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2012年7月 9日 (月)

読みかじりの記:「農で起業する! 脱サラ農業のススメ」 杉山経昌 著 (2005年 築地書株式会社)

2012年7月9日月曜日
昨日は朝まで雨。昼過ぎより晴れ時々曇り。キキョウ?の苗をポットに移植。トロ箱苗の除草。カナムグラの退治。PDFをコンビニコピー。今回はOKとなった。A4原稿を袋とじA3原稿で印刷する。袋とじ機能はワードにあるのだが、初めて使った。コピー代節約が目的。最近、@5/枚コピーを某百均店で見つけた。大量コピーの場合は出向いてもメリットがありそうだ。移植した花の苗は「キキョウ」の苗か定かではない。本葉4~5葉。

沼田市の沼田城址公園(沼田城址)を見学した時、観光ボランティアの方が市の花「キキョウ」ですと言って見学者に種子を配ってくれた物。粋な計らいではないか。沼田市ホームページによると、「市の花 ききょう(昭和54年10月10日制定)」とある。公園の一角に「旧土岐邸洋館」があり、沼田市の歴史を見学出きる。WIKIPEDIA「土岐氏」によると、その家紋が「桔梗」とある。見たことがない苗なので「多分キキョウ」ということで作業。もう一種類、花の種をまいてあるが、こちらは発芽が良くない。どちらがキキョウか咲くまでの楽しみだ。

朝方は雨なので、「農で起業する! 脱サラ農業のススメ」を再読。追記:「キキョウ」で思い出すのが「帰郷」。前東京都知事の美濃部亮吉氏の引退の辞に唐淵明の「帰去来の辞」:「帰りなんいざ 田園まさに荒れなんとす」があったのを思い出す。現都知事はもう一期と意欲を見せているようだが、その意欲で本業の作家に戻れば、歴史に残る大作家も夢ではない?「帰りなんいざ 田園すでに荒れ 日々ヤブガラシを抜く」

2012年7月8日の天気

TAVE= 22.3
TMAX= 27.5 最高気温(℃) 28.0 14:59 
TMIN= 19.6 最低気温(℃) 19.5 06:11 
DIFF= 7.9
WMAX= 3.2 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.7(東北東) 16:49 
SUNS= 3.1
RAIN= 15.5

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読みかじりの記:「農で起業する! 脱サラ農業のススメ」 杉山経昌 著 (2005年 築地書株式会社)

ほぼ150年前は、士農工商という身分がほぼ固定していた時代。職業が社会の身分でもあった。士農工商という階層の人口比率はどうだったかと思う。江戸時代は会社組織は未熟であったので、農工商の基本は個人事業だったろう。武士は、お上にお勤めというサラリーマン。たまたま、本書を書棚から取り出したのが昨日。2006/7/7の書き込みがあった。丁度、購入から6年後に再読した。

同じ半導体業界で飯を食い、潔く脱サラ就農した事をまぶしく感じた事があった。すまじき事は宮仕えと現役時代には毎日と言っていいほど思っていたのだが、いざ農業をしようとしても無い無い尽くしというのが現実であった。しかし、よくよく考えると、農業も理工から文理、はては倫理、美学まで、その気になれば、深遠な所業ではある。十人十色どころではなく、十人百色とも言える。外資系の半導体会社にいたらどこまで持ったかと今になって思う。再読して、著者のまぶしも再度感じた。

本書の中で、「ワラ一本の革命」の著者福岡正信氏の奥様から、「有機農業をめざすのは、まず普通の農業で食べられるよう努力しそのメドがついてからにしなさい」と諭された事がさらりと述べられている。「ワラ一本の革命」は未だツンドクで、あるが是非読んでみたいと思っている本だ。現役時代は開発という仕事で、日々試行錯誤の連続。その面白さは農業でも少しは役立っていると思う。世紀の発明である半導体の機能も、異なる物質成分が重なる接合部分で起こる。その点は、接木とも共通する。接木が面白いのも、半導体の接合と共通する点があるからだろうと思っている。

七月七日は七夕祭りで、子供の頃は、短冊に願い事を書いて祝い、その後はその竹竿を田んぼの隅に立てた。これも、農事と関係しているのかも知れない。農作業の繁忙期をマクロ的に見れば、田植えと刈り取りが大きな山場だ。その中間に、骨休みのように夏の祭りがある。かつて著者のホームページがあり、その多芸多才ぶりを興味を持って読ませてもらった事がある。そのホームページは今はない。本書出版社のサイトに「2007年元旦から「葡萄園スギヤマのホームページ」は閉鎖いたしました。」とあった。

二昔以上前は、日本の半導体の圧倒的な強さで、米国半導体メーカーは苦戦して、ついに米政府が日本の半導体市場開放を迫ってきた。半導体市場アクセス問題になった。日本の半導体メーカーも米国半導体メーカーから自社と競合しない半導体を購入して、売りさばくお手伝いのような事をしていた頃があった。CMOSロジックICがその対象の一例。互換性がある半導体はそういう技が使える。その日本の半導体業界も今は見る影もない。日本の基本産業として国がテコ入れをする様子も見えない。日本という国はなんとお人好しの国なのかと思ったりもする。

農業は脱サラで気楽にできる仕事でもないだろう。著者夫婦が、農業を始めた頃、除草に1000時間以上も費やした努力には脱帽する。ヒトは時に怠惰、病気等々で休むが、山川草木は、時々刻々と動き、休むことがない。自然とどのように向き合うかそれも農業の楽しみ・生き甲斐にに通じるのではないか。本書の、お金、効率、生産性云々というビジネスライクでない話題の部分で一息ついた。農業を産業と言うのもおかしな感じだが、本当の「産」業のルーツは農業にあるのかも知れない。「産み」育てるのが生き物の原点だ。農業にはその原点がある。

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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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