学問の出発点になるのかもしれな

い。経はともかく教科書は時々読んで損はしない。ともかく眼前の難問も必死に食らいついて

ゆけば不思議と解決する事が多い。あきらめたらそこで全てが終わる。経も教科書も物事の

入り口という共通した役割があるようだ。

2010年7月 2日 (金)

TRANSIENT :いとしきもの

2010/7/2

昨日は日中は晴れ間もあったが、夕方から雲行きがあやしくなり、遠くの雷鳴を聞きつつ仕

事を終えた。夜は雷鳴、雷光とも接近し雷雨となった。落雷が心配となり、電話線とモデムの

AC電源をコンセントから抜いた。数年前にモデム、パソコン、モニタの一式が直撃雷で破壊

された苦い経験がある。おかげで、雷が去るまで読書ができた。

アナログいろはカルタ:TRANSIENT

ね:

■ 寝耳に水、がつんと一発TRANSIENT

定常動作はうまくいったと浮かれていると過渡動作で一撃をくらうことがある いろはカルタに

○ 念には念をつがへ ○寝耳に水○ 猫に小判 等があるようだ。過渡現象で電源のON/OFF

時にポツ音等の異音がでる事は良くある。テレビのチャンネルを切り替えた時に画面が出な

くなるという問題に直面した経験もある。CADのTRANSIENT解析でこういう問題を予知でき

そうであるが実用的ではないようだ。いろいろな意地悪試験を行って問題点を洗い出してい

るのが実状のようだ。その手抜きをすると痛い目にあう。

2010年6月29日 (火)

集積化:いとしきもの

2010/6/29

アナログいろはカルタ:集積化

つ:

■ 爪に火をともす集積化

個別回路の集積化が始まった頃は部品点数の削減、工数の削減等が最大の課題であっ

た。この原点は不変であるが、環境の世紀となりエネルギー削減も重要になった。いろはカ

ルタに○ 月夜に釜を抜く ○爪に火をともす 等があるようだ。集積度が向上すると回路ブロッ

クをCADに登録して再利用するようになる。結局、回路の総消費電力は各回路ブロックの消

費電力の総和となる。素子数と消費電力のダイエットも基本部分から見直せば効果が大き

くなる。集積回路による省エネ効果も大きいがその集積回路が生涯どの程度の電力を消費

するかは余り脚光をあびない。

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みかん栽培関係情報

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嗚呼 伊勢崎 非情

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  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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MEMO 海外の博物館・美術館

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  • 項目のタイトル2
    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
  • TYPE LIST事始め
    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)