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2012年3月 4日 (日)

読みかじりの記:「日本の深層 ~縄文・蝦夷文化を探る~」 梅原猛 著 (1994年 株式会社集英社)

2012/3/4(日)
昨日は穏やかな晴天。雪や雨が降り、季節が一歩進んだように感じる。久しぶりの農作業。種ジャガイモを切った。数日間切り口を乾燥させて植える。ジャガイモの本を見ると、頂部優勢なので、真ん中で輪切りにするのは良くないらしい。芽の数が均等になるよう切り口方向がまちまちになっている。次は、植え付けの畝作り。肥料は積み上げた雑草が堆肥らしくなったのを使った。多分草との戦いになるだろう。全て手作業で、発汗気味になった。量はごくわずか。ジャガイモは早植えが良いと本にある。収量が光合成をする時間に対応するようだ。

昨日は桃の節句、雛祭りであった。雛様を出さなくなり久しい。耳の日でもあった。「耳の日 ;。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%80%B3%E3%81%AE%E6%97%A5。」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。(最終更新 2011年2月7日 (月) 21:03 )(http://ja.wikipedia.org/)の引用=「耳の日(みみのひ)とは、1955年日本聴覚医学会が創立し1956年に社団法人日本耳鼻咽喉科学会が制定した記念日。毎年3月3日。制定 [編集]:の字が耳の形に似ていることと、「み(3)み(3)」の語呂合わせから。一般の人々が耳に関心を持ち、耳の病気のことだけではなく、健康な耳を持っていることへの感謝、耳を大切にするために良い音楽を聴かせて耳を楽しませてあげるために、あるいは、耳の不自由な人々に対する社会的な関心を盛り上げるために制定された。また、3月3日は三重苦のヘレン・ケラーにアン・サリヴァンが指導を始めた日であり、電話の発明者グラハム・ベルの誕生日でもある。」。

「アレクサンダー・グラハム・ベル;。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%8F%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AB。」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。(最終更新 2012年2月29日 (水) 12:10 )(http://ja.wikipedia.org/)の引用=「アレクサンダー・グラハム・ベル(Alexander Graham Bell, 1847年3月3日 - 1922年8月2日)は、スコットランド生まれの学者、発明家。その生涯を通じて科学振興および聾者教育に尽力した。」。

G.ベル生誕165年だった。今日、電話無しには生活が成り立たない。WIKIPEDIAによると「父は大学教授で視話法の考案者であるアレクサンダー・メルヴィル・ベル (Alexander Melville Bell) 。」。
G.ベルは電気と音声に興味を持つとある。電話とは音声を電気に変換して遠方と通信する技術である。ここには純粋な学問と学問の実用化する技術との融合がある。G.ベルの偉大さを改めて認識した耳の日だった。

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読みかじりの記:「日本の深層 ~縄文・蝦夷文化を探る~」 梅原猛 著 (1994年 株式会社集英社)

この本をもむきっかけは、「松岡正剛の千夜千冊」の中で、「日本の深層(http://1000ya.isis.ne.jp/1418.html)」を読んだことにある。東北関東大震災も関心を向けさせた。「東北の海よ:哲学者・梅原猛さんの思い(2011年4月 4日 (月))。http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/04/post-6834.html。」で、東北復活の自分なりのキーワードは「東北の海よ」がふさわしいと思った。著者は復興会議構想会議の特別顧問(名誉議長)に就任している。この役職も著者と東北地方の並々ならない関係の故であろう。読後の印象は、「哲学者・梅原猛さんの思い」に通じる。やはり、特異な哲学者らしく、ずばり、現象の背後に迫ろうとする姿は誰もマネが出来ないように思う。賢い哲学者なら危険地帯として入り込まない領域に足を踏み入れているのではないか。「日本の深層」の「深層」も色々深い意味を想像させる。東北地方が中央から未知であり、まさに未知・道の奥にある。距離的に遠いだけでなく縄文時代まで時間軸を引き延ばして、東北地方から中央を見直してるのだから、こういう業は著者でしかできないだろう。著者が縄文時代の縄文土器の分布、気候や蝦夷やアイヌのことまで言及して東北地方が古代文化の発祥であるように語る中に、著者の熱き思いを感じる。縄文時代は1万年以上前まで遡るようだ。山内丸山遺跡は紀元前3000年頃の遺跡(。http://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/jomon/index.html。= 遺跡年表)らしい。栗やクルミを食べていたらし。これらは広葉樹で温暖な気候を思わせる。

特別史跡山内丸山遺跡のHP:。http://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/about/index.html。に、「三内丸山遺跡は、今から約5500年前~4000年前の縄文時代の集落跡で、長期間にわたって定住生活が営まれていました。 平成4年からの発掘調査で、竪穴住居跡、大型竪穴住居跡、大人の墓、子どもの墓、盛土、掘立柱建物跡、大型掘立柱建物跡、貯蔵穴、粘土採掘坑、捨て場、道路跡などが見つかり、集落全体の様子や当時の自然環境などが具体的にわかりました。 また、膨大な量の縄文土器、石器、土偶、土・石の装身具、木器(掘り棒、袋状編み物、編布、漆器など)、骨角器、他の地域から運ばれたヒスイや黒曜石なども出土しています。 ヒョウタン、ゴボウ、マメなどの栽培植物が出土し、DNA分析によりクリの栽培が明らかになるなど、数多くの発見が縄文文化のイメージを大きく変えました。平成12年11月には国特別史跡に指定されました。」と紹介されている。

尚、本書に述べられた十三湊遺跡も調査が進み、著者の推測が空想ではなかったことが実証されつつあるようだ。更に、東北地方で思い出すのが、旧跡時代の遺跡捏造問題だ。その背景には地域のアイデンティティを強固にしたいという強迫観念が、蔓延していたという時代背景もあったようだ。地域のアイデンティティを確かにすると言うことが、集団で何事を行うにも必要なことだろ。そう言う意味で、アイデンティティ探しも、復興の前提として不可欠ではないか。松岡正剛氏が、上記記事で「芭蕉が奥の細道を通して把えようとした意図が、日本の深層への旅だったと思えてきた。」と書いている。昨年は、芭蕉の句を前句として、それから連想した句を作っていた。東北関東大震災でそれが中断したままになっている。芭蕉は当時の江戸という中央にいたのが、なぜ奥の細道に向かったのか。芭蕉を引き寄せたものがあった筈だ。それは何か。何かを求めた覚悟の旅だったように思う。

YouTubeで三橋美智也が歌う「日本人。http://www.youtube.com/watch?v=mc3QECAUuJs。」という歌を見つけた。「土に顔当て 頬ずりすれば」~。初めて聞いた曲だが、元気を貰える歌だった。日本人の「根っ子を」歌っている。深層とは、普通の眼では見えない根っ子の部分だ。この東北地方に生まれ育った根っ子が日本文化の地下深く覆い尽くしているという逆転の発想が「日本の深層」なのかも知れない。

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    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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