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2009年10月 3日 (土)

人生二毛作

2009/10/3

人生二毛作

はやしたかし医学博士という方が「人生二度結婚論」というのを唱えた記憶がかすかに残っ

ていた。自分が二十代の頃であり、背が高い、学歴が高い、給料が高い、いわゆる三高とい

う女性の理想とする結婚観が世間に流行っていた。これには適齢期の男女が惑わされたの

でないか。自分は果たして結婚できるのかと。結婚もその時代の風潮が支配する傾向があ

るのだろう。絶対的なものではない。それは現在も正しいだろう。三高の理想がかなった人

は最大でも33.3%であろう。理想は無い物ねだりで、現実が現実を支配したのが現実であっ

たろう。いま考えるとかの三高は物欲の象徴のようにも思われる。林髞博士の「人生二度結

婚論」とは人間の寿命と資産ギャップの問題を解決するもので合理性を備えていたようだ。

要するに勉強する時に金がない。金がたまった時に結婚する相手がいない。それなら、金が

たまった壮年以後の人と金が必要な壮年以前の人が結婚しそのギャップを解決すればよ

い。ここで金とは、教育であり、体験であり、知識であり、人生におけるあらゆる蓄積を示す

資産である。生死という観点からは初回の結婚の相手を見送ってから二回目の結婚に臨む

という事になるのか。人間形成と資産形成という人生の前半と後半の二つの位相によって生

じる問題を二回の結婚で解決する。資産の承継もスムースに出来る。老後をあてにならない

年金制度に託したり、老老介護の苦労を味わうより確かに合理的ではある。林髞博士は条

件反射学説で有名なパブロフの元で研究した生理学者でもある。また、自分の姓名を分解し

て作った筆名木々高太郎で活躍した推理作家でもあった。これは調べて知ったばかりであ

る。ともかく、結婚という社会現象が時々刻々変化している中で提唱された説ではあるが、人

間の寿命が推定理論値の120才代に近づきつつあるので、意外にも1~2世紀後には当たり

前になっているかもしれない。むしろ、今日の晩婚化、非婚化はその先駆けかも知れない。

そのためには、個人も社会もマインドコントロールから脱却する必要がある。ともかく○○説

も○○論も現実と理想のギャップが無いと出てこない。それを唱えるにはさらにそれ相当の

ユトリが無ければ出てこないだろう。人生二毛作も同じようかもしれない。

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    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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