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2011年6月15日

2011年6月15日 (水)

かみつけ女流歌人 雅89

2011/6/15
昨日は昼間は晴れた。自転車で外出。たんぼの麦は黄金色に色付き、麦秋を迎えていた。田植えも、水が巡ってくる上流から始まるようだ。たんぼの位置や種々の条件により、田植えの時期も色々変化があるようだ。家の周辺ではどくだみの白い花が咲いている。

昨日の天気

TAVE= 22.0
TMAX= 25.7
TMIN= 18.4
DIFF= 7.3
WMAX= 4.3
SUNS= 5
RAIN= 3

ざっそう句:麦秋

■麦秋の海にさまようヒバリの子

毎日新聞は、「福島第1原発:作業員内部被ばく100ミリシーベルト限度;url=http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110614k0000e040069000c.html(毎日新聞 2011年6月14日 13時06分(最終更新 6月14日 14時20分)

))」というタイトルで、「東京電力福島第1原発の緊急作業で、被ばく線量が限度の250ミリシーベルトを超えた東電社員が新たに6人判明し、計8人となった問題で、細川律夫厚生労働相は14日、内部被ばくで100ミリシーベルトを超える作業員を作業から外すよう東電に指示した。」、「同省によると、原発事故を収束させる緊急作業には、震災以降これまでに計約7800人が従事。東電は、このうち線量が高いとみられる震災直後から従事していた3726人について暫定的な被ばく線量の確定を急いでいる。しかし、震災発生から3カ月が経過した13日の時点でも報告は2367人どまりだ。」と報じた。

この記事で、新たな東電社員の被曝が6名だと分かるが、原発事故現場で作業した作業員は約7800人とある。放射線量の多い過酷な環境では、多数の東電社員以外の下請け企業や臨時雇いの作業員働いているとの情報もある。これらの作業員の被曝はどうなのかさっぱりわからない。これらの作業員の被曝量を測定もしないで使い捨てにされるとなるといったいどうなっているのかと思わざるを得ない。

相変わらず、気になるのが東京電力の動向。東京電力の保有する尾瀬の土地は売却の対象にはなっていない様子だ。県も売却しないよう要請している。東京電力の今年の株価の変動は、年初来高 2,197(2011/02/23) 、年初来安 148(2011/06/09) とのことだ。その山と谷の比は15倍弱になる。

東京電力ホームページの株主・投資家のみなさまというページに平成23年6月28日に第87回(平成22年度)定時株主総会が開催されるとのアナウンスがある。この総会の3号議案に株主402名から提出された定款の一部変更があり、原子力発電からの撤退案が提出されているのが分かった。この株主総会でどのような審議が行われるか注目される。経営陣の株主に対する経営責任はどうなるのか。この点も注目すべき点だろう。優良株が、紙切れ同然になろうとしているのに経営責任の議論が全く聞こえないのも不思議だ。報道各社も株主から「原子力発電からの撤退案が提出されている」というような内容を報道しても良いのではないか。報道各社が東京電力の広告費という麻酔薬に呪縛されているのか。報道力の弱体化も日本の弱体化に通じる。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:あさがお

歌題=あさがお:

■山の夜は 明けの近きか 冷え来たり 夫の温みに ひそとより添う 89 本多 うめ子

寄り集まって寒さをしのぐのは動物の習性のようだが、それを歌に高めるのは至難の業。

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    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)