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2012年10月17日 (水)

技術 回顧と展望:日本のロボットのルーツはからくり人形?

2012年10月17日水曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) 11.9 23:36。好天であったが宅内で資料整理等。ざっそう句:人恋し つれづれ時に 用事人。ジャンク箱の整理中、電池切れの万歩計が出てきた。取り付け具がやや不調だが、電池を交換すると動作した。体重管理で使っていたモノ。一日装着してみたが、トホホの歩数。書類を分類してファイリング。ついつい読み始めてしまい思うように進まない。懐かしいラジオ付きのボールペンも出てきた。

昨日のGoogleDoodleは「田中久重 生誕 213 周年」であった。田中久重の「からくり人形」は日本のロボットのルーツの一つのように感じる。そのロボットが福島原発事故により損壊した原子炉を廃炉にする作業の切り札になるとは、田中久重も夢にも思わなかったに違いない。日本の少年達はロボットに親しみを感じている。老境に入りつつある昔の少年も鉄腕アトム等には親しんだ。現代の子供達にも田中久重の事を知って貰いたい気がする。

2012年10月16日の天気(AMEDAS)

TAVE= 16.9
TMAX= 22.7 最高気温(℃) 23.2 14:19 
TMIN= 12.2 最低気温(℃) 11.9 23:36 
DIFF= 10.5
WMAX= 4.1 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.3(西北西) 02:21 
SUNS= 10.3
RAIN= 0

Q
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技術 回顧と展望:日本のロボットのルーツはからくり人形?

2012年10月16日火曜日のGoogleDoodleは「田中久重 生誕 213 周年」であった。田中久重は、現在の東芝の創業者。お茶くみをするからくり人形を作成したことで有名だ(と思っていたが、実は勘違いだった。注追記参照)。このDoodleはIE8では動かないが、FireFox15では動いた!ところが、自動的にFireFox16にverupしたという表示が出た。ドイツ版Google(http://www.google.de/)では、通常の表示なので、今回のDoodleは日本向けのローカル色があるようだ。田中久重の時代では、「からくり人形」を作り、人の真似をさせることによる、技術の訴求効果は抜群だったろう。その流れは、ロボットとして今日まで続いているのだろう。今回のDoodleは人形が筆をとり、文字をパネルに書き、書き終わるとパネルを回転させGの文字を表示させ、Googleという語の全体が完成するまでの動作をさせている。歯車も回転していおり、「からくり人形」の雰囲気は出ていた。GoogleがそのDoodleを動かして田中久重よろしく「からくり人形」に人の動作の真似をさせたのは現代のパロディのようで面白い。福島原発の廃炉には、ロボットの活用が不可欠になる。以下の関連記事があった。

産経新聞は、「「東芝10年半、日立30年」廃炉計画なぜこんなに違う?。http://www.sankeibiz.jp/business/news/110415/bsc1104152014021-n1.htm。(2011.4.15 20:12))」というタイトルで、「福島第1原発1~4号機の原子炉を製造した2大電機メーカーが東京電力や経済産業省に提案した廃炉計画が話題となっている。東芝が解体して更地にするまで「10年半」という期間を提示したのに対し、日立製作所について報じられた数字は「30年」。なんでこんなに違うのか。話を聞いてみると…。(夕刊フジ) 福島第1原発の主契約メーカーは1号機が米GE、2号機がGEと東芝、3号機が東芝、4号機は日立が手がけた。 このうち東芝が提出した廃炉計画では、事故から半年後に原子炉が冷却状態になることを前提に、圧力容器内の燃料棒や貯蔵プール内の使用済み核燃料をそれぞれ取り出して別の容器に密閉する作業に約5年、そしてすべての機器や設備を撤去し、土壌を改良して更地にするのが約5年、しめて約10年半というシナリオだ。~ 東芝の計画では燃料の取り出しが5年間短縮されているのだが、東芝広報室はその理由について「年数は目安にすぎないが、ロボットを使った遠隔操作による作業やヘリコプターによる運搬など技術の進歩で作業効率が上がっている。スリーマイルなどの経験も積み重なっている」と説明する。」と報じた。

放射能強度が極度に高い原子炉を解体するので、ロボットを使った遠隔操作が、不可欠なのは分かるが、現場の放射能強度に耐えるロボットの開発も大変だろう。東芝の技術陣等の脳裏に田中久重の姿があったのだろうか。ともかく、福島原発の廃炉が完了するまでには、「田中久重 生誕 220 周年」が巡って来るのは確実そうだ。更に、ロボット開発に関しては、以下の最新ニュースがある。

NHK NEWS WEBは、「廃炉作業へ新ロボット公開。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121016/k10015785871000.html。(10月16日 17時43分)」というタイトルで、「東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に向けた作業で使われる新たなロボットを千葉工業大学が開発し16日、報道関係者に公開されました。 福島第一原発では現在、千葉工業大学などが開発した「Quince」というロボットが使われていますが、狭い階段を通ることができず、原子炉建屋の地下に降りることができないなどの難点がありました。 今回、新たに開発された「Sakura」というロボットは、全長50センチと、従来の3分の2程度のサイズで、建屋の地下の撮影や放射線量の計測などが期待されています。」と報じた。

現在、福島原発事故処理で必要なのは、原子炉の建屋内部を詳細に調査する探査ロボットの類だろう。強力な放射能を帯びた瓦礫を処理するためには知能+行動力だけでなく腕力が必要になる。廃炉の進展は、ロボット開発の進展無くしては実現しないのかもしれない。

注追記:WIKIPEDIA(田中久重の項:最終更新 2012年10月16日 (火) 00:03 )(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E4%B9%85%E9%87%8D)を見ると、「からくり人形:「弓射り童子」は1990年代に東野進と九代玉屋庄兵衛によって修復・復元された。一方、幕末に海外に流出していた「寿」「松」「竹」「梅」の4文字が書ける「文字書き人形」も、平成5年(1993年)に東野進がアメリカで発見し、12年間の交渉の末、平成16年(2004年)に日本に持ち帰られ、修復が施された上で、翌年の愛・地球博で展示された[2]。」とある。「からくり人形」はお茶くみ程度と思っていたが、田中久重の「からくり人形」は文字まで書いたとは知らなかった。GoogleのDoodleはそれを模していたわけだろう。
Radioball_pen_3pix_2
radioball_pen_3pix_2.jpg(ラジオ付きボールペン:上のT字部分がアンテナコイル)

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  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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