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2012年5月19日

2012年5月19日 (土)

心象の足跡:吉田松陰、楫取素彦、高山彦九郎をつなぐ見えない糸

2012/5/19(土)
昨日は早朝にかけて雨。その後雨が止み、畑に出たが、雷鳴と雷雨があり退散。しばらくして晴れ間が出てきて、不安定な天気だった。寒気のいたずらのようだ。サツマの苗を植え終わった。手抜きにしようとしたが、シャベルでヤブガラシの根などを堀上げて植え付けた。5/19のGoogleのTOP画面は「南方熊楠 誕生145 周年」だった。

「南方熊楠;。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%96%B9%E7%86%8A%E6%A5%A0。」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。(最終更新 2012年5月17日 (木) 18:16 )(http://ja.wikipedia.org/)の一部引用=「南方 熊楠(みなかた くまぐす、1867年5月18日(慶応3年4月15日) - 1941年(昭和16年)12月29日)は、日本の博物学者、生物学者(特に菌類学)、民俗学者である 菌類学者としては粘菌の研究で知られている。主著『十二支考』『南方随筆』など。投稿論文や書簡が主な執筆対象であったため、平凡社編集による全集が刊行された。「歩く百科事典」と呼ばれ、彼の言動や性格が奇抜で人並み外れたものであるため、後世に数々の逸話を残している。~南方熊楠は和歌山県に生まれ、東京での学生生活の後に渡米、後にイギリスに渡って大英博物館にはいる。後に日本に戻って、和歌山県田辺市に居を定めた。多くの論文を著し、大学者として名を知られたが、その生涯を在野で過ごした。 概説 [編集]:彼の学問は博物学、特に植物学を基礎とするが、熊楠の学風は、ひとつの分野に関連性のある全ての学問を知ろうとする膨大なものであり、土蔵や那智山中にこもっていそしんだ研究からは、曼荼羅にもなぞらえられる知識の網が産まれた。 1892年(明治25年)にはイギリスにわたって、ロンドンの天文学会の懸賞論文に1位で入選した。大英博物館東洋調査部に入り、資料整理に尽くし、人類学・考古学・宗教学などを独学するとともに、世界各地で発見、採集した地衣・菌類に関する記事を、科学雑誌『ネイチャー』などに次々と寄稿した。 帰国後は、和歌山県田辺町(現、田辺市)に居住し、柳田國男らと交流しながら、卓抜な知識と独創的な思考によって、日本の民俗、伝説、宗教を、広範な世界の事例と比較して論じ、当時としては早い段階での比較人類文化学を展開した。菌類の研究では新しい種70種を発見し、また、自宅の柿の木では新しく属となった粘菌を発見した。民俗学の研究では、『人類雑誌』『郷土研究』『太陽』『日本及日本人』などの雑誌に数多くの論文を発表した。」。

Google日本版のTOP画面は「南方熊楠 誕生145 周年」だったが、英語版はいつもの検索画面と同じであった。という事はGoogle日本版従事者に、「南方熊楠 誕生145 周年」を出すセンスの人がいるのだろう。南方熊楠という人物は、日本人にとってはよほど捉えがたい人物のようだ。南方熊楠の研究を始めてしまうと、その業績を消化するだけで、その人の一生が消えてしまうほどの知の巨人らしい。一人でだめなら、百人と言う具合に大勢でも結構、南方熊楠をもっと身近な人物にしてもらいたいものだ。Googleはこの世のあらゆる事柄(データ)をコンピュータにのせる野望を持っているという。Googleが南方熊楠に挑戦を始めたという事か。

2012/5/18(金)の天気

TAVE= 17.1
TMAX= 21.7 最高気温(℃)  22.1  12:37
TMIN= 13.8 最低気温(℃)  13.8  24:00
DIFF= 7.9
WMAX= 9.7 最大瞬間風速(m/s)  16.4(北西)  13:30
SUNS= 7.8
RAIN= 15

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心象の足跡:吉田松陰、楫取素彦、高山彦九郎をつなぐ見えない糸

渋川市の御蔭松の碑について調べ始めたが、思うように進まない。楫取素彦の碑文解明の話をある人にしたら、その人の知り合いがさっそくその碑のある場所までゆき、碑の調査をして碑文の解読までしてくれたそうだ。ただそれを公開するつもりは無いとの事だ。残念。是非公開して頂きたいとお願いした。更に、別ルートで調べて頂いたところ、「『伊香保誌』伊香保町教育委員会編 p.743 「英照皇太后の行啓」の項」に関連事項の記載があるとの事だ。

グーグルで、吉田松陰(約 298,000 件)、楫取素彦(約 17,100 件)、高山彦九郎(約 61,800 件)のヒット数(かっこ内に記入)を調べた。楫取素彦のヒット件数はかなり低い。楫取素彦の件数を1とすれば吉田松陰17.4倍、高山彦九郎3.6倍となる。歴史上の人物の評価もなかなか定まり難いのが現実かもしれない。先日、出かけたついでに、生品神社と高山神社へ行った。高山神社は初めての訪問だった。来訪者は数人だけ。中には運動で坂を上り下りしているような人もいた。高山彦九郎の歌碑の説明をしていた年配の女性がいた。遠来の短歌関係の人ですかと聞くといや近所の者だとの事。高山彦九郎は「寛政の三奇人」の一人と言われるが「偉人」ですと言い直して説明していた。目的もなくぶらりと訪問すると、色々な巡り会いとともに歴史の寂寥感を味わえる。生品神社には神代木として櫟(くぬぎ)の大木が保存されている。新田義貞の銅像が盗難に遭い、新しい銅像の除幕式前だった。高山神社は、社殿等は立派だが、ひっそりと佇んでいるようにみえる。

「高山神社 (太田市);。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B1%B1%E7%A5%9E%E7%A4%BE_%28%E5%A4%AA%E7%94%B0%E5%B8%82%29。」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。(最終更新 2011年11月6日 (日) 13:27 )(http://ja.wikipedia.org/)の一部引用=「歴史 [編集]:明治時代に創建された比較的新しい神社である。 明治6年(1873年)に県の許可を得て高山彦九郎の生誕地細谷村に石祠が設けられた。地元民が政府に神社創建を願い出たことから明治11年(1878年)内務卿の認可された。明治天皇、各皇族の下付金、一般の寄付を得て社地を金山丘陵の支脈の小丘である天神山中腹に社殿が造営され、明治12年(1879年)鎮座を行った。 明治13年(1880年)3月県社に列格。昭和7年(1932年)に現在地の山頂に遷座された。」。

渋川市の御蔭松の碑を通して、吉田松陰、楫取素彦、高山彦九郎をつなぐ見えない糸を探そうとしているのだが。御蔭松の碑の建立が明治12年。上記、WIKIPEDIAの高山神社 (太田市)によれば、「明治天皇、各皇族の下付金、一般の寄付を得て社地を金山丘陵の支脈の小丘である天神山中腹に社殿が造営され、明治12年(1879年)鎮座を行った。 明治13年(1880年)3月県社に列格。昭和7年(1932年)に現在地の山頂に遷座された。」とある。高山神社 (太田市)の、明治12年~13年の動向を見ると、その期間は、楫取素彦が群馬県令の現職期間と重なり、見えない糸の存在の可能性は大きいのではないか。

一方、「松陰神社;。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E9%99%B0%E7%A5%9E%E7%A4%BE。」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。(最終更新 2012年2月4日 (土) 18:56)(http://ja.wikipedia.org/)の一部引用=「東京都世田谷区若林に所在する。旧社格は府社。また、付近には国士舘大学(世田谷キャンパス)や世田谷区役所がある。東急世田谷線松陰神社前駅下車。
 鎮座地にはかつて長州藩主の別邸があった。松陰が安政の大獄で刑死した4年後の文久3年(1863年)、高杉晋作など松陰の門人によって小塚原の回向院にあった松陰の墓が当地に改葬された。明治15年(1882年)11月21日、門下の人々によって墓の側に松陰を祀る神社が創建された。現在の社殿は昭和2年から3年にかけて造営されたものである。」。

高山彦九郎と吉田松陰は、その志操の高さと非業な死に方に共通点がある。更に、神として祭られた点まで類似している。梅原猛の「怨霊史観」を思い出す。その点、楫取素彦は異なる。大正元年(1912年)8月14日、山口県の三田尻(現・防府市)で死去。84歳。時の官界に出仕し、功成り名遂げて天寿を全うしたと言えるだろう。「怨霊史観」から見ると、楫取素彦は神には成りうる立場はないようだ。神として祭り上げる立場になったのだろうか。

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    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
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    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
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    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
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