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2012年12月 3日 (月)

ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):裾野は長し赤城山

2012年12月3日月曜日
昨日は晴れ後曇り。最低気温(℃) 0.6 06:55 。ざっそう句:カリンの実 拾えば香る ほんのりと。落ち葉掃き。風通しがよいケヤキは大方散ったが、ホウやモミジはまだ散り終わらない。常緑樹のモクセイ等も新葉が出れば落葉するので、植物にとっては葉は使い捨てのようだ。新しい葉の方が効率が良いのかもしれない。ついソーラーパネルと比較してしまうが、ソーラーパネルは素子の劣化だけでなく遮光物質の付着で性能低下があるようだ。性能低下を防ぐため定期的な維持管理が必要らしい。そのコストを含めると採算が合うのか。植物の葉は更新という事でそういう問題を解決しているのか。

今年再生可能エネルギーの買い取り価格が決定した。「太陽光(10kW以上)42円(税抜40円)(20年)」である。消費税が上がると買い取り価格も上がる。それにつれて、電力料金も上がる。電力料金には買い取り価格に対応した賦課金が上乗せされるのだ(本年度(今年7月から来年3月末まで)の再生可能エネルギー賦課金単価を、0.22円/kWhと定めます。:経済産業省発表)。ナヌ消費税の二重取りではないか。本日のGoogleDoodleはコンテストのグランプリ作品。Googleの文字を絵中に隠し込んでいるようで面白い(http://www.google.co.jp/)。

2012年12月2日の天気(AMEDAS)

TAVE= 3.8
TMAX= 6.4 最高気温(℃) 7.1 12:29
TMIN= 0.7 最低気温(℃) 0.6 06:55
DIFF= 5.7
WMAX= 3.7 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.4(西北西) 00:13
SUNS= 5.7
RAIN= 0

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ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):裾野は長し赤城山

上毛カルタの有名な一札に「裾野は長し赤城山」がある。当地から赤城山を見ると、鍋割りとそれに連なる長い裾野が特に印象的である。ほとんど平坦地であり起伏が少ない伊勢崎にとって、赤城山自体が、ランドマークになっている。赤城山は距離的に一望できる位置にあり、周辺の風景と実にうまく調和する。探して見ると、あちこち絵になる風景を発見できる場所がある。

先日、前橋寄りの渋川方面に出かけて赤城山を眺めた。そこからも長い裾野が開けているのが見えた。位置的には伊勢崎からは見えない裾野の向こう側から見る事になり、裾野は右手に向かって開ける。赤城連山は見る位置によりその印象が大きく変わるが、この裾野の姿は余り変わらない。農村地帯の畑にはまだサルビアが真っ赤に咲いていた。

この裾野の部分を国土地理院の高度地図で見てみた。鍋割りの等高線の間隔が頂部から裾野へ南西に向かって次第に広がっているのが分かる。当地区は平野部であるが、赤城山に向かいわずかな勾配がある。国土地理院の「【試験公開】標高がわかるWeb地図」でその勾配を概算するとコンマ数%(4/1000etc)で、1Kmに対して数mの高度差となる。地図を見て、いつも自分が生活している地域も赤城の裾野の一部なのだと感じる。

先日、講演会に行く途中、男井戸川の近くで撮影したデジカメ画像。こちらには畑に植えられた小菊が咲いており一幅の絵画のようだ。先日の飯塚聡氏の講演を聞いて改めて地域の見えない資産が見えてくるような気がする。
Akagi_shibukawa_isesaki_a_map_3pix
akagi_shibukawa_isesaki_a_map_3pix.jpg
地図は国土地理院のデータを引用。

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  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)