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2011年5月

2011年5月31日 (火)

身辺雑記:5Sも断捨離も程々が良いのか

2011/5/31
昨日は午前は雨、午後から日が出てきた。現在パソコンはWIN MEがメインで、XPがサブとなっている。使い慣れたMEの方が作業性が良いので結局まだ主従が代わっていない。

昨日の天気

TAVE= 18.8
TMAX= 23.5
TMIN= 15.9
DIFF= 7.6
WMAX= 9.7
SUNS= 2.4
RAIN= 22.5

身辺雑記:5Sも断捨離も程々が良いのか

会社で事務部門や製造部門へ行くと比較的整理整頓が良く行われているのに感心した。自分が居た開発部門はその点、やや乱雑なようにも見えた。ものの並び方も、見る人、作業する人により異なる。本の並べ方も、大きさ順に並べれば見掛けはきれいになる。それでは探すときが大変だが。物は使いたいときにあればよいという考え方もある。それを徹底すると、倉庫は路上のトラックというような状況が生まれる。JUST IN TIMEもその例であろう。ともかく、連続的な作業が必要な時は物を止めるだけで、その全体の流れがも止まってしまう。関連する工程が完全に同期すれば良いが、何らかの事故等で一つの工程が全体の工程を左右してしまう場合がある。「断捨離」はWIKIPEDIAによると、「ヨガの「断業」、「捨行」、「離行」という考え方を応用」とある。ヨガは精神や身体の統一を求める修業だろうから、目的は物ではないのだろう。迷いや妄念を断つのが目的か。

「5S;url=http://ja.wikipedia.org/wiki/5S;(最終更新 2011年2月16日 (水) 01:49 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、

「名前は、5項目のローマ字での頭文字がいずれもSとなっている事に由来する。5Sに基づいた業務管理を5S管理・5S活動などと呼ぶ。

整理(せいり、Seiri)
いらないものを捨てる
整頓(せいとん、Seiton)
決められた物を決められた場所に置き、いつでも取り出せる状態にしておく
清掃(せいそう、Seisou)
常に掃除をして、職場を清潔に保つ
清潔(せいけつ、Seiketsu)
3S(上の整理・整頓・清掃)を維持する
躾(しつけ、Shitsuke)
決められたルール・手順を正しく守る習慣をつける 」

と解説されている。広辞苑によると、「整理」の最初の項に「いらないものを捨てる」とまでは書いてなかった。自分にとって、5Sと異なり、整理とは「決められた物を決められた場所に置き、いつでも取り出せる状態にしておく 」、整頓とは、見苦しくないように配列するようなイメージを持っていた。整理、整頓、清潔をうまく関連して定義するのも難しいように感じた。ともかく5Sが職場の管理・意識改革への入り口かも知れないが、自分の行動指針としては難しすぎるようだ。

物事は放置しておくと自然に無秩序の方向に向かう。エントロピー増大の法則が働くように見える。しかし、その秩序を取り戻すためには多少のエネルギー(コスト)が必要となる。どれほどのエネルギーを投入して、どれほどの秩序を維持するかというバランスが大切なようだ。整理、整頓、清潔も教えただけでは実行され難い。習慣にさせるというのも、職場では徹底しがたい。業務の一部としてさせた方が良さそうだ。それを労働時間にやるのか・やらせるのか。微妙なところだろう。老人としては、整理、整頓、清潔が本業とならないように自戒する以外にない。パソコン起動時にディスククリーナーを実行しているが、その時間がうっとうしい。パソコンさえも内部の「清掃」に時間がかかる。その待ち時間に5Sが気になりだした。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:二つの影に

歌題=二つの影に:

■鎌研ぎを まかせ気安く 麦刈りき 一升びんの 水のみ合ひて 65 竹内 ゑい

昔の生活感があふれる麦刈りの光景を余すところ無く描いている歌。

2011年5月30日 (月)

日々農天気:古本の紙魚(シミ)穴からも何かがみえる

2011/5/30
台風2号の影響で不安定な天気が続いている。昨日の雨量は76㎜と多い。雨に任せて古本の修復をしてみた。

昨日の天気

TAVE= 17.8
TMAX= 19
TMIN= 16.5
DIFF= 2.5
WMAX= 3.7
SUNS= 0
RAIN= 76

日々農天気:古本の紙魚(シミ)穴からも何かがみえる
Furuhon_syuufuku

部屋を整理していたら古本が出てきた。自分にとっては本当に古本らしい古本だ。安いので古本の見本として買った。なぜ安かったか。内容は探せば良本が幾らもある。ばらけて体裁も良くない。本日、これ何の穴とよく調べたら紙魚が食った穴まであった。孟子の巻の一部が載っている。本の末尾の年代を見ると安政己未とある。調べると「1859年:安政 6年 孝明天皇 己未 つちのと ひつじ とあった。ほぼ150年前の和綴じの本だ。綴じ糸がほどけてばらけそうになっていた。雨に任せてこの本を修復した。和綴じの本は21世紀の環境問題の対策にぴったりのリユース可能な作りであった。150年前の当地では、川端宇兵衛翁が八幡沼を開鑿していた時代である。自分の関心とつながる部分がある。跋文に「二本松教授山田徴」の名前が見える。「二本松」とは福島県の二本松藩の事か。それなら、山田徴教授は二本松藩の藩儒だったのだろうかと想像がふくらむ。厚布用の針と白の木綿糸で、できるだけ元の糸を真似て同じようになるようとじた。ついでに表紙を付けてみた。漢文なので読み下しが大変だがページをめくって見た。文字が大きく、同じ文字でも一つ一つ微妙に異なっているので、木版のようだ。ペラペラとめくると、君子や仁とか人間に関す語彙が多く出てくる。WIKIPEDIAによると春秋戦国時代は「春秋戦国時代(しゅんじゅうせんごくじだい)は、中国史において、紀元前770年に周が都を洛邑(成周)へ移してから、紀元前221年に秦が中国を統一するまでの時代である。」とある。ともかく、孟子は国中が戦乱等で乱れた約2300年前の中国で自分の理想を説いて全国を巡ったようだ。
短くて分かりそうな部分を探したら以下の一文があった。
「孟子曰 諸侯之寶三土地人民政事 寶珠玉者殃必及身。」:「孟子曰く 諸侯之寶は三つ、即ち土地・人民・政事なり。寶が珠玉なる者に、殃(災い)必ず及身すべし。」漢文を日本語配列に読み替えるのは大変だ。一直線に読むのが理想だろう。孟子は今日では政策コンサルタントのような人物だったようだ。諸侯とは天子から支配を許された地方の有力な支配者。支配は今日で言えば統治。統治の基本は「土地(地方)とそこに住む人民(住民)と政事(政治)ですよ。寶が珠玉(奢侈、私利私欲)であるような者には、殃(災い)が必ず身に及びますよ。」と言うような考えを地方の長官に売り込んでも採用されないのが当然だったのかもしれない。そこで孟子は、コンサルを止めて、先生となって、広く自説を一般人に説いた。その弟子が孟子先生の言行を記したのが「孟子」であるようだ。今日風にタイトルを付ければ「孟子先生言行録」。ところで、今日の日本の状況が何と約2300年前の中国の状況に似ていることか。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:「うから」

歌題=「うから」:

■知覧特攻基地に 設計したる 「隼」と 出遭ひし夫の 上ずりし声 41 齋藤 和江

女性は大抵技術の世界に疎いが、この歌は技術者の夫の心情を的確に捉えた。

2011年5月29日 (日)

かみつけ女流歌人 雅:冬の足音

2011/5/28
昨日は雨模様の天気。県議選で投票所に行った時もらった西洋石竹の種をまいた。現在双葉から3~4葉がでる頃だ。花を種から育てるのは久しぶりだ。広辞苑によると石竹は多年草とある。毎年こぼれ種で花を咲かせるには株の本数が多いほど良い。ともかく花が咲くまでの工程は長い。マリーゴールドは数年間咲いているが今年どうなるか不明。苗が育つときに除草してやれば良いのだが。久しぶりに給油。@141/㍑。

昨日の天気

TAVE= 18.0
TMAX= 20.2
TMIN= 15.5
DIFF= 4.7
WMAX= 1.9
SUNS= 0
RAIN= 10

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:冬の足音

歌題=冬の足音:

■町を巡る バスの名前の さわやかは 吾応募名にて 親しく見送る 3 赤石 いく

自分が付けた名前のバスを見送るという行為の中に自然と歌を詠む姿勢が現れている。

2011年5月28日 (土)

老人の寝言:風評被害の元凶は一体どこにあるのか

2011/5/26
昨日は深夜~早朝にかけて雨。しばらく天気が崩れるとの予報であったが、関東地方も梅雨入りしたとの事だ。昨年の梅雨入りは6月14日で、平年の梅雨入りの6/8より遅かった。今年は逆に早い梅雨入りだ。昨朝はカッコーが鳴いた。今、コジュケイが鳴いたので思い出した。鳥の声も日中になると生活雑音の中に埋もれてしまう。WIN MEのパソコンをしばらく使っているとフリーズしてしまう。ディスクのクリーンアップをすると何とかフリーズが減るようだ。「Temporary Internet Files」が溜まって、使えるディスクスペースが減るのが一因のようだ。TASK機能でパソコンの起動時に「DISKLEANER」を実行させて様子を見る事にした。

福島原発1号機の臨界問題で、海水注水が55分停止したと大騒ぎになった後で、実は福島第一原子力発電所所長が注水を続行していたと報じられている。東京電力が今まで公表した内容と異なる内容である。もう一度経過を振り返ろうと、東京電力ホームページを覗いたら、3~4月の原子力プラントパラメータ等は探したが見つからなかった。こっそり隠してしまったのか。政府筋は、火の粉が東京電力側に飛んで、実質安全側の操作が行われていたと胸をなで下ろした所であろう。東京電力は今回公表した内容が正しければ、以前に公表した内容は正しくない。言い換えれば事実を捏造隠蔽した事になる。同様に、以前に公表した内容が正しければ、今回公表した内容は正しくない。要するに二律相反で、重大な論理的、倫理的矛盾に陥っているのである。これは、単に東京電力だけの問題ではないだろう。言葉が余りにも軽くなってしまったのが日本の現状だ。口先だけで、その場(戦場)をくぐり抜ければ勝ちだという意識自体がいやしく見えてしまう。

昨日の天気

TAVE= 17.6
TMAX= 19.8
TMIN= 15.6
DIFF= 4.2
WMAX= 3.6
SUNS= 0
RAIN= 6.5

老人の寝言:風評被害の元凶は一体どこにあるのか

終戦まで色々な軍事技術が研究されていたようだ。今日、その技術をルーツに高度に発達した技術がある。原爆や原子力潜水艦のルーツから原子炉が生まれたのもその流れであろう。核保有国の核兵器の独占と核拡散の防止も際どいバランスの上にしかない。レーダーも軍事技術から発展した。VHF電波が光のような性質と持つことから日本でも戦前はレーダーの研究が行われていたようだ。そのレーダーの電波を最終的に送受する装置がアンテナである。

「八木・宇田アンテナ;url=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E6%9C%A8%E3%83%BB%E5%AE%87%E7%94%B0%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A#.E6.AD.B4.E5.8F.B2;(最終更新 2011年4月16日 (土) 09:36 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「このアンテナが発明される発端は当時八木、宇田が所属した東北帝国大学工学部電気工学科で行われていた実験にあった。実験中に電流計の針が異常な振れ方をするので原因を探求したところ、実験系の近くに置かれた金属棒の位置が関係していることが突き止められた。ここからこのアンテナの基本となる原理が発見され、1926年に八木の出願により特許権を得た[1]。教授の八木の指導の下で当時八木研究室にいた講師の宇田が実用化のための研究に取り組み、1928年に八木・宇田の連名で論文が出された。しかし国内外の特許出願が八木の単独名で出されたため、日本国外の人々には“Yagi antenna”として知られることとなる。後述するように日本では日本国外からの情報により八木・宇田アンテナが注目されるようになった経緯もあって、日本国内でも八木アンテナとの名称が広まった。後年、事情を知る人達が宇田の功績も称えるべきであり「八木・宇田アンテナ」と呼ぶべきと主張し[2]最近の学術書などでは八木・宇田アンテナと記述されている[3]。」と述べられている。

上記WIKIPEDIAの後半には、この八木・宇田アンテナが軍用に使われた事が述べられている。レーダー用にその指向性の良さで採用され、実戦で使われた。ところで、戦闘機の方は攻撃前に敵にレーダーで捕捉されてしまうと危険な状況になる。そこで、レーダー電波を攪乱するようにアルミの裁断片をばらまいて姿をくらます事も研究されたようだ。これはステルス機の発想に通じるだろう。ステルス機はレーダー電波を吸収するので存在を隠す事が出来る。逆転の発想だ。

最近、風評被害という言葉を頻繁に聞く。Googleで検索語を入力するとその候補が出てくるのにはびっくりした。そこで風評まで入れた時点で、ポップアップした言葉を以下に列記する。

風評被害
風評とは
風評被害 損害賠償
風評被害 群馬
風評被害 英語
風評 意味
風評被害 意味
風評被害 野菜
風評被害シリーズ
風評被害 福島
福島 風評

Googleはコンピュータで検索要求の頻度統計を取ってその候補を並べているのだろうか。逆に「風評 社会心理学」で検索すると、風評の生じる原因等が解説されている。要するに、風評の背景には正しい情報を持たない人間(情報の受け手)と情報を発信する側の人間(情報の送り手)バトルの存在を感じる。現代はその情報も雨霰の如く電波でシャワー以上に降り注いでいる。その情報を信じて行動するか否かで損得が生じてしまう。情報の発信側はその存在を隠し受け手からの攻撃を避けようとする。電波(情報)は出すが、そのアンテナ本体は知らせない方を選ぶ。情報自体も発信側の意図に応じて変調される。情報の受信側はその意味を解釈する。結局、情報の受信側は、自ら発信できる能力は乏しいのだから、受動的に、その情報を無視するか損をしない方を選ぶ行動をとる。こんな事を考えると、まさに国民は日々情報戦に直面しているように見える。ゲーム理論や暗号理論にも通じる事態が生じている。その一面は世論調査に反映されるかも知れないが本当はもっと深いところに影響が及んでいるのが実態ではないか。情報に対する疑心暗鬼だ。巨大企業は巨大な広告宣伝費をかけてブランドイメージの維持向上に努めている。それが、評価しうる行動と実績に対応していれば何ら非難の対象にはならないだろう。放射能で実害を与えた被害者への損害賠償の支払いは当然免れることはできないだろう。それならば、風評被害の被害者は救われないのか。被害に関して、適時適正な情報が与えられれば、損害が生じない又は損害が大幅に低減できるという条件が揃っているのに、その情報を与えないで、損害を発生させたとなると責任は免れないのではないか。国民を攪乱するように発信された情報が、空中にばらまかれたアルミ箔のように反射して結果的にはその情報の発信元を逆照射してしまったのか。当局は国民は風評に惑わされるなと宣うが、余りにもお節介過ぎないか。何らの情報や防衛手段を持たない国民は君子危うきに近寄らずという黄金律にやむを得ず従っているだけなのだ。風評被害云々と騒ぐ当局が風評被害を振りまいているのが実態ではないか。風評被害の元凶を特定することは困難かもしれない。しかし、今後問題となる損害賠償で、東京電力の役員が負うべき経営責任は避けて通れないのではないか。何兆円とも分からない巨額の損害賠償を支払う責任を会社に負わせた責任は重大である。風評被害を含めればその損害額は超巨大になる。巨大企業といえども最終的には人間が組織を動かしているのである。その立場にあるトップの言行は何よりも重いのである。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:孫との旅

歌題=孫との旅:

■老ひてなほ なりはひの帯 成人式の 若きにこたへ  結ぶしあはせ 103 横山 志げ

和服を着こなす基本は帯の結び方にあるのか。帯の技術の確かさを感じる歌。

2011年5月27日 (金)

大義無く保身の為に馬謖切る;読みかじりの記:ノモンハン戦争 田中克彦 著 (岩波新書 2009年)。20110527。

2011/5/27
昨日は曇り。AM雨の予報なので、ポリマルチ床を作りサツマ苗(ベニアズマ)を植えた。PMは休耕田の草刈。セイタカアワダチソウが群生始めた。多年草で根が残るのでこれは手で抜いた。例年ナタネの種を播いたり、こぼれ種でナタネが咲いたが今年は雑草ばかり。水路脇のリュウノヒゲを改植。はびこったチガヤ等の雑草の根を除去。ついでに水路の底のごみ浚い。伊勢崎の汚泥からセシウムが検出されたとのNHKニュースが流れた。放射能被害も風向きだけで変わる。原発事故被災地はこれから梅雨、夏の気候、台風等と予測できない自然の猛威の可能性もある。戦場と同じだ。きっと生き残って欲しい。

asahi.comは、「福島第一の海水注入中断せず 東電所長、本社に無断;url=http://www.asahi.com/national/update/0526/TKY201105260339.html(2011年5月27日0時16分))」というタイトルで、「東京電力福島第一原発1号機の海水注入問題で、東電は26日、一時中断したと説明してきた海水注入を、実際には中断せずに継続していたと発表した。東電本社と発電所の協議では、海水注入をめぐる検討が官邸で続いていたことから中断を決めたが、福島第一原発の吉田昌郎所長の判断で継続していた。国会でも追及された問題が根底から百八十度くつがえされた。」と報じた。

ざっそう句:大義
■大義無く保身の為に馬謖切る

ネット上では福島第一原子力発電所所長の処分を行うべきでないという意見が噴出している。当然だろう。本来、割腹すべき役柄の人物が義人の首をお上に差し出すような事があってはならないというのが世間の目であろう。歴史にはそのような愚挙が多発している。思うに現場を任された指揮官が、ぎりぎりの場面でどのような采配を振るかは命がけの判断を要求する。これは指揮官の階級とは無関係だ。指揮官の覚悟が結果を決める。

馬謖は諸葛亮に重用された指揮官。命令に違反して戦略を誤り魏軍に大敗と広辞苑にある。諸葛亮は自分が重用した指揮官と言えども人情に流されずに規律を選んだのだ。諸葛亮は「泣いて馬謖を切る」事により、大義を世に示したのである。

インパール作戦で大本営の命令に反して自軍を退却させた佐藤幸徳中将も戦場で決死の判断をした司令官であった。軍法会議で死刑は確実であったのである。

父は戦争の事を多くは語らなかったが、上官の佐藤中将は偉かったといつも語っていた。この未曾有の難局に臨んで、誰でも大義にかなった歴史に恥じない判断と行動をすべきではないか。

昨日の天気

TAVE= 16.2
TMAX= 18.5
TMIN= 14.4
DIFF= 4.1
WMAX= 2.8
SUNS= 0
RAIN= 7


読みかじりの記:ノモンハン戦争 田中克彦 著 (岩波新書 2009年)

追記(2019/08/15):記事整形、過去BLOG再読、印象・コメント等

本書のあとがきに著者の所に司馬遼太郎の使いの人が来たことが記されている。WIKIPEDIAによると、「1942年(昭和17年)4月に旧制大阪外国語学校(新制大阪外国語大学の前身、現在は大阪大学外国語学部)蒙古語学科に入学。」とある。著者は司馬遼太郎の使者の取材は即座に断ったと記しているが、司馬さんならすばらしい『ノモンハン』を書いてくれたのではないかとも記している。

自分は、父が20才代でノモンハン事件に従事し、そこで仕えた上官が後にインパール作戦の抗命で知られる佐藤幸徳少将(当時)という事でノモンハン事件に関心があった。

日本人は心のどこかで蒙古に惹かれる要素があるようだ。広辞苑によると日本人幼児の99.5%に臀部に蒙古斑が出るとある。著者は冒頭で従来のノモンハン事件をなぜノモンハン戦争と記述するかを述べる。

WIKIPEDIAによれば、著者は1957年東京外国語大学外国語学部第六部第二類(モンゴル語学)卒業。本書の内容もモンゴル語の理解を通して書かれている部分が多い。ノモンハンはソ連・モンゴル人民共和国、中華民国、満洲国に挟まれた辺境の地である。

本書は複雑な国境地帯の少数民族は、生存のために多くの犠牲を払うこともあえてせざるを得ないと教えている。国境紛争が起こるべきして起こったような地理的な位置にノモンハンはある。かつて、アジアからヨーロッパまでの広範な版図を誇った蒙古帝国はどうなったのかと思ってしまう。大国の狭間にある小国・少数民族の苦難とソ連の計画的領土・支配地域拡大のための周到的活動を改めて感じるた。

このような、領土紛争は陸続きの地帯では常態に近いのかもしれない。父が馬賊と言っていたのはノモンハン周辺の現地民族だったのか。

父の足跡を辿ると、昭和13年1月:臨時召集ニヨリ高崎歩兵第十五連隊補充隊に応召。昭和13年3月23日:ハイラル着ハイラル付近の警備。昭和13年5月13日:ハイラルニ在リテ第一次「ノモンハン」事件勤務二従事とある。

「ノモンハン戦争」のP10によると『[5月29日]十八時過ぎ、ソ蒙軍の第一線は既に陣地二重米(メートル)に近接し、東中佐以下二十数名は勇躍突撃に移り、全員、「護国の神」と化した(防衛庁454)』と記している。また、「この戦闘に、日本軍は二〇八二人が参加し、二九〇名が死傷、生死不明、特に捜索隊の消耗率は六三パーセントだと牛島氏は記録している(80)」とある。

父の足跡と本書による戦史とを重ね合わせると、一兵卒としては何の記録も残していないが、生死を分ける戦場にいたことようやく実感をもって理解できた。自分はノモンハンを何もない砂漠地帯と思っていたが、本書によるとノモンハンという地名は「ノモンハーニー(ノモンハンの)・ブルド・オボー」という塚(オボー)に由来するの事だ。砂漠ではなくオアシスのような地帯らしい。このオボーというのも遊牧民族にとっては一種のランドマークであり宗教的な施設でもあったようだ。

ハイラルをWIKIPEDIAで調べると現在では20万の人口がある。ロシアの娘さんはきれいだったという、父らしくない冗談は、本書によれば本当だったように思える。迫害を逃れて満洲(著者はサンズイの洲にこだわる)国きた白系ロシア人もいたと記している。ノモンハン地帯も国際的な歴史の中で大きく揺れていた事は本書で理解できた。

昭和14年8月29日~:「モホレヒネーオボ」付近の警備とあるが、Google検索で「モホレヒネーオボ」を入力しても、何も返ってこなかった。これが当時の地名だからなのか。ノモンハン事件に関しては戦史的な書物は多いようだが、自分がなぜノモンハンに関心を持つのか漠然としている。日本が敗戦に突き進んだトリガーポイントがノモンハン事件(戦争)だったからなのか。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:裾の秋色

歌題=裾の秋色:

■赤城嶺の 紅葉前線 下りきて 広き裾野も 秋色となる 77 富田 京子

見慣れた風景も歌にして気付くことがある。赤城の裾野の秋色もその一つ。

2011年5月26日 (木)

老人の寝言:福島原発真相隠蔽放射能カーテンゲート疑惑

2011/5/26
ハウスの下でポット苗の手入れ。桝井農場より購入したレモンの二世が花を開花させた。第一世は越冬に失敗して枯らしてしまった。一世から穂木を採取して育てたのが開花したのでうれしい。

昨日の天気

TAVE= 19.3
TMAX= 27
TMIN= 12
DIFF= 15
WMAX= 3.2
SUNS= 12.3
RAIN= 0

老人の寝言:福島原発真相隠蔽放射能カーテンゲート疑惑

自分なりに東北地方太平洋沖地震とそれ以後の流れを振り返っている。2011/5/25NHKラジオ第一に宗教学者山折哲雄氏が出て話をされた。80才。哲学者梅原猛氏と同様に東北と深い関係がある。WIKIPEDIAを調べると、梅原氏は東日本大震災復興構想会議特別顧問(名誉議長)とあった。山折氏は東北地方太平洋沖地震に起因する災害が東日本大震災とされ「東北」が消えてしまったのは残念と話されていた。一時は、「東北関東大震災」とも呼ばれていた。阪神淡路大震災では「淡路」を除外しないようにという運動があって阪神淡路大震災という用語になったらしい。為政者は自分の功績を残すためなら何でもしてしまうという宿命にあるのか。為政者の歴史を顧みない愚挙は枚挙に暇がない。100年に一度、否1000年に一度の大震災ならば尚更「東北関東大震災」の方が命名としては適しているのではないか。山折氏は東北人の性格は数百年以上に遡る自然災害に寄り添って生きてきた中で形成されたと述べた。地震や津波の被害も乗り越えてきた。歴史的には干魃、冷害、飢饉等の災害も乗り越えてきた。地震や津波は自然災害だから避けようがない。

しかし、原発事故はどうなのだろうかというのが、国民の共通した疑問ではなかろうか。同じ東北地方太平洋沖地震の津波を受けた東北電力の女川原発と東北電力福島原発は明暗を分けた。やはり、原発事故は人知の領域ではないかと言うのが国民の漠然とした理解ではないか。IAEAの調査団が来日して調査を開始しているようだが、女川原発や浜岡原発等の立地論も含めて調査すべきではないかと思う。あの巨大地震と津波から二ヶ月半が過ぎ、ようやく福島原発事故の解明が始められようとしている。

毎日新聞は社説で、「社説:原発事故調設置 独立性確保し解明を;url=http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20110526k0000m070131000c.html(毎日新聞 2011年5月26日 2時31分))」というタイトルで、「だが、独立性や強力な権限を法律で担保する仕組みが必要だったとの指摘もある。主要8カ国首脳会議を前に見切り発車した感は否めない。調査に当たっては、目的と範囲を明確にすることが重要だ。津波によって冷却機能が喪失したとしても、なぜ1、2、3号機の相次ぐメルトダウンにまで至ったのか。「人災」の要因も徹底的に洗い出し、さらに検証して事故防止につなげるのが最大の任務だ。」と論じた。

然るに、既に原発事故発生から二ヶ月半が過ぎ、当事者の記憶も薄れ掛かっている。驚くべき事に当事者がまともな記録を残していない事例もありそうなのだ。経過を振り返るには時間軸が絶対に必要なのだ。特に、原発事故はその検証にも分刻を追う必要がある。ところが、ギガジン(url=http://gigazine.net/news/20110313_clock_stop/)によれば、「おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)は停波中です。3月12日19時46分、福島原発に伴う避難命令に従い、おおたかどや山送信所は停波措置を取りました。復旧の見込みは未定です。利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。」とある。自分は、停波が地震によるものと考えていたが、人為的に行われていたのである。それも、メルトダウンや海水注入等の問題が起ころうとする日時からである。

福島原発本体、その周辺は一般人が近寄ることは出来ない。原発事故後はそれが更に困難になる。現在では警戒区域も完全に封鎖されているに等しいだろう。当局は原発事故の真相を知っているのは極限られた人しかいない事を確信できる立場にある。一般人にとっては神のみぞしるの状態だ。当局は俺が神だと信じるかもしれない。眼に見えない放射能が当局を覆っている。誰も分からなければ何をやっても良いではないかと悪魔がささやく。放射能というカーテンは原発周辺や警戒区域にあるだけなのか。為政者の根元的な意識まで覆ってしまったのが放射能というカーテンなのだろうか。

かつて、漢文だったろうか、川に溺れる者を見て、助けてやろうとするのが人間本来の情というものだと学んだような記憶がある。(原典では川でなく井戸だった。)

調べると、以下にあった。

「孟子;url=http://ja.wikiquote.org/wiki/%E5%AD%9F%E5%AD%90;(最終更新は 2011年4月10日 (日) 06:06 )」出典: フリー引用句集『ウィキクォート(Wikiquote)』の記事に、

「・人皆な人に忍びざるの心あり。 今、人の乍ち孺子の将に井に入らんとするを見れば、皆な怵惕惻隠の心あり。 惻隠の心なきは、人にあらざるなり。 惻隠の心は、仁の端なり。

    人皆有不忍人之心。 今人乍見孺子將入於井、皆有怵惕惻隱之心。 無惻隱之心、非人也。 惻隱之心、仁之端也 -- 公孫丑章句 上
    【読み】
    ひとみなひとにしのびざるのこころあり。 いま、ひとのたちまちじゅしのまさにせいにいらんとするをみれば、みなじゅつてきそくいんのこころあり。 そくいんのこころなきは、ひとにあらざるなり。 そくいんのこころは、じんのたんなり。
    【意味】
    人にはみな人に忍びないと思う心がある。 今、人であるものが、今にも井戸に落ちようとしている幼な子を見たとしたら、みな憐憫の情、可哀相と感じる心を持つものだ。 憐れみの心がない者は、人ではない。 憐れみの心は、仁であることの始まりである。 」
    「人皆な人に忍びざるの心あり。 今、人の乍ち孺子の将に井に入らんとするを見れば、皆な?惕惻隠の心あり。 惻隠の心なきは、人にあらざるなり。 惻隠の心は、仁の端なり。
    人皆有不忍人之心。 今人乍見孺子將入於井、皆有?惕惻隱之心。 無惻隱之心、非人也。 惻隱之心、仁之端也 -- 公孫丑章句 上
    【読み】
    ひとみなひとにしのびざるのこころあり。 いま、ひとのたちまちじゅしのまさにせいにいらんとするをみれば、みなじゅつてきそくいんのこころあり。 そくいんのこころなきは、ひとにあらざるなり。 そくいんのこころは、じんのたんなり。
    【意味】
    人にはみな人に忍びないと思う心がある。 今、人であるものが、今にも井戸に落ちようとしている幼な子を見たとしたら、みな憐憫の情、可哀相と感じる心を持つものだ。 憐れみの心がない者は、人ではない。 憐れみの心は、仁であることの始まりである。」とある。

明治維新に活躍した人材を育てた吉田松陰は孟子を教えた。その基本が「惻隠(そくいん)の情」と言うとの事。吉田松陰と同郷の総理以下政府首脳は福島原発事故に直面して惻隠の情をどう思うのであろうか。真実を歴史の中に埋めさせてはならない。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅: 夫の喜び

歌題=夫の喜び:

■麻痺の手に 描きし花の 絵を医院に 飾られ夫は 喜び深きらし 63 多賀谷 雪子

リハビリに励む夫の喜びを自分の喜びとするさまが詠われている。

2011年5月25日 (水)

老人の寝言:「失敗学」は失敗の連続だが、失敗した本人にとっては最高の薬だ

2011/5/25
昨日は朝から雨で、寒いくらいであった。XPパソコンでインターネット。外観はWIN MEの現用のメイン機にできるだけ合わせた。お化粧で外観が大分変わっているが骨格は余り変わっていなかった。OFFICEはOPPEN OFFICEを入れた。東京電力もホームページに色々情報開示を始めたが、何を今更という感じである。

びっくりしたのは、ホームページの第一ページの下方に、< 計 画 停 電 に つ い て >というタイトルで、「 今後の計画停電につきましては、皆様に節電のご協力をいただきながら、「原則不実施」を継続できるよう追加供給力の確保などに努めておりますが、万が一需給逼迫が予想される場合には、やむを得ず計画停電を実施する場合がございます。何卒ご理解、ご協力のほど宜しくお願いいたします。」とちゃっかり書かれている。

「万が一需給逼迫が予想される場合」とは、東京電力にとっては計画停電は想定内なのか。「原則不実施」と予防線を張っているが、ゴウゴウとした顧客の不満を背景に公約した事である。「皆様に節電のご協力をいただきながら」は言わずもがなだが、顧客に責任をなすりつけるような態度にみえてしまう。単に、非難をかわす情報操作で終わらせては社会的な責任が問われる。東京電力は「原則不実施」を保証する、現時点で実施している具体的な対策と確保した電力量のデータを刻々開示すべきである。

昨日の天気

TAVE= 15.2
TMAX= 20.8
TMIN= 11.6
DIFF= 9.2
WMAX= 3.5
SUNS= 6.1
RAIN= 22

老人の寝言:「失敗学」は失敗の連続だが、失敗した本人にとっては最高の薬だ

YOMIURI ONLINEは、「原発事故調設置、委員長に「失敗学」の畑村氏;url=http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110524-OYT1T00256.htm?from=yoltop((2011年5月24日10時12分  読売新聞)))」というタイトルで、「政府は24日の閣議で、東京電力福島第一原子力発電所の事故原因などを検証する事故調査・検証委員会の設置を決定した。 仙谷由人官房副長官は同日午前の記者会見で、委員長に「失敗学」の研究で知られる畑村洋太郎東大名誉教授(70)を起用すると発表した。」と報じた。

かつて、在職中に業務マニュアルを作成した。その姉妹編として失敗事例集を作ろうとした。その事例を体系的に集める事の難しさに直面した。中には否定的な見方をとる者もいる。確かに、失敗の本当の原因を調べるには当事者の全面的な協力が不可欠なのである。ところが、当事者はその失敗の責任感、周囲の評価等でなかなか協力する気になれないのも事実である。当時は、失敗を記録する書式を作り、その書式の範囲に記入してもらいファイリングした。大きな失敗はそう頻繁に起きることでもないので、時間が経るに従い、そのシステムが稼働している事も知る人が少なくなった。任意協力でやれば、うまく行けば良い事例が集まるが、協力が得難い。一方、人事評価等に連動して強制的にすれば、資料は確実に集まるが、その内容が形式的になり事例集としての有用性も余り期待できない。いわば、失敗事例集はフィードバックシステムと同じような特性を持つ。フィードバック量を最適にコントロールする事が難しいのだ。業務マニュアルをISO9001のような品質管理システムに組み込み、失敗を起こさせないようなプログラムを組んで日常の業務の中で実施するのが現実的であると理解するようになった。これは一種のフィードフォワード方式のようにも見える。一般に物事が順調に進んでいる時に予防に金をかけることは民間会社としては難しい。とくに下っ端が言い出すのは至難の業だ。そこは経営層が責任を持って指令しないと進まない。システムは通常一番弱いところがあるのは事前予想できる場合が多い。想定内、想定外と議論が責任論とからんで進む場合が今回の原発事故ではあるが。物事は一面だけでは全体が見えない。外部の利害のない人が見るだけで新しい発見もある。それが外部監査でもある。ところが、監査も形式的になると、コストと時間だけかかるという弊害だけに終わってしまう場合もある。そんなわけで、「失敗学」が成功し難いのは想定内なのである。日本がなぜ無謀な戦争に走り敗戦までに膨大な人命と財産を失ったかという敗戦を解明するために失敗学が叫ばれたが、それも成功したとは言えないだろう。やはり、失敗は失敗した当事者が正すのが最適なのである。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅: 肥後山茶花

歌題=肥後山茶花:

■今年また 真白き花を 咲かせおり 門外不出の 肥後の山茶花 47 柴田 包子

門外不出で真冬に咲く白い山茶花が今年も咲いたと花木への愛着心が溢れる一首。

2011年5月24日 (火)

老人の寝言:恐るべき本末転倒の論理を世界があざ笑う

2011/5/24
昨日は雨模様で気温も寒さを感じるまで下がった。シランが咲いている。漢字では紫蘭と書くようだ。一度、花暦を作ってみようとした。その時の資料によれば、シランの次ぎにアヤメ、 ウツギ、 にんどうとあった。花暦は未完だが次ぎに何が咲くか楽しみだ。

ざっそう句:しらん

○俺知らん俺は紫蘭と五月雨

昨日の天気

TAVE= 15.4
TMAX= 18.6
TMIN= 13.1
DIFF= 5.5
WMAX= 2.5
SUNS= 0
RAIN= 10

老人の寝言:恐るべき本末転倒の論理を世界があざ笑う

YOMIURI ONLINEは、「2・3号機も炉心溶融…地震直後のデータ解析
;url=http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110524-OYT1T00086.htm((2011年5月24日03時03分  読売新聞)
))」というタイトルで、「東京電力は23日、福島第一原子力発電所2、3号機について、地震発生直後の原子炉の各種データをもとに解析を進めた結果、1号機と同様に核燃料がメルトダウン(炉心溶融)していたとする報告書をまとめた。 経済産業省原子力安全・保安院に提出する。
」と報じた。同記事は更に、「東京電力は23日、福島第一原子力発電所2、3号機について、地震発生直後の原子炉の各種データをもとに解析を進めた結果、1号機と同様に核燃料がメルトダウン(炉心溶融)していたとする報告書をまとめた。 経済産業省原子力安全・保安院に提出する」と報じる。

IAEAの使節団が来日して10日間の調査をすると伝えられている。そんな状況も念頭にないのか、当局もベントの遅れや海水注入の中断等の初動対応の責任問題で大混乱。濃霧の中での仲間同士のたたき合いを演じている。忘れてはならないのは、ニュースに登場する役者は、大根役者ではなく、法令上の権限と責任を持っている公人だ。役者が台詞を喋るなら、俺の権限と責任はこれれこれだだと前口上を言ってから喋ればいい。現在は、全役者がそんな前口上も言えないレベルになりさがっている。中国や韓国でも、しかるべき筋は日本の国会中継はリアルタイムで見ているだろう。その表情を知りたい。東京電力や当局は、メルトダウンについては、それと断定すべきデータがないからメルトダウンと判断できないと一貫してメルトダウンを認めることを避けてきたのではないか。そこで、地震で水位計が狂ったから判断できないというような説明を繰り返してきた。また、シミュレーションはあくまでも架空のものだと、シミュレーションの信頼性も批判していた。それはSPEEDIのデータを出し渋った事実が証明している。事実認定は、事実を示すデータの積み重ねで行い以外にない。それは、一面科学的な判断の基準ではある。科学的判断は、科学的な知見と合致する必要がある。そのため科学的な判断を下すにはデータの収集や検証が必要になり、時間がかかってしまう。当局はそれを逃げ口上に使った。しかし、当局のミッションは科学的判断を出すことではない。当局のミッションは事故の未然防止と事故が発生した場合の事故被害の極小化と事後処理であろう。

官房長官記者発表は、「原子力緊急事態宣言について;url=http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201103/11_p3.html(平成23年3月11日(金)午後))」というタイトルで、「まず私(官房長官)からご報告をいたします。まず発表に先立ちまして、これから申し上げることは予防的措置でございますので、くれぐれも落ち着いて対応していただきたいというふうに思います。先ほど、原子力安全対策本部を開催をいたしまして、本日16時36分、東京電力福島第一原子力発電所において、原子力災害対策特別措置法第15条1項2号の規定に該当する事象が発生し、原子力災害の拡大の防止を図るための応急の対策を実施する必要があると認められたため、同条の規定に基づき、原子力緊急事態宣言が発せられました。現在のところ、放射性物質による施設の外部への影響は確認されておりません。したがって、対象区域内の居住者、滞在者は現時点では直ちに特別な行動を起こす必要はありません。あわてて避難を始めることなく、それぞれの自宅や現在の居場所で待機し、防災行政無線、テレビ、ラジオ等で最新の情報を得るようにしてください。」と報じている。さらに続けて「原子炉はしっかりと停止をいたしました。ただ、停止をした原子炉は冷やさなければいけません。この冷やすための電力、冷やすための電力についてですね、対応が必要であるという状況になっております。まさに万が一の場合の影響が激しいものですから、万全を期すということで、緊急事態宣言を発令をいたしまして、その上で対策本部も設置をし、原子力災害対策特別措置法に基づく最大限の万全の対応をとろうということでございます。」と述べている。

この発表を振り返ると、「原子力緊急事態宣言」を出すべき事態が「本日16時36分」に発生しして、政府の原発事故対策体制が起動した事が分かる。原発事故対策の本当の初動対応は、地震発生から原子力緊急事態宣言発令までであろう。ともかく、、「原子力緊急事態宣言」の発令は電源喪失が確認され、重大な事故が発生する事は完全に予想された処置である。しかし、その後の初動対応が闇の中なのだ。その闇は、もはや最高権力者の胸の中を推測する以外にないのか。津波が来る映像も公開されている。原発データも早期公開が望まれる。ともかく全てが、東北地方太平洋沖地震が発生した「2011年(平成23年)3月11日14時46分18秒(WIKIPEDIA)」が起点になる。東京電力が上記記事のように、実は福島第一原子力発電所の2号機、3号機もメルトダウンを起こしていたという報告を今更出す目的はなにかとかんぐってしまう。当局が一番信用しないと言っていたシミュレーションで出した結果ではないか。今更嘘はつけまい。シミュレーションはあくまでも判断の材料に過ぎない。放射能の拡散は現象として刻々と進んでいるのである。刻々と進んでいる現象を口先だけで対処しようとしたツケが原発事故の損害賠償なのだ。大問題は原子炉の5重の壁を破って、危険なレベルの放射性物質物質が外部に流出した事である。当局の最大の責任は、事故対策の真のミッションを放棄し、目先の局限された情報に目を向けさせ、被災者、現場作業者や国民を放射能にさらした事だ。当局は組織や仲間を守ることに汲々として国民は危険にさらされたと国民はうすうす知り始めた。恐るべき本末転倒ではないか。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:母

歌題=母:

■花咲けば 蚕飼ひの用意 せかるると 飼はずなりにし 母はつぶやく 40 小山 多嘉

季節と仕事が記憶と意識の底に深く染み込んでいる百歳の母を詠んだ女の一生の一部。

2011年5月23日 (月)

老人の寝言:その期に及んで責任のなすりあいをするゆとりなどあるまいに

2011/5/23
昨日の朝のこと、ガラス戸にドスンと重い衝撃音がした。同時にピーピーという聞いたことのない鳥の鳴き声。しかし、それはカラスの悲鳴に聞こえた。同時に他のカラスが鳴きだした。こちらはギャアギャアというカラスの鳴き声。室内からの想像では子ガラスがガラス戸に衝突したようだ。下手に動くと危険なので今回はじっと様子を見ることにした。一、二年前、走行中に車のフロントガラスにオナガが激突した事があった。最初は何が起こったのか分からなかった。音がしたところへ歩いて行くとオナガがいた。車に収容して用事を済ませて、しばらくたって様子を見ようとしたら飛び去ってしまった。鳥には相当の衝撃を受けても回復する能力があるのかと思った。しばらくすると子ガラスも親ガラスも鳴かなくなった。よくよく考えると、鳥が飛ぶのも単なる本能だけではないように感じる。進化の過程からは、は虫類の前肢が翼になったのが鳥と単純に考えてしまうが、地上を這う生活から、滑空する能力を現実に使えるようにするためには、現在も危険を冒しつつ訓練をして、与えられた能力を開花させなければ本当の鳥にはならないのではないか。子ガラスもなんらかの意味で親ガラスの行動を学習しているのではないか。

産経ニュースは、「汚染水移送先、あと数日で満杯に
;url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110523/dst11052309250010-n1.htm(2011.5.23 09:25 ))」というタイトルで、「福島第1原発事故で、東京電力が2号機外の立て坑と3号機のタービン建屋から高濃度の汚染水を移送している「集中廃棄物処理施設」が、23日までに満杯に近づいた。収容できるのは、あと数日とみられる。」と報じた。予想されている事態が刻々と進んでいる。日々発生している放射能汚染水を外部環境に排出させずに、最後まで管理状態に保てるかが問われている。

昨日の天気

TAVE= 18.8
TMAX= 25.9
TMIN= 14.9
DIFF= 11
WMAX= 7.6
SUNS= 4
RAIN= 8.5

老人の寝言:その期に及んで責任のなすりあいをするゆとりなどあるまいに

毎日新聞は、「福島第1原発:海水注入問題、政府が班目氏発言を訂正
 ◇「再臨界の危険性がある」→「可能性はゼロではない」;url=url=http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110523k0000m040117000c.html(毎日新聞 2011年5月22日 23時54分(最終更新 5月23日 3時46分)))」というタイトルで、「炉心溶融を起こした東京電力福島第1原発1号機で3月12日夜、炉心冷却のため始めた海水注入が55分間中断した問題で、政府・東京電力統合対策室は22日、内閣府原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長が「再臨界の危険性がある」と述べたとした21日発表の文書について、発言は「可能性はゼロではない」だったと訂正した。班目氏は22日、首相官邸で福山哲郎官房副長官に発言の訂正を要請。対策室側が訂正に応じたため、矛を収めた。本人に確認せず文書を発表したため生じた混乱といえ、政府内の調整不足が露呈した形だ。」と報じた。報道としては冷静を保ったが、実態はこの期に及んだ責任のなすり合いに過ぎないようにみえる。便宜的な事実が、お互いの言い分を足して二で割るように決まれば、本当の事実は隠されてしまう。誰が責任をとるのであろうか。無責任体制と事実捏造談合そのものではないか。当事者は連帯責任を負うべきではないか。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:蕗のとうの青

歌題=蕗のとうの青:

■胸に置くが 重くて少し ずらしたり 働くこの手の 寝ては置き処なく 71 角田 ふみ江

農一筋に生きてきた姿がそのまま歌になったが、本人だけが詠める歌。

2011年5月22日 (日)

老人の寝言:日本は物造りの前に人造りで失敗していないか

2011/5/22
昨日は真夏の暑さ。アメダスのデータ:最高気温(℃)= 32.3 、 JST=14:20 。ビーチパラソルの下で仕事を始めたが、風に飛ばされた。そこで梅の木の下に引っ越し。我ながら良いアイデアと思っていたところに、大きなアゲハの幼虫を発見してびっくり。本日アゲハチョウが飛んできたのを初めて見たばかりだったのに。もうこんなに大きいのがいたのか。幼虫で越冬したわけではないとすると、相当前に卵からかえっていたのだろうか。気持が悪いが、撮影のため手の平にのせて持ってきた。蚕と同じ感触がした。

asahi.comは、「地震3時間後、原子炉建屋で放射線検出 福島原発1号機
;url=http://www.asahi.com/national/update/0521/TKY201105210431.html(2011年5月21日22時28分))」というタイトルで、「東京電力福島第一原発1号機の原子炉建屋で、3月11日の地震発生約3時間後に放射線を検出していたことが東電の資料でわかった。事故後の放射線量上昇としてはこれまでで最も早い。東電は、放射線や放射性物質漏れの可能性は認めるが、線量の上昇幅は小さく、ほかに大きな異常を示すデータも得られていないことなどから、「重要な機器が壊れた可能性は低い」と説明している。」と報じた。

福島原発1号機は運転開始から40年経過している。原子炉は放射線、熱、高温高圧の水蒸気等で常に過酷なストレスを受けている。プラスティックのバケツ等のプラ製品を屋外の日光に1~2年さらしておくだけで、紫外線でぼろぼろになってしまう。経年劣化は確実に進む。阪神淡路大震災ではコンクリート構造物の劣化が問題になった。建物の耐震補強問題はこのような経年劣化による強度不足が背景にある。地震3時間後に原子炉建屋で放射線が検出された事は、地震の震動で原子炉が損傷を受けて放射性物質が原子炉外部に漏れたことを示している。言い換えると、原子炉の五重の壁は地震の直撃だけで破られている。これは全ての原発に通じる由々しい問題で、当局はこの事実を見て見ぬふりをしている。福島原発事故では津波を犯人に仕立てているが本当だろうか。経年劣化と地震は他の原発にも確実に忍び寄ってくる。福島原発事故による直接的な損害だけでも金額換算で数兆円で、機会損失等の間接的な損害はその十倍では納まらないのではないか。間接的な損害は政治、経済、社会等あらゆる方面に及ぶ。政府は太っ腹にも金はいくらでも出すというような態度を示しているが口先だけでは信用を失う。政治の停滞だけでも機会損失を生んでいる。日本には原発が55基あるとの事だが、廃炉の費用が1基数千億円。全原発の廃炉費用となると数十兆円となる。今後、福島原発事故を教訓に、各原発の補強だけでも相当の費用がかかるだろう。しかし、原子炉の寿命は確実にやってくる。寿命が近づけば事故の確率も上がってくる。よくよく考えると原発にかかる総コストも日本国債の総額に迫り、日本国債と同じように日本をむしばんでゆくのではないか。

「日本国債(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E5%82%B5;最終更新 2011年5月21日 (土) 20:59 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)によると、「2010年(平成22年)12月末の発行残高は919兆1511億円で国民一人あたり722万の借金を背負っていると言われている。」との事だ。

昨日の天気

TAVE= 24.0
TMAX= 31.9
TMIN= 16.5
DIFF= 15.4
WMAX= 4.7
SUNS= 11.4
RAIN= 0

Ageha_youcyuu_s

老人の寝言:日本は物造りの前に人造りで失敗していないか

BLOGOSというサイトに、「堀江貴文氏独占インタビュー「結局、世の中を変えるのは技術革新しかない」;url=http://news.livedoor.com/article/detail/5555535/(2011年05月16日09時30分))」というタイトルの記事があり、ついついクリックしてしまった。

堀江貴文氏は例のライブドア事件で有罪判決が確定し、収監される前に行われた池田信夫氏のインタビュー記事であった。19~21世紀は技術革新の時代であったのは確かだ。それ以前にも技術革新はあるが、今日では当たり前の技術になってしまってそれと気付かないだけかも知れない。従って今日の技術もしばらくの期間が過ぎれば当たり前の技術になってしまうかもしれない。堀江氏がはまってしまった穴は激動するIT技術とITビジネスだったのかもしれない。要するに技術もビジネスもバーチャル化されてしまい、濃霧やブラックホールのように見通しが困難になっているのが現代の技術だろう。

以下に目に付いたインタビューの一部を引用する。

「堀江:人間はこれまで技術革新という選択肢をとり続けてきた。豊かになりたいから。
堀江:30年経ったら、僕は何歳ですか? 68歳ですよ(笑)。僕が老害になってますよ(笑)。
池田:日本の社会で何が弱点かというと、役所や金融、労働市場もあるけれど、一番大きいのは教育だと思うんです。」

時代の変化は早い。時の人が知らぬ間に忘れ去られた人になってしまう。「科学技術の研究機関を作りたい」とうのが堀江氏の今後の夢との事だ。米国では産学協同でベンチャー企業の創設が盛んだとの事だ。hp社等の優良有料企業もそういう環境から生まれている。ところが、日本ではベンチャーが生まれ育つ環境が非常に脆弱のようだ。ベンチャーが儲けた金はどこに向かうのか。投資家が技術者とその夢を買ってくれないのにも原因がありそうだ。平強氏のブログ「挑戦せよ」が更新されていたので、「戦略に命をかけた男 ~中條高徳さんの講演会を聞く~。」という記事を読んだ(url=http://tsuyoshitaira.com/)。企業の再建について書かれている。平氏は半導体ビジネスでは、駆け出しの頃お世話になった方である。エンジェル投資家として活躍されている。教育とは才能を引き出すというのが本義のようだ。そういう意味ではエンジェル投資家も名馬を見いだして育てる伯楽に似ているのかもしれない。思うに、近未来になると、知力・体力は技術が相当の部分を補ってくれるようになるのではないか。その時、見直されるのが感性ではないか。この部分は教育等で開発できるのだろうか。日々自分で磨かねばならないように思われる。堀江氏の出所後の動静に注目したい。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:生きつぐいのち

歌題=生きつぐいのち:

■物なき日 父買ひくれし 宮入雛 古びし面に 髪のほつれぬ 67 多田 鶴子

今日のように物が豊富にない時代だけに父親が買ってくれた雛の有り難さがわかる歌。

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  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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