雑草句録:をとめ
2011/1/15
昨日の天気は寒かったが今朝は更に寒い。アメダスのデータを覗くと今朝は-4℃台になっている。体調管理に気を付けねばと思いつつ、空咳が出ている。
TAVE= | 1.0 |
TMAX= | 6.4 |
TMIN= | -2.8 |
DIFF= | 9.2 |
WMAX= | 5 |
SUNS= | 9.1 |
RAIN= | 0 |
以下本題。
雑草句録:をとめ
■蝋梅の枝持つをとめ人を待つ
最近はロウバイを沢山植えた名所があちこちできてきた。我が家では父が植えたロウバイが一本だけある。黄色い花が冬咲く花木で、うっすらと芳香を放つ。この句は通勤途中でそれとなく目に入った光景を我が家のロウバイと対比して作った。
○盗人に逢うた夜もあり年の暮れ 芭蕉
Google検索:約 671 件。「元禄6年、50歳。」とある。芭蕉の享年51歳。辞世の句:旅に病んで 夢は枯野をかけめぐる 。この時の流れを見ると最晩年の句詠であり、長い人生を回顧しているようでもある。盗人も年の暮れで生活に困っての所業だったのかと思ったのだろうか。
■ぬっと出た手許も見えぬ寒夜かな