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2011年6月22日 (水)

読みかじりの記:NEWTON SPECIAL 東京大地震 編集人 竹内均 (1987年9月号 株式会社 教育社)

2011/6/22
昨日は晴れ。暑い。AMEDAS最高気温(℃) =33.3 (14:58)。下草刈り。日中は休憩。熱中症が心配だ。一昨日子供達がスズメバチの巣を発見。スズメバチもいたとの事。要注意だ。カシワバアジサイが白い花を付けていた。草むらにアンズの実が落ちていた。数個食べる。完熟でうまかった。東北地方が平年より遅く梅雨入りしたとの事だ。発汗で体力消耗。猛烈に眠い。被災地の人々の疲労も相当たまっているだろう。震災以来3ヶ月経過してようやく災害復興基本法が成立。関東大震災の時は地震後1ヶ月で成立。遅い。その他の法案は政争の取引材料となり遅々として進む気配がない。人災大国日本だ。地方が独自に続々と放射能測定を始めている。当局に期待が出来ない事を示している。

昨日の天気

TAVE= 25.9
TMAX= 33
TMIN= 22.3
DIFF= 10.7
WMAX= 4.6
SUNS= 3.8
RAIN= 0.5

読みかじりの記:NEWTON SPECIAL 東京大地震 編集人 竹内均 (1987年9月号 株式会社 教育社)

東北地方太平洋沖地震による震災と津波災害及びそれを起因とした福島原発事故の被害規模の膨大さに触発されて手にした一冊である。1987年と言えば、チェルノブイリ原発事故の翌年である。当時は原発事故と地震の関係については一般レベルでは余り関心がなかったのではないかと思われる。この特集号出版の背景には編集長が地球科学者であるという事も作用しているかもしれない。

「関東大震災;url=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD;(最終更新 2011年6月18日 (土) 11:56 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「関東大震災(かんとうだいしんさい)は、大正12年(1923年)9月1日(土)11時58分32秒(以下日本時間)、神奈川県相模湾北西沖80km(北緯35.1度、東経139.5度)を震源として発生したマグニチュード7.9の大正関東地震による地震災害である。神奈川県を中心に千葉県・茨城県から静岡県東部までの内陸と沿岸に広い範囲に甚大な被害をもたらし、日本災害史上最大級の被害を与えた。」また「2004年ごろまでは、死者・行方不明者は約14万人とされていた。この数字は、震災から2年後にまとめられた「震災予防調査会報告」に基づいた数値である。しかし、近年になり武村雅之らの調べによって、14万人の数字には重複して数えられているデータがかなり多い可能性が指摘され、その説が学界にも定着したため、理科年表では、2006年(平成18年)版から修正され、数字を丸めて「死者・行方不明 10万5千余」としている[1]。また気象庁でも、この理科年表の数字を採用している[2]。」と記されている。

2011/6/20現在の警察庁による東日本大震災によると死者は15,467人、行方不明は7,482人、負傷者は5,388人となっている。

東京都(東京都防災会議)が公表している「首都直下地震による東京の被害想定(平成18年5月)」では、冬の夕方18時の東京湾北部地震M7.3の地震時に、5,638人(6m/秒)、 6,413人(15m/秒)の死者を推計している。中央防災会議は7,800人(15m/秒)を推計している。この数値は、東京都内だけで、都外の近県での死亡者を含めれば更に増加すると考えられるが、人口の集中度等から楽観的な数値に見えてしまう。東京都の資料によれば、東京都の昼間人口は平成17年に、全都で14 977 580人、区部で11 284 699となっている。想定した冬の夕方18時には、ほぼ昼間人口が都内にいるのではないか。地震は時も選ばない。関東大震災は、土曜日の真昼に起こった。防災計画を立てるとき、死者の想定値は、その数を下らない最大値を想定する必要があるだろう。推計値以下に死者数を抑えるという計画なら話は別であるが。また、関東大震災がマグニチュード7.9であったのに、マグニチュード7.3の推計を出しているのも不可解である。マグニチュード7.9の地震エネルギーはマグニチュード7.3の地震エネルギーの数倍になるのではないか。大正12年の東京と現在の東京は人口の集中度、建物の高層化、電気、ガス、ガソリン等の大量使用等で、同じ地震でもその何倍もの被害が想定される事は目に見えている。当局としては、余り膨大な被害想定をする事には二の足を踏むような意識になると思われるが、東日本大震災と福島原発事故は、適切妥当な防災計画を樹立せよと教訓を示しているのではないか。そのような悲惨で膨大な被害という現実に目を向けさせないように、公表部分を死者等の被害が少なく見える条件の組み合わせの場合に限定しているとなると、何のための防災計画かと思わざるを得ない。住民の防災行動もその防災計画が描く姿によって、気合いの入り方が変わって来るのではないか。

「NEWTON SPECIAL 東京大地震」はPARTⅠ「そのとき東京はどうなるか」、PARTⅡ「コンピュータが危ない」の二部構成になっている。本書では、東京の都市構造と都市機能が、関東大震災当時と大きく変わっている事により、災害の質と規模が大きく変わってくる事を述べている。いわば、都市に経済や行政の中枢機能が集中し、その中心となっているのがいわゆるC&Cというコンピュータと情報・通信である。そこに震災の弱さがあると警告している。そこでは、編集当時コンピュータの普及で現実的な問題になってきた事を述べている。通信インフラだけでなく、膨大なデータやプログラムの喪失により、企業や官庁の機能が麻痺する危険や液状化の危険についても述べている。このような都市構造に関する要因は考慮されているのか。仮に、来るべき東京大地震と東日本大震災を比較すると、来るべき東京大地震はより深刻な被害が、日本中だけでなく、世界にも及ぶと警鐘を鳴らしているようにも読める。現状は、東京都には計画停電も実施されず、相変わらずと東日本大震災の実感を味合わずに済んでいる。このような現状は、将来に来るであろう東京大地震への備えに対する緊張感を弱めてしまっているのではないか。見方を変えると、既に首都東京は制御不可能な巨大システムになってしまって、巨大地震が襲ってもなるようにしかならないという玉砕の道を進んでいるようにみえてしまう。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:幸せの種子

歌題=幸せの種子:

■誕生日に ルビーの指輪 我が指に 若くゐてねと 嫁嵌めくるる 61 高山 照子

嫁姑の関係は斜に見がちであるが、こんな場面が自然に歌になるのは日頃の心がけのたまものと思う。

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  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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