« 老人の寝言:改憲断行か改憲先送りか | メイン | ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):市民がお世話になる伊勢崎市民病院 »

2012年12月19日 (水)

老人の寝言:今年の漢字は「金」ではなく「鉛」のような感じ

2012年12月19日水曜日
昨日は晴れ時々曇り。最低気温(℃) 4.3 23:58。やや温暖。ざっそう句:よたよたと ハエが這い出る 師走かな。宅内閑居。先日、古いジャストシステムのDR MOUSEというパソコン辞書ソフトをインストールした。XP以前のもので動かず。XP対応修正ソフトが出ていたので適用したら動いた。このソフトを使うと、マウスで辞書が引けるので便利だ。気温が上がり、どこからかハエが出てきた。このハエ、出てくるタイミングを誤っているのだろうか。冬眠ではなく休眠状態で、周囲温度が活動できる温度まで上がれば、そのチャンスを逃すまいと活動を始めるように感じる。今年の漢字は「金」が選ばれたらしいが、その実感がない。

2012年12月18日の天気(AMEDAS)

TAVE= 8.2
TMAX= 13.1 最高気温(℃) 13.4 12:11 
TMIN= 4.4 最低気温(℃) 4.3 23:58 
DIFF= 8.7
WMAX= 8.2 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 17.5(北西) 17:30 
SUNS= 6.1
RAIN= 0

Q
Q

老人の寝言:今年の漢字は「金」ではなく「鉛」のような感じ

この時期になると、一年を振り返りたくなる。昨年も、同じような事をしていた。昨年の「老人の寝言:惨めの国の惨めな現実に国民はかじかんで耐えている(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/12/post-0963.html)(2011/12/19)」に、歴代の「今年の漢字」を調べていた。まとめると以下のようになる。

1995年 :震、1996年 :食、1997年 :倒、1998年 :毒、1999年 :末、2000年 :金、2001年 :戦、2002年  帰、2003年 :虎、2004年 :災、2005年 :愛、2006年 :命、2007年 :偽、2008年 :変、2009年 :新、2010年 :暑、2011年 :絆、2012年 :金。

このデータを見ると、2000年も「金」で丁度干支が一回りして戻ったようにも見える。漢字は表意文字なので色々なメッセージが、その漢字に託せる。「金」の金たる所以は、金属の中で最も安定で、錆びたり腐ったりせず、美しく輝き稀少で価値が高い事。庶民の願望を象徴しているのかもしれない。今年の現実を金属で例えると、「鉛」のような感じがしている。くすんで輝きが無く、重々しく感じるのだ。でも、見方によれば、鉛は原子炉の放射線を遮蔽する有用な金属だ。歴代の「今年の漢字」には、名詞、動詞、形容詞として解釈できる。動詞では、「沈」、「落」、「没」漢字が浮かんだ。自分が関係した業界では、かつての名門企業が音を立てて崩れたという印象を受ける。その規模も、早さも異常と感じる程だった。それは、社会、経済にも通じるようだ。そう考えると「落」あたりが適当なのかもしれない。

終戦後、坂口安吾は堕落論を書いた。落ちるところまで落ちれば、最早それ以上は落ちることはできない。後は上を向いて這い上がるしかない。「青空文庫:堕落論(http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42620_21407.html)」をもう一度読んでみようか。
追記=初出:「新潮 第四十三巻第四号」1946(昭和21)年4月1日発行。

検索サイト

NANDA?⇒物臭検索

  • ラベル(タイトル):最初は何も分からない
    なんだこりゃ?作成当時の記憶

エネルギー関係

ウェブページ

更新ブログ

PHOTO2(写真集)

  • Iob_fujijyuukouentotu
    たまたま出会ったもの2

PHOTO4(写真集)

  • Iob_minitomatodaruma
    果樹・野菜・花等

PHOTO5(写真集)

  • Iob_senteihasami_funsitu_sabi
    現在使われなくなった機器、農具、ガラクタ等。

PHOTO6(樹木等)

  • Iob_sendan_kiru_2013
    樹木の縮伐カット&トライetc

PHOTO7(写真集)

  • Iob_kaiko_ga_gazou
    BLOG関連写真2
フォトアルバム

MIKAN KUN

  • 赤城連山MAP
  • Fight_Fukushima
  • ISESAKI_PIGEON
  • MIKANKUN

Copyrighit

  • © Copyright 2006-2024  af06.kazelog.jp  All rights reserved.

健康関係:リンク&検索等

Favorites2

Favorites

Favorites3

Favorites4

やさしい科学・SCIENCE

  • 日経サイエンスのウェブページ
    「日経サイエンス」とは:「日経サイエンス誌は,1845年に創刊された長い歴史と伝統を持つ米国の科学雑誌「SCIENTIFIC AMERICAN」の日本版で,世界の最先端の科学技術動向を日本の読者に届けています。」
  • SCIENCE IS FUN in the Lab of Shakhashiri
    University of Wisconsin-Madison Chemistry Professor Bassam Z. Shakhashiri のサイト

みかん栽培関係情報

ISESAKI  有情2

ISESAKI  有情1

嗚呼 伊勢崎 非情

BOOKS

  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

外国の博物館・美術館 外国語・国際関係(リンク)

TOOLS

地域産業・機関

地域興し関連情報

MEMO_TL_TEST

  • TOP PAGEの 「アクセスランキング(2015/6/8より表示再開)」へ飛ぶためのラベル
  • TEST END
    TEST_H23/10

アクセスランキング

リンク:ページ先頭へ飛ぶ

写真集へのリンク

MEMO 海外の博物館・美術館

  • https://www.artic.edu/collection?place_ids=Japan&page=6
  • 項目のタイトル2
    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
  • TYPE LIST事始め
    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)