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2011年6月 8日 (水)

読みかじりの記:大ピラミッド 新たなる謎 吉村作治 著 (1999年 講談社)

2011/6/8
昨日は曇りがちで薄曇りから晴れ間も出てきた。草むしりも一巡すると最初の部分が伸びているという草に追われる毎日。これこそ後ろ向きの姿。小さいうちに草退治できれば楽なのだが。数日前、実がなりすぎた桃の木1本だけ摘果。その先はなりゆき任せだ。昨年は、手抜きのため、無袋栽培が可能という缶詰用のモチヅキという品種の摘果をして、そろそろ食べ頃だろうと行ってみる何もない!その時の一句:食う前に桃盗まれて涙飲む。これでは手入れに気合いが入らない。モチヅキは放任。春雷という早生桃がわずかに色付き始めた。かじってみたがまだカリカリしている。味、大きさ等今ひとつという感じであるが、病虫害が出てくる前に熟す点で自分の手抜き栽培向きの品種だ。中国で育成された品種との事。畑のオアシスだ:http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/09/post-2858.html。雑草のアカザを収穫。1m程の高さになり、先端の柔らかい部分を食用とする。結構食べられる。無肥料、無農薬で贅沢といえば贅沢ではある。

昨日の天気

TAVE= 21.6
TMAX= 25.8
TMIN= 18
DIFF= 7.8
WMAX= 4.6
SUNS= 3.7
RAIN= 0

asahi.comは、「原発事故対策の不備、政府認める IAEAに報告書
;url=http://www.asahi.com/politics/update/0607/TKY201106070657.html())」というタイトルで、「政府の原子力災害対策本部は7日、東京電力福島第一原子力発電所の事故報告書をまとめ、国際原子力機関(IAEA)に報告した。津波や過酷事故への対策など、これまで指摘された不備を政府としてほぼ全面的に認めて反省する内容。安全規制の責任を明確にするため、原子力安全・保安院を経済産業省から独立させる改革案にも踏み込んだ。この事故で政府が報告書を示したのは初めて。」と報じた。

この記事を読んでいくつもの疑問を感じる。原子力安全保安院のホームページを覗いたら官邸のホームページにリンクが貼られていた。「原子力安全に関するIAEA閣僚会議に対する
日本国政府の報告書 -東京電力福島原子力発電所の事故について-」というタイトルで、平成23年6月 原子力災害対策本部とある。なぜ国民に対して報告する前にIAEA閣僚会議に報告するのか。政府が初めて報告書を出すなら当然国民に向けて出すべきではないのか。相変わらず東京電力福島原発事故の被災者と国民を無視してIAEAによる政権の通知簿の採点にご配慮をと顔色を窺うようで全く本末転倒であると感じざるを得ない。

追記:上記報告書に「添付IV-2 東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故に係る1号機、2号機及び3号機の炉心の状態に関する評価のクロスチェック解析 」という付属書があり、この中で原子力安全保安院と東京電力の解析結果が比較されている。地震後早期にメルトダウンが起こる条件が十分整っていた事がようやく公式に明確になったが、適時適正な情報開示が行われず、歴史的な人災を招いた事を忘れてはならないと改めて痛感する。

読みかじりの記:大ピラミッド 新たなる謎 吉村作治 著 (1999年 講談社)

本書は1994年刊の『ピラミッドの謎をハイテクで探る』を改題、加筆修正、再編集して文庫版に収録したと奥付にある。プロローグによると電磁波地中レーダーを使用した調査が行われたのが1987年。既に20年以上前である。一読すると、その調査は大成功であった。最近、新田郡衙遺跡でも電磁波地中レーダーによるが行われ、正倉の存在も判明したと上毛新聞記事が伝えていた。三軒屋遺跡の調査にも電磁波地中レーダーが使用され、電磁波地中レーダーは完全に実用化している事が分かる。大ピラミッドの大きな謎は、いつ、だれが、なんのため、どうして作ったかという4つの謎に集約されると著者は述べる。そうして、多くの人々がその謎解きに挑戦し、いつ、だれがはほぼ確定したと言う。どうしてとしては、直線型斜路以外なかろうとの事。その遺跡も発見されているとの事だ。斜面を利用すると長い距離が必要だが小さな力で重い石を高く上げられる。道具としてはソリとテコが使われたようだ。そうして、最後になんのために作ったかという謎が残る。以前、松本清張が大古墳を作るとき、そこで働く労働者の食料を確保するため、古墳の周辺を開拓して食料を生産しながら古墳を作ったのだろうという仮説を書いていたと思う。松本清張の視点は並の考古学者では考えが及ばないと思った。大ピラミッドの周辺にも労働者が暮らした遺跡が発掘されているとの事だ。大ピラミッド建設は奴隷の力で為されたという説があるが、著者は奴隷説ではなく平民説のようだ。強制労働ではなく、大ピラミッド建設への労働者の自発的な参加があったようだ。そうすると、なんのために作ったかという謎解きは更に難しくなりそうだ。単なる墓ではないとして、空墓(からばか)の概念の説明もされている。一度、文字さえも読める人がいなくなった文明が、世界中の関心を集め、ついに文字が解読されて、エジプトの歴史が詳しく分かるようになった。さらに、大ピラミッドを計画したクフ王はどういう人物であったかも謎らしい。更に大きな謎はクフ王の宰相で大ピラミッドの建築を指揮したヘムオンという人物。エジプトはつい最近、政権が崩壊して、新しい時代の波が押し寄せている。大ピラミッド建造以来4500年という長いエジプトの歴史は一面人類の歴史を解読する宝庫でもあろう。日本の古墳の歴史はエジプトに比較すれば極短い。ハイテクの電磁波地中レーダーで未発掘の古墳の調査をすれば多くの驚くべき歴史が見えてくる可能性もあるのではないか。著者は、「未来を語るとき、大部分の人が、現状分析の中から語る。現状分析は必要であるが、現在というのは刻一刻と変化する通過点に過ぎない。かなり見識のある人が分析しても、現在はなかなかとらえどころがない。それに対し、過去すなわち歴史の中には、かなり現在と近似した現象があるはずだ。それを探し出すことがまず第一歩ではないだろうか。」と述べている。一国の考古学は民族のアイデンティティをより確かにしてくれるだろう。日本は外国にまで出て考古学の研究をしているが、外国人が日本の古墳発掘等の研究をする例は聞いたことがない。余りにも局地的な状況に埋没していないか。外国の研究者も招いて足元の研究をしてもらったらどうか。一層のこと著者にそれをやってもらえないか。日本の古墳も謎だらけなのだから。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:養蚕

歌題=養蚕:

■晩秋も 飼えへるかなおと 桑積みて 帰路の車に 夫のつぶやく 2 相原 健子

養蚕も夫婦共働きが基本。桑とりは夫の仕事。どこにもあった養蚕の風景を貴重な歌に残した。

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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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