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2012年10月18日 (木)

文化と文明雑感(技術 回顧と展望):「Dynamic Obsolescence」は積極的陳腐化か?

2012年10月18日木曜日
昨日は晴れから曇り雨へと目まぐるしく天気が変わった。最低気温(℃) 10.7 04:44 。ざっそう句:柿熟し イラガは殻に はや籠もる。種子採種用を除いてモロヘイヤの株を全て抜いた。ヤブガラシの根を堀上げ。葉が見える時がそのチャンス。山東菜を間引き、間引き株を移植。途中で雨になり中断。キンモクセイの香りが漂い始めた。その木の下を通ると気付くがすぐ忘れてしまう。嗅覚はそれとなく意識せずに働いているのだろう。畑の柿をもいで食べる。柿の枝の股の部分にイラガの殻を何個も発見。畑の隅に植えた極早稲ミカン「日南の姫」が色づいていた。二三個試食。酸味は抜けたがまだ甘みは少ない。2007年頃の閉業前に、桝井農場から取り寄せた苗だ(桝井農場の果樹苗
http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2008/09/post-355e.html)。最初に結実したのが2010年だった。サービスとして一年物の苗の代わりに二年物の苗を送ってもらった記憶に残るミカン樹だ。逆算すると接ぎ木後5年で結実した事になる。
追記(2012/10/19):「日南の姫」のDSCを以下に追加。
Hionanohime_121017
hionanohime_121017.jpg

2012年10月17日の天気(AMEDAS)

TAVE= 15.3
TMAX= 20.9 最高気温(℃) 22.2 12:30 
TMIN= 10.9 最低気温(℃) 10.7 04:44 
DIFF= 10
WMAX= 3.3 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.6(西北西) 17:18 
SUNS= 5.4
RAIN= 9.5

Q
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文化と文明雑感(技術 回顧と展望):「Dynamic Obsolescence」は積極的陳腐化か?

平強氏のブログ(http://tsuyoshitaira.com/)が更新され、今回のタイトルは「Dynamic Obsolescence」であった。このブログの基本的な姿勢は「挑戦せよ!」であり、現役を離れても、興味をひかれる話題が多い。今回のタイトルも、日本の産業界や政界の閉塞感が背景にあるように感じた。要するに、生産能力や技術が向上すれば、コストも下がり、信頼性も向上するので、市場の現用品は増える一方で、新製品もすぐに飽和してしまう。従って、市場をリードするには、現用品を陳腐化して、新製品を押し込むマーケット戦略が必要だという内容に理解した。

アップルやインテルが、「Dynamic Obsolescence」という戦略をとったのに対して、平氏は、日本の企業のとった対応を以下のように述べている。「しかし企業としては自ら自分の新製品を置き換えてくような開発をしていかなければ企業の生き残りはできなくなります。 ですから自分で作りだした市場を自分でうちこわしていくことです。 ソニーはオークマン を早めに殺していくべきだったのです。 シャープはザウルスを早めに殺していけばもしかするとiPad に行きつぃたのではないでしょうか。ここらに日本のEngineer の開発に対する取り組みを改めて行かないといけないのでは, 新製品を自分でObsolete いくことです。 日本ではちょうとした成功に必要以上に長くぶら下がってしまいます。或いは現状を変えることをいやがっています。世界の競争相手から殺される前に自分で新しい物を作り自分の商品をObsoleteしていくことです。」と。

結果論としては、アップルやインテルは「Dynamic Obsolescence」で成功したが、ソニーやシャープは「Dynamic Obsolescence」が欠如して失敗したとも読める。現実の市場は、その市場が有望であれば、多くのライバルが生まれて、市場の争奪戦が始まる。「Dynamic Obsolescence」という戦略を仕掛けるにも、知力(技術力)、体力(資金力)等々が不可欠だ。有力な現行商品を陳腐化させた時、次々投入できる有力新商品を開発するのは非常に大きなリスクを伴う。リスクに立ち向かえる経営体制も「Dynamic Obsolescence」を成功させる要件のように見える。

EE Times Japan の「iPhone 5を分解、新型プロセッサ「A6」の謎に迫る(http://eetimes.jp/ee/articles/1209/23/news005.html)」という記事によれば、アップルは依然、スマートフォン市場で、特許紛争を続けているサムソンのファウンドリで生産したチップを使っているらしい。スマートフォンの市場では、「Dynamic Obsolescence」以上の激烈な競争が現実のようだ。

尚、平氏のページには、日本語でかかれたBLOGをGoogle翻訳で英語に翻訳された例が掲載されている。Google翻訳の性能はかなりの出来具合らしい。陳腐化の技術も結構だが、陳腐化しない技術の方が環境には良いだろう。文部科学省によれば、「平成23年度より、小学校において新学習指導要領が全面実施され、第5・第6学年で年間35単位時間の「外国語活動」が必修化されました。(http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gaikokugo/index.htm)」との事。我々戦後世代が学校でアルファベットを習ったのは、小学校4年だった。WEB情報を調べると現在も変わっていないようだ。戦前は英語は敵国語で英語の使用が排斥され代用語が作られた。戦後は漢字改革で漢字の使用制限が進んだ。ローマ字、ひらがな表記運動もあった。一層のこと国語を英語にしてしまえという極論もあった。パソコンの普及で日本語の扱いも少し楽になった。しかし、日本語の場合かな漢字変換という作業が不可欠で思考の連続性が損なわれている。

思うに、日本人がカタカナ書きの外来語を好んで使うのは、一種の逃げの姿勢ではないか。外来語を使うのに、その国の辞書で語源を調べて使う人は極少ないだろう。外来語の一つの意味だけをつまみ食いして、使い捨てにしているのが現状ではないか。そんなようでは、その外来語を母語とする民族の精神や歴史は到底理解できないし、その民族の尊厳すら損なわないか。かつてはの日本人は文字を持たない民族だった。漢字から仮名文字、カタカナ文字を作り表記の合理化を進めてきた。義務教育で英語だけを必修とするのは何となく日本人の貧困な精神を表しているように思う。大義名分が何もない。実利だけ。隣国の中国語、韓国語、国連公用語等から選択させたらどうか。中国や韓国で日本語学習が盛んなようだが、日本では中国や韓国への関心はどうか。選択どころか、これからの言語教育は、多言語教育が必須ではないか。我が電子辞書にすら主要国の会話が入っている。児童に電子辞書を一台持たせるだけで可能ではないか。パソコンもソフト一つで言語学習機に変身する時代だ。

Google翻訳は、並列コンピュータで翻訳性能を上げているのか。携帯の性能が上がると音声通訳で外国人と会話が出来る時代も間近かもしれない。こういう技術は絶対に陳腐化しないだろう。外国語コンプレックスの日本人向きな技術をアップルに先行して開発できないか。陳腐化しない技術で特許をとれば最強の特許になり、その製品の市場支配も確実になるのではないか。

ガジェット通信(東京産業新聞社)は、「2011年度の国内携帯電話出荷台数のメーカー別シェアで富士通がトップに、スマートフォンではAppleがトップに(MM総研調査)
http://getnews.jp/archives/208385。(2012.05.11 00:30:43))」というタイトルで、「携帯電話出荷台数のメーカー別シェアは、富士通がシャープを抜いてトップに。出荷台数は766万台でシェアは17.9%になる。2位はApple、3位はシャープ、4位はパナソニック、5位はソニー、6位は京セラ、7位はNECカシオ。」と報じた。

以下は特許電子図書館による携帯メーカー各社の特許・実新の件数(2012/10/18)。

「携帯電話 富士通」に関する技術が 1019件 見つかりました。
● 特許  ・・・  1018件
● 実用新案  ・・・  1件

「携帯電話 アップル」に関する技術が 40件 見つかりました。
● 特許  ・・・  40件
● 実用新案  ・・・  0件

「携帯電話 シャープ」に関する技術が 1470件 見つかりました。
● 特許  ・・・  1462件
● 実用新案  ・・・  8件

「携帯電話 松下電器産業」に関する技術が 2222件 見つかりました。
● 特許  ・・・  2219件
● 実用新案  ・・・  3件
「携帯電話 パナソニック」に関する技術が 337件 見つかりました。
● 特許  ・・・  337件
● 実用新案  ・・・  0件

「携帯電話 ソニー」に関する技術が 1819件 見つかりました。
● 特許  ・・・  1816件
● 実用新案  ・・・  3件

「携帯電話 三星」に関する技術が 98件 見つかりました。
● 特許  ・・・  98件
● 実用新案  ・・・  0件
「携帯電話 サムスン」に関する技術が 20件 見つかりました。
● 特許  ・・・  20件
● 実用新案  ・・・  0件

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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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