身辺雑記:5Sも断捨離も程々が良いのか
2011/5/31
昨日は午前は雨、午後から日が出てきた。現在パソコンはWIN MEがメインで、XPがサブとなっている。使い慣れたMEの方が作業性が良いので結局まだ主従が代わっていない。
昨日の天気
TAVE= | 18.8 |
TMAX= | 23.5 |
TMIN= | 15.9 |
DIFF= | 7.6 |
WMAX= | 9.7 |
SUNS= | 2.4 |
RAIN= | 22.5 |
身辺雑記:5Sも断捨離も程々が良いのか
会社で事務部門や製造部門へ行くと比較的整理整頓が良く行われているのに感心した。自分が居た開発部門はその点、やや乱雑なようにも見えた。ものの並び方も、見る人、作業する人により異なる。本の並べ方も、大きさ順に並べれば見掛けはきれいになる。それでは探すときが大変だが。物は使いたいときにあればよいという考え方もある。それを徹底すると、倉庫は路上のトラックというような状況が生まれる。JUST IN TIMEもその例であろう。ともかく、連続的な作業が必要な時は物を止めるだけで、その全体の流れがも止まってしまう。関連する工程が完全に同期すれば良いが、何らかの事故等で一つの工程が全体の工程を左右してしまう場合がある。「断捨離」はWIKIPEDIAによると、「ヨガの「断業」、「捨行」、「離行」という考え方を応用」とある。ヨガは精神や身体の統一を求める修業だろうから、目的は物ではないのだろう。迷いや妄念を断つのが目的か。
「5S;url=http://ja.wikipedia.org/wiki/5S;(最終更新 2011年2月16日 (水) 01:49 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、
「名前は、5項目のローマ字での頭文字がいずれもSとなっている事に由来する。5Sに基づいた業務管理を5S管理・5S活動などと呼ぶ。
整理(せいり、Seiri)
いらないものを捨てる
整頓(せいとん、Seiton)
決められた物を決められた場所に置き、いつでも取り出せる状態にしておく
清掃(せいそう、Seisou)
常に掃除をして、職場を清潔に保つ
清潔(せいけつ、Seiketsu)
3S(上の整理・整頓・清掃)を維持する
躾(しつけ、Shitsuke)
決められたルール・手順を正しく守る習慣をつける 」
と解説されている。広辞苑によると、「整理」の最初の項に「いらないものを捨てる」とまでは書いてなかった。自分にとって、5Sと異なり、整理とは「決められた物を決められた場所に置き、いつでも取り出せる状態にしておく 」、整頓とは、見苦しくないように配列するようなイメージを持っていた。整理、整頓、清潔をうまく関連して定義するのも難しいように感じた。ともかく5Sが職場の管理・意識改革への入り口かも知れないが、自分の行動指針としては難しすぎるようだ。
物事は放置しておくと自然に無秩序の方向に向かう。エントロピー増大の法則が働くように見える。しかし、その秩序を取り戻すためには多少のエネルギー(コスト)が必要となる。どれほどのエネルギーを投入して、どれほどの秩序を維持するかというバランスが大切なようだ。整理、整頓、清潔も教えただけでは実行され難い。習慣にさせるというのも、職場では徹底しがたい。業務の一部としてさせた方が良さそうだ。それを労働時間にやるのか・やらせるのか。微妙なところだろう。老人としては、整理、整頓、清潔が本業とならないように自戒する以外にない。パソコン起動時にディスククリーナーを実行しているが、その時間がうっとうしい。パソコンさえも内部の「清掃」に時間がかかる。その待ち時間に5Sが気になりだした。
以下本題。
かみつけ女流歌人 雅:二つの影に
歌題=二つの影に:
■鎌研ぎを まかせ気安く 麦刈りき 一升びんの 水のみ合ひて 65 竹内 ゑい
昔の生活感があふれる麦刈りの光景を余すところ無く描いている歌。