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2009年12月 9日 (水)

ロゲルリスト(改題):ふっと浮かぶ疑問が科学への入り口:科学雑誌で思う事(X=ロゲルリスト⇒◎ロゲルギスト)。091209。

2009年12月 9日 (水)

ロゲルリスト(改題):ふっと浮かぶ疑問が科学への入り口:科学雑誌で思う事(X=ロゲルリスト⇒◎ロゲルギスト)

Google検索:ロゲルリスト に一致する日本語のページ 約 65 件中 1 - 20 件目 (0.04 秒)

科学雑誌の購読を振り返ってみた。

幼少年時代には色々な学問へのあこがれがあった。しかし、成長するに及んで理想と現実は乖離する事になる。これが成長というものかもしれない。

要約すれば「父招く青空大学断念し理文も捨てて工を学びし」という状況であった。

自分が科学に興味を持ったのは湯川秀樹のノーベル賞受賞の影響もあったかもしれない。しかし、その著作を読んで人間的な魅力に遭遇した。

社会人になってから岩波の「科学(1931~)」を定期購読していた。町中の老舗書店に取りに行くので店頭の新刊書を眺める楽しみがあった。その書店もついに閉店してしまったが、閉店後もしばらく取り寄せをしてくれた。その後、いつとはなく購読を中止してしまった。

中央公論者の科学雑誌に「自然(1946~1984)」というのがあり、こちらは不定期に購読した。当時、これらの科学雑誌で数名の科学者がロゲルリスト(注記:再読してロゲルギストの勘違いだと分かった)という名前で身近な現象を科学的に解説する活動をされていた。

そのメンバーは近角聰信,磯部孝,近藤正夫,木下是雄,高橋秀俊であったようだ。自分は近角聰信は磁気関係、高橋秀俊はコンピュータ関係の本でお世話になったように思う。

同じ卒研研究室にはワイヤーメモリーを研究していた同窓生がいた。当時はワイヤーメモリーがコンピュータの外部記憶として期待されていた。

ともかく、人間の進路の選択も色々な要素を加味してなされるのであるが、先ず金銭以外に興味や関心が基本になるのであろう。青少年や一般人にこのような専門分野に興味や関心を向けさせる活動は非常に重要であると思う。

http://www.nistep.go.jp/achiev/abs/jpn/mat097j/mat097aj.pdfに「我が国の科学雑誌に関する調査」というのがあり、興味を覚えた。どうも我々戦後世代が科学雑誌の隆盛を支えたようだ。

戦後世代の人々には「働かざる者は食うべからず」と同時に「ヒトはパンのみに生きるにあらず」という言葉が実感としてあったと思う。

前記調査は「2001 年の自然科学系研究者、学部学生、大学院生の総数は154 万人であり、科学雑誌創刊ブーム前年の1980 年の総数90万人の1.5 倍に増加している。

科学雑誌の購読者と想定される自然科学系研究者、自然科学系学生数が増加しているにもかかわらず、一般の科学雑誌の発行部数が低下していることは、若手研究者の科学全般への関心の低下、専門以外の分野についての関心の低下が指摘されていることと何らかの関連があると思われる。」と述べている。

食うための学問・教育は既に十分充足されてしまったのか。理工学の不人気。農・生物学への若干の人気向上。何か蛸壺に入ったような過度の専門化の弊害が現れてきたのか。理工学の不人気は、もはやその分野では飯は食えないという動物的直感の現れなのか。

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追記(2017/12/09):記事整形、過去BLOG再読、印象・コメント等

何を食べれば体に良いのか。人間を対象にした正確な実験を行う事は不可能に近い。食物の場合は対象が広すぎて、物理的イメージで例えればスペクトル幅が広いと言えるのだろう。医薬品の場合は、その逆に、ある症状に対する効果が重視される。特効薬が理想ではあるが、狙いがはずれた時副作用ゼロかが問題かも知れない。

学問も対象により手法が異なるだろうが、この世の中に単独に存在する物は一つも存在しないと考えると、ある一つの現象にも世界の全てが関係している事になる。

ともかく、ある現象の因果関係が正確に定義できれば、科学的な因果関係の利用が可能になる。

ふっと浮かぶ疑問を科学・物理的視点から解き明かして、一般人に科学への入り口を解説してくれたのがロゲルリストだった。この「ロゲルリスト」が「ロゲルギスト」の記憶違いだと分かったのはGoogleで検索して、「もしかして」が表示されて、再検索をした時だった。幸い、「ロゲルリスト」も検索で少数ヒットしたが...。

Googleでキーワード「ロゲルギスト」を検索

Googleでキーワード「ロゲルリスト」を検索

ともかく、疑問を抱くのは科学の基本のキなのだろうが、その疑問の解決・解釈を自己流でも、事例調査でも、一歩前に進んで解明する習慣が、本格的な科学への入り口になるのだろう。

Googleにてキーワード「STAP細胞」で本サイト内を検索(https://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=STAP%E7%B4%B0%E8%83%9E%E3%80%80site%3Ahttp%3A%2F%2Faf06.kazelog.jp%2Fitoshikimono%2F&oq=STAP%E7%B4%B0%E8%83%9E%E3%80%80site%3Ahttp%3A%2F%2Faf06.kazelog.jp%2Fitoshikimono%2F)(このKWで検索

物理学という基礎的な学問分野でノーベル賞を受賞する事は非常に難しくなったようだ。一方、遺伝子工学等の進歩で、医学・生物学等の分野の進歩は今後も期待できそうだ。STAP細胞の有望性が脚光を浴び、ノーベル賞物とまで持てはやされたが、その研究成果に捏造があったと判明して、一挙にその期待がしぼんでしまった。

この記事は、STAP細胞がニュースになるより数年前に書いた。「理工学の不人気。農・生物学への若干の人気向上。」と言うのが、十年ほど前の状況のようだが、今後は、どんな分野が期待できるのだろうか。「ロゲルギスト」という造語には、ロゴスという未分化・専門化していない、広義の知的関心に目を向けようする試みを感じる。自然を理解するのは、専門家だけではない。

専門家だけが科学を独占したら、人類はとんでもない失敗をやらかすに違いない。一般人が、科学の常識を身につける事の大切さも再認識したい。

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2009/12/9

ロゲルリスト

Google検索:ロゲルリスト に一致する日本語のページ 約 65 件中 1 - 20 件目 (0.04 秒)

科学雑誌の購読を振り返ってみた。幼少年時代には色々な学問へのあこがれがあった。し

かし、成長するに及んで理想と現実は乖離する事になる。これが成長というものかもしれな

い。要約すれば「父招く青空大学断念し理文も捨てて工を学びし」という状況であった。自分

が科学に興味を持ったのは湯川秀樹のノーベル賞受賞の影響もあったかもしれない。しか

し、その著作を読んで人間的な魅力に遭遇した。社会人になってから岩波の「科学(1931

~)」を定期購読していた。町中の老舗書店に取りに行くので店頭の新刊書を眺める楽しみ

があった。その書店もついに閉店してしまったが、閉店後もしばらく取り寄せをしてくれた。そ

の後、いつとはなく購読を中止してしまった。中央公論者の科学雑誌に「自然(1946~

1984)」というのがあり、こちらは不定期に購読した。当時、これらの科学雑誌で数名の科学

者がロゲルリストという名前で身近な現象を科学的に解説する活動をされていた。そのメン

バーは近角聰信,磯部孝,近藤正夫,木下是雄,高橋秀俊であったようだ。自分は近角聰信は

磁気関係、高橋秀俊はコンピュータ関係の本でお世話になったように思う。同じ卒研研究室

にはワイヤーメモリーを研究していた同窓生がいた。当時はワイヤーメモリーがコンピュータ

の外部記憶として期待されていた。ともかく、人間の進路の選択も色々な要素を加味してなさ

れるのであるが、先ず金銭以外に興味や関心が基本になるのであろう。青少年や一般人に

このような専門分野に興味や関心を向けさせる活動は非常に重要であると思う。

http://www.nistep.go.jp/achiev/abs/jpn/mat097j/mat097aj.pdfに「我が国の科学雑誌に関す

る調査」というのがあり、興味を覚えた。どうも我々戦後世代が科学雑誌の隆盛を支えたよう

だ。戦後世代の人々には「働かざる者は食うべからず」と同時に「ヒトはパンのみに生きるに

あらず」という言葉が実感としてあったと思う。前記調査は「2001 年の自然科学系研究者、

学部学生、大学院生の総数は154 万人であり、科学雑誌創刊ブーム前年の1980 年の総数

90万人の1.5 倍に増加している。科学雑誌の購読者と想定される自然科学系研究者、自然

科学系学生数が増加しているにもかかわらず、一般の科学雑誌の発行部数が低下している

ことは、若手研究者の科学全般への関心の低下、専門以外の分野についての関心の低下

が指摘されていることと何らかの関連があると思われる。」と述べている。食うための学問・

教育は既に十分充足されてしまったのか。理工学の不人気。農・生物学への若干の人気向

上。何か蛸壺に入ったような過度の専門化の弊害が現れてきたのか。理工学の不人気は、

もはやその分野では飯は食えないという動物的直感の現れなのか。

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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
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    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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