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2010年9月17日

2010年9月17日 (金)

値札:いとしきもの

2010/9/17

雑草句録:値札

■夏草が野菜ならばと値札見る

今年は畑の雑草を試食してみた。結構食べられるものがある。そういえば、毎年勝手に生えてくる菜類も我が家では雑草になりかけている。野菜の種を播いても、先客の菜類が一緒に発芽して多数の方に負けてしまう。

追記:昨日はサンマが食卓に出た。今年の暑さは海水面温度にまで及び、平年より2℃ほど高く、この影響で8月のサンマは例年になく不漁となり平年の数倍の高値を付けて話題になった。9月に入り、価格は下がっているようだがまだ平年より数割高いようだ。大根下ろしのため、かみさんが大根半分を買ってきたが、こちらも夏の暑さの影響で平年より高かったようだ。最近は外出も少なく、生鮮食品の値段にうとかったので、それならイワシにしたらと言ってしまった。気になってサンマの不漁を調べていたら、イワシは豊漁で値段が安いという情報があった。旬という点では秋だサンマだという発想も必要なのかもしれないが。自分が買うサンマはほとんど百円以下の解凍ものだ。

ともかく、日本人は食べ物に飢えている訳でなく、話題に飢えている。情報を発信する側も受信する側も、何か話題があるとすぐにダボハゼの如く食いつくが、また直ぐに忘れてしまう。食料だけでなく話題も外部に依存するほど精神が貧困になったのか。使い捨ての話題。それが無いと、気まずく、人間関係の間がとれない。そんな状況を思い浮かべてしまう。こんな精神構造を良いことに、どこかに便乗値上げは無かったろうかとつい思ってしまう。

ところで、物の食べ方も人様々だ。物をたべるにも、贅沢、誘惑不要、つき合い、見え、なんとなく人並み、習慣、気の向くまま、義務的、生存必須と色々なレベルがある。自分は、人前では気が引けるが、家ではイワシやエビは丸ごと、サンマは鰓の下から尻尾の先まで骨ごと食べる事にしている。おかげで歯は丈夫である。どうも消費生活という面ではレベルの低い状態に甘んじているようだ。これには、好き嫌い、美味しいまずいというより人生観も絡んでいるようだ。

かつて幼少の頃、農作業の手伝いに来てくれた人が、焼きサンマの頭から尻尾まで全部食べてしまうと母が驚嘆して話題にしていた事があった。焼きサンマと言えども頭の部分は余り焼けないので話題にしたのであろう。でも、ものを頂く姿勢を思うとその手伝いの男性の姿は輝かしく思えた。おかずのサンマが二匹も三匹も出る筈はない。全部食べる事は出してくれた人への感謝とサンマ様に対する供養の気持ちがあったかも知れない。当時の貧しさを思うとサンマは大変なご馳走で余すところ無く食べたいと言う気持ちもあったろうが。

その当時は頭や尻尾は当然だが、はらわたや骨は残していた。母の話を思い出したり、手作りのいかの塩辛を作るようになった頃からサンマのはらわたも気にならなくなったようだ。にがみを含んだ味というのは人生の積み重ねで発見するようだ。がつがつ、ズウズウ音を立てて食べる習慣は子供達の避難の的であったが、これは直りそうがない。

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    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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