05A_永遠のアナログTV&アナログいろはカルタ

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2010年6月22日 (火)

他生の縁:いとしきもの

2010/6/6/22

アナログいろはカルタ:他生の縁

そ :

■袖すり合うも他生の縁、眠った回路が突飛な動作

全然交渉がないと想定していた回路が干渉して異常動作を引き起こす事がままある。人間も

回路も同じようなところがある。いろはカルタに○ 総領の甚六 ○袖の振り合わせも他生の

縁 等があるようだ。高周波・高利得アンプの寄生発振等は想定範囲内。ピン間容量による

結合を避けて入力ピンと出力ピンの配置を遠ざける等の対策は通常的に行っている。他生

の縁とは前世から因縁の事らしく、現世の現象の元は既にあるという意味らしい。眠っている

ようで何ら悪ふざけしない回路がある日突然突飛な動作をして工程が止まる事もあった。よく

よく調べるとやはり何らかの原因はあるものだ。製造要因もあれば外部要因もある。ともかく

回路技術者は冷静に対応したい。専門外は技術者と言えども成す術がないのが普通だ。

2010年6月20日 (日)

良薬:いとしきもの

2010/6/20

アナログいろはカルタ:良薬

れ:

■ れう薬は口に苦し、甘味はメタボの兆候

甘い糖質はエネルギー補給に不可欠だが過剰になると弊害が出る。詰めの甘さで払う代償

も大きい。 いろはカルタに○れう薬は口に苦し○ れん木で腹切る等があるようだ。失敗の経

験を伝える事は大変難しい。失敗に関しては当事者から正確で詳細な報告が出にくい。勝ち

負け≠成功失敗。自分に薬を飲むべきだという自覚があれば苦い薬も我慢する。問題は甘

い薬。本人だけでなく本人以外の回りの者も甘い薬を本人に飲ませてしまう。ここのメタボは

一種の象徴。甘さが積み重なってその弊害が現れたときは既に手遅れ。甘みを感じてメタボ

を知れというべきか。メタボ症状は個人だけではなく組織にも社会にも存在するようだ。

2010年6月18日 (金)

回路:いとしきもの

2010/6/18

アナログいろはカルタ:回路

た:

■ 旅は道づれ、回路は巡る

回路は電子になった積もりで考えよと入社時に先輩が教えてくれた名言を今も思い出す。設

計通り動く回路では設計者が考え巡らせた旅程を電子が指令通りつき従っている。設計者

の相棒が電子で両者が旅の道連れのようでもある。 いろはカルタに○旅は道づれ○ 大食

上戸餅食らい ○立板に水等があるようだ。目に見えない電子を自由にあやつって仕事をさ

せるという発想は人類史上の画期的な出来事のように思える。その歴史が始まってからまだ

100~200年程度しか経ていない。つれづれと回路図を考えていると道路図などとの類似性

にも思い当たる。コンピュータの配線、脳細胞の配線云々と回路の連想は広がる。

2010年6月14日 (月)

夜目遠目:いとしきもの

2010/6/14

アナログいろはカルタ:夜目遠目

よ:

■「夜目遠目傘の内」で通らぬプロの技

時には自分の仕事を自画自賛したくなるがプロの仕事は外部評価を伴う。いろはカルタに

○ よしのずいから天井のぞく○ よこ槌で庭掃く ○夜目遠目傘の内等があるようだ。プロプロ

とプロを礼賛する風潮には少し抵抗感がある。アマがプロを誉める事など本末転倒かもしれ

ない。プロを自認する人もあんたに誉められるすじじゃあないと内心思っている人が多いので

はないか。自己評価と共に自戒も必要だ。プロの世界もさまざまであるようだ。

2010年6月11日 (金)

尻まくり:いとしきもの

2010/6/11

アナログいろはカルタ

か:

■ 蛙のつらに水、窮地に尻まくり

時には八方からの責任追及の矢面に立たされる場合もなきにしはあらず。そんな時、つらつ

らといなしつつ追求に耐え(この間に気力充電)、最後の尻まくりのパフォーマンス(根性)が

難局突破の契機になる場合もある。ともかく冷静さと忍耐が肝要ではある。 いろはカルタに

○かったいのかさ恨み ○陰うらの豆もはじけ時 ○蛙のつらに水等があるようだ。 蛙のつら

に水とはいじける事なく、それで結構、当然、場合によってはありがとうというような相手への

意地を張った態度を示す意味があるようだ。最初から弱気では難局は乗り切れない。窮鼠

猫をかむというたとえもある。絶対的窮地に立たされたら尻まくりも意外な効果をもたらす。

尻まくりとは品が良くないようだが、 蛙のつらに水どころか 蛙のつらに小便と言うのを聞いた

ことがある。品よりパンチ力。小便をかけられたくらいではめげない根性があれば鬼に金棒

か。

2010年6月 7日 (月)

不測:いとしきもの

2010/6/7

アナログいろはカルタ

わ:

■ 笑う門にも不測来る

うまく行ったとにこりとしたときにも不測の事態が発生する。 いろはカルタに○割れ鍋にとじ

蓋 ○若い時は二度ない ○笑う門には福来る等があるようだ。人生笑える時も泣ける時も来

る。しかし、笑いの直後に不測の事態が発生するとその落差の大きさを痛感せざるを得な

い。笑いも泣きも根が同じであると大変である。不測は不測ではなかった事になる。起こるべ

くして起こった事を不測の事態とは言えないであろう。自分も晴れ舞台に大雨が降るような体

験を味わった。そのような事態も試練として乗り越えれば大抵取り返しはつくようだが...。

2010年6月 4日 (金)

部下:いとしきもの

2010/6/4

アナログいろはカルタ:部下

お :

■老いては部下に従う

当世の管理職は部下と張り合うのが宿命か。いろはカルタには○ 老いては子に従う ○鬼の

女房に鬼神 ○鬼も十八等があるようだ。高齢化社会到来で再雇用された上司がかつての

部下の下で働くことも現実になってきた。 老いては子に従うという定理の根拠に知力、体力、

財力が関係している事は言うまでもないだろう。最近論語の素読に関心が集まっている。六

十而耳順:六十にして耳したがうとは良く言ったものだ。管理関係では部下上司ではあるが、

人間関係では師弟ということも悪くはないであろう。

2010年5月29日 (土)

失敗:いとしきもの

2010/5/29

アナログいろはカルタ:失敗

る :

■類を持って集まる失敗

失敗の5W1Hにはある種の法則があるようです。いろはカルタには○ るりもはりも照らせば

光る ○類を持って集まる等があるようだ。始末に負えないのが同じ失敗を繰り返すにも傾向

がある事。しかし、謝罪で頭を下げている経営幹部を見ていると皆同類に見えてしまう。技術

の分野にも起こりやすい失敗はあるようだ。要領の良い技術者は失敗があっても内密に処

理してしまう場合もある。要領の悪い技術者は自分の失敗もあなた任せという場合もある。

失敗の本質は奥が深いが、皮相な部分にも多く発生する。傾向のはっきりした失敗は対策

の可能性があるのだろう。

2010年5月24日 (月)

名人:いとしきもの

2010/5/24

アナログいろはカルタ:名人

ぬ:

■糠に釘、名人に説法

ある分野の名人には他分野のアドバイスもなかなか受け入れてもらえない場合がある。いろ

はカルタには○ 盗人の昼寝○ 糠に釘等がある。技術の分野にも時には名人クラスの人が

いる。糠に釘と名人に説法とは同じように「きかない」のであるが、本当の名人ならば文句は

ないだろう。始末にこまるのが、ちょっとした名人気取り。名人に聞いてもらいたいなら、名人

気取りをくすぐりながら人心操縦する以外になさそうだ。

2010年5月22日 (土)

律儀者:いとしきもの

2010/5/22

アナログいろはカルタ:律儀者

り:

■ 律儀者の部品沢山

融通の利かない(初心者等)者はコストを考えず定石通りせっせと部品を使うが見えない部

品を省略して失敗することがある。 いろはカルタには○律儀者の子沢山○ 綸言汗のごと

し 等があるようだ。回路図や実際の回路を読むのも回路技術者には勉強になる。意味の分

からない部品があったり、回路図にない部品が実際の回路にあったりする。

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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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  • 項目のタイトル2
    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
  • TYPE LIST事始め
    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)