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2012年5月9日

2012年5月 9日 (水)

日々農天気:大豆の種子袋にあった「種子を水に浸けるな」の意味

2012/5/9(水)
昨日は穏やかな晴天。水に浸けた柿の種を播いた。10日ほど水浸けで置いたので種子が太ったようだ。大豆栽培の基本技術(佐賀県農業試験研究センター)を読んで、朝早速、大豆の播き床に灌水した。その後は、カナムグラ等を鎌で刈る。圃場をまわる。ジャングル探検のようだ。キジが鳴いている。まだ、あのキジは元気なようだ。ツキミソウ、ギシギシ又はスイバ(区別がつかない)等大きな株を引き抜く。延寿梨はアブラムシが重くなるほど付いている。枯らしたハナミズキを一本引き倒した。一人相撲のようで大変だった。幹の上部を切って枯らしてから、細根が腐り引き倒せるようになるまで4年ほどかかった。上部を切ったが枯れない株もある。上部を切るのはテコの原理で引き倒すため。
Hanamizuki_kareki_2pix
左:引き倒したところ。右:鉄パイプを立てた所が重量バランス点:根部が重い。

2012/5/8(火)の天気
11時:不完全データ。

TAVE= 20.0
TMAX= 26 最高気温(℃)  26.8)  13:55
TMIN= 13.9 最低気温(℃)  13.7)  05:33
DIFF= 12.1
WMAX= 3.2 最大瞬間風速(m/s)   6.7)(南))  14:00
SUNS= 6.1
RAIN= 0

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日々農天気:大豆の種子袋にあった「種子を水に浸けるな」の意味

種まきをする時、発芽率を向上させるため、大きな種子は水に浸したくなる。大豆の場合、「種子を水に浸けるな」の意味が分からなかった。種子袋には、注意事項程度しか記載が無く、その理由が分からない。大豆栽培の基本技術(佐賀県農業試験研究センター)の記事に「1-1-2.土壌水分と発芽 :大豆の発芽は、子実が含水率50%に吸水した時に始まるので、土壌水分が少ないと(PF3.5以下)発芽出来ない。 播種後土壊水分が少なく、子実含水率20~30%で数日間不発芽で経過すると、その間に土中で種子の活力が失なわる。その後降雨あるいはかん水して水分を補給しても、順調な発芽は望めない。この現象は6月播で少なく7月下旬播で著しい。 他方、大豆は水分過剰でも発芽しない。これは発芽には多量の酸素を要するが、水分が多い場合は酸素の補給が阻害されるからである。http://www.pref.saga.lg.jp/web/at-contents/shigoto/nogyo/kenkyu/ai/saibai/daizu/tokusei1.html」とある。

大豆種子は、水分不足でも過剰でも発芽しにくいようだ。発芽率を一定に確保できなければ、種子を多めに播いて、間引いて一本にするという手法も納得が出来る。しかし、これでは種子の効率も良くないし、間引く手間もかかる。最適な方法はあるのか。大豆モヤシもあるので最適な発芽法もあるのかも知れない。
Daizu_mizusaibai
大豆種子数を数えている時、床に転がってしまった物が一粒見つかった。チューリップの水栽培のようにして、発芽の観察をする事にした。水分補給はペットボトルの水をティシュペーパーをよって毛細管現象で吸い上げる。台座は納豆のタレが入っていたプラ袋を切った物。この仕掛けなら、種子が水浸しにならずに空中酸素の補給もできそうだ。

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    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)