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2011年6月17日 (金)

老人の寝言:放射線量の自主測定はどんどんやれ

2011/6/17
昨日も曇り。タマリュウの植え替えは終了した。この時期、咲く花があまり見あたらない。ミニトマトの花。アジサイの一種だが、名前の分からないものが咲いている。昨日から今朝にかけてのNHKニュースが東京電力福島原発の放射能汚染水の処理が予定通り進んでいないと報じていた。いくつかの設備を連結して全体の動作をさせたら水漏れが生じているらしい。このようなロス時間の間にも、原子炉への注水は続いており、汚染水の容器も満杯が迫っているとの事だ。万一、今後再び放射能汚染水を海に放流するような事があれば、近隣諸国から非難を浴び、日本の信頼性を更に下げてしまうおそれが多い。そんな事態は絶対に阻止してもらいたい。

昨日の天気

TAVE= 20.4
TMAX= 24
TMIN= 16.1
DIFF= 7.9
WMAX= 4
SUNS= 0.1
RAIN= 3.5

老人の寝言:放射線量の自主測定はどんどんやれ

最近、放射線量の自主測定が注目を集めている。その背景には、自分が生活している環境や食物が放射性物質に汚染されていないかという心配がある。単独の測定値は余り意味がない。測定自体がデータを比較しあうという操作であると言っても良いだろう。それを具体的に示すのが測定のトレーサビリティだ。トレーサビリティとは測定の信頼性を確保する体系でもある。民間人が放射線量の自主測定をする事に対して、色々な意見がでている。それを、要約すれば必要十分な放射線量のデータがないからである。民間人以外の国や地方公共団体等が必要十分な放射線量データを提供してくれればあえて民間人は高価な放射線量測定器を購入して、放射線量を計る必要はないだろう。産業技術総合研究所のホームページに「 放射線計測の信頼性について(url=http://www.aist.go.jp/aist_j/rad-accur/confidence/index.html) 」という記事があり、「放射線計測器の校正には、標準線源を用います。放射能強度をあらかじめ測定した標準線源を用いて、計測現場で使われる放射線計測器の校正を行います。図3は、放射能計測のトレーサビリティ体系です。日本国内の体系では、(財)日本分析センターや(社)日本アイソトープ協会の標準器が産総研NMIJの国家標準に対してトレーサブルになっています。」とトレーサビリティの体系図を示している。このようなトレーサビリティを通すと、正しいデータの比較が可能になる。

最近、気になっているのは、放射線量の自主測定は混乱を招くといいうような、自主測定を牽制するような発言が目立つ事だ。それも、当局に近い筋やその分野のプロなのだから、意外に感じるのだ。このような発言には、一言、自衛というだけで十分だ。ともかく、なんらかの現象を数値で把握することは、その現象を把握するための第一歩になるのだ。どしどし測定をすべきである。当局やプロは、民間人が測定器などを使いこなしたら、失職の危機に直面するのではないかという不安を抱くのではないかと妄想せざるを得ない。民間人だって、むしろ民間人の方がまともな感覚を持っているのではないか。全く、本末転倒が当たり前のような実態があるから、民間人もその本質に迫ろうとするのである。民間人が放射線量を測定して公表したら、当局から公表を中止させられたというような情報がWEBに散見する。これは、思想統制以上の暴挙ではないか。放射線量データを公表されたら困る人物がいること自体、相当平常心が揺らいでいるように見える。測定値は、同じ場所で継続的に測定したり、場所を変えて測定したり等々色々な測定法が可能だ。当然、測定法、データ処理等訓練は必要だろうが、民間人が放射線量を測定すべきではないなどと誰にもいう権限はない。ともかく、測定は科学への第一歩でもあるのだ。測定データを解釈する事で、その背後に潜む物が見えてくるのだ。

また、出荷されている農産物は放射線量は規定値以下で安全だから放射線量の測定は不要だという意見もある。こういう意見も、科学的な見地からは、何段階かの前提が正しくなければ言えないことだが、当局を元気付ける助っ人に過ぎないようだ。その前提は、言うまでもなく、放射線量濃度の空間分布と、測定サンプル数と測定期間であろう。出荷されている農産物は全て規定値以下だと断定するには、詰まるところ全数測定以外にないのが常識だろう。全数検査が現実的には不可能なのだから、生産場所も生産物数も測定期間もサンプリングしているのが実状だろう。しかし、雨水が集中するような場所には放射能のホットスポットも生じていると言われている。従って、万一、民間人がそのようなホットスポットや高濃度放射線汚染農産物を発見してしまうと当局の言った事がひっくり返る可能性が出てくる。これも当局が民間人の放射線量の自主測定を歓迎しない理由の一つだろう。

放射線量の自主測定が関心を集めているのは、それが現実的な問題になっているからであり、それは当局への不信感の表れでもある。当局等が言っている事は、体温計は医者でないと使いこなせないというような事を放射線量計について言っているようで、いずれ民間人の放射線量計は民間人の体温計程度の所に落ち着くだろう。なぜなら、当局の言っていることは、体温計が危険だというような幼稚なレベルに過ぎないからだ。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:夫とかたみに

歌題=夫とかたみに:

■近頃は 夢の中でも 捜し物 給食かたへに ない書類がない 94 峰村 恵美子

物忘れが良くなり夢の中でも捜し物をしていると嘆くがそれを笑い飛ばしているようでもある。

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    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
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    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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