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2013年3月 6日 (水)

東北の海よ(老人の寝言)=東京電力福島第一原子力発電所の高レベル放射性汚染水は今どうなっているか

2013年3月6日水曜日
昨日は晴れ。最高気温(℃) 13.1 13:05 。ざっそう句:小雨降り 更に艶増す 福寿草。暖かい日。宅内閑居。夕方、四人でお茶。PM2.5も話題になった。でも、まだ実害の程度は不明だ。日中関係悪化の応援歌に過ぎないのではと思うと話した。この季節、中国ネタで話題になるのが黄砂。これは自然現象だから文句がつけにくい。それより、怖いのは放射性物質の拡散だ。微量だが、福島原発事故由来の放射性物質が世界各地で検出されたというニュースの記憶は残っている。これを、大規模に行えば日本は世界の信用を失ってしまう。

2013年3月5日の天気(AMEDAS)

TAVE= 6.2
TMAX= 12.5 最高気温(℃) 13.1 13:05
TMIN= 0.3 最低気温(℃) -0.2 06:11
DIFF= 12.2
WMAX= 7.3 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 14.7(北西) 13:34
SUNS= 10.9
RAIN= 0

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東北の海よ(老人の寝言)=東京電力福島第一原子力発電所の高レベル放射性汚染水は今どうなっているか

東京電力福島第一原子力発電所では、破損した原子炉は稼働を停止しているが、原子炉燃料が臨界に達しないように日々冷却が行われている。それに使われた高レベルの放射性物質で汚染された汚染水がどうなっているか気になるところだ。東京電力のホームページで調べたがなかなかその情報にたどり着かなかった。ようやくたどり着いた文書の表題が以下のとおりであった。

「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第85報)」

この題名は、いかにも、東京電力らしく、気を配った付け方がされているようで感心した。東京電力に採用された、優秀な人材の頭脳が、かくも立派な題名をつける程度にしか活用されていないとすれば、東京電力は日本の優秀な人材を弊履の如く使い捨てているようで本当に勿体ない。

言い換えや、言い逃れ、引っかけ、情報の出し惜しみ、真実隠蔽、会社防衛、常識的価値観否定云々とあらゆる修辞学が、この一行に集約されているようで実に見事な題名だ。常識的なキーワードで検索しても、引っかからないのだ。一体「たまり水」とはなにか。環境への流出を防ぐために大金をかけた厳重なタンクに貯留している高濃度放射性物質汚染水を「たまり水」と言ってのけた東京電力人材には脱帽せざるを得ない。

Googleで「東京電力 高濃度放射性物質汚染水」と検索:「約 1,210,000 件 (0.33 秒) 」
Googleで「東京電力 高濃度の放射性物質を含むたまり水」と検索:「約 74,200 件 (0.26 秒)  」
Googleで「東京電力 汚染水」と検索:「約 3,290,000 件 (0.23 秒)  」
Googleで「東京電力 たまり水」と検索:「約 339,000 件 (0.27 秒) 」

かつては、生活上必然的に生じる糞尿という廃棄物を「溜め」と呼んだ。自然に溜まる物ではない。自然に溜まる物なら「溜まり物」が由緒正しい呼び方だろう。意識的に「溜めている」水を、自動詞の「たまる」水をつかって「たまり」水に言い換えるのは、日本語の冒涜にすらなるではないか。東京電力は、このようなトリックにトリックを重ねて、ついにあの福島第一原子力発電所の放射性物質汚染事故を起こしてしまったのではないか。

東京電力福島原発事故直後、放射能汚染水の保管を考えたことがあった。地形を利用した巨大な貯水池を一時保管用に作ることであった。要するに、原子炉の冷却を続ける限り、汚染水が発生するのだ。汚染水を、放射能物質を除去・冷却して再利用できれば放射能汚染水の増大は防止できるが、それまでの技術開発の猶予時間があるかが問題だ。その状況は今も変わっていない。「技術断想:福島原発破局回避のシナリオ(原発谷側に巨大な貯水池を作れ)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/04/post-0324.html)(2011/4/7)」

「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第85報)」によると、「高レベル滞留水の貯蔵及び処理の状況 【H25.2.5現在】」で、
濃縮塩水受タンク=(現在貯蔵量/限界貯蔵量)=227,461m3/245,200m3=0.9276
濃縮廃液貯槽=(現在貯蔵量/限界貯蔵量)=5,498m3/9,500m3=0.5787
との事だ。ともかく、処理すべき放射能汚染水は増大しつつあるが、限界許容量に近づきつつあるのも見逃せない。

高濃度放射能汚染水関連情報が新聞にのるのも少なくなった。福島原発事故発生以来2年となるが、この問題は本質的な解決が進んでいない。まかり間違うと、二次災害(放射性物質の環境への拡散)を招くおそれも無視できない。確率現象としては、時間と数という基数がそれに関係してくる。貯蔵タンクの増大と保管期間の長期化という中で、二次災害が起こる確率は上昇を続けてしまうのだ。万一、高濃度放射能汚染水が海に流出すれば、復興しかけた漁業に与える影響も大きくなり、復興の障害にもなるとおもわれるのだ。万一、高濃度放射能汚染水で海洋を汚染すれば、それは世界中を巡ることになり、世界が厳しく監視している事も忘れてはならないだろう。PM2.5どころのニュースでは済まなくなる。

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    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
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    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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