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2013年3月 5日 (火)

田舎老人徒然草(ハトよ 鳴いておくれ):雛祭りと旧森村家の雛

2013年3月5日火曜日
昨日は晴れ。夜一時雨が降ったようだ。最高気温(℃) 9.8 13:37 。ざっそう句:啓蟄だ おれもモゾモゾ 動き出す。宅内閑居。パソコン作業。午後用事外出。百均店やホームセンターを回る。つい、野菜や花の種子を買ってしまった。帰路、講演会の録音CDを届けたお宅で、菱餅を頂いた。雛祭りで、菱餅を思い出したが、それを頂けたのは夢のようだ。

2013年3月4日の天気(AMEDAS)

TAVE= 5.0
TMAX= 9.3 最高気温(℃) 9.8 13:37 
TMIN= 0.9 最低気温(℃) 0.6 05:55 
DIFF= 8.4
WMAX= 4.6 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 8.5(東南東) 13:01 
SUNS= 9.8
RAIN= 2

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田舎老人徒然草(ハトよ 鳴いておくれ):雛祭りと旧森村家の雛

先日、赤堀歴史民族資料館で「企画展の「探検家・矢島保治郎展 中国 チベットに足跡をたどる」を見学。同時に、季節展として、「ひなまつり展(3/10マデ)」が開催されていた。そこで目を引いたのは旧森村家の雛。江戸末期から大正の頃までの雛が今に残っていたわけだ。広辞苑の「流し雛」の項目に、ひなは、人形にその起源があり、その人形に霊魂を込めて、川に流して神送りするような事が書かれている。雛にもいろいろな願い事が込められている。

平成の大合併で、旧赤堀町は旧伊勢崎市と対等合併した。その後の、市議会選挙で、赤堀から多数が立候補した。その影響か、共倒れとなり、赤堀地区は現有勢力を失ってしまった。そんなことだけでなく、赤堀は、小さな町を沈没させないために色々な取り組みもしたようだ。その一つに赤堀歴史民族資料館があるのだろう。先日、赤堀歴史民族資料館へ行ったついでに他の施設も回ったが、さながら周辺が文化村に一変したような印象を受けた。真っ正面からバカになれるのは本当のバカでもないだろう。そんなわけで最近、敬意や愛情を込めて、アカボリをバカボリと呼んだら、かみさんも気に入ったようだ。アカボリ住民には、純粋なバカボリ精神をいつまでも失わないでもらいたい。ともかく、赤堀歴史民族資料館は伊勢崎市の歴史文化発信センターに大変身したのだ。先人のバカさに感謝。

菱餅を頂いて、まだ自宅で餅をついて雛祭りを祝っているお宅があったのには感心した。また、旧森村家の古色がただよう雛を見て、なんとなく豊かな気分を味わえた。伝統行事は世代と世代をつなぐ役割があるように思う。特に、親子の関係ではなく、祖父母という三世代をまたいだ関係は薄れているのが実状だろう。

YOUTUBEで「うれしいひなまつり」を聞きつつ、その歌詞やサトウハチローの記事をしらべてこの記事を書いた。心に響く日本の名曲かもしれない。

「うれしいひなまつり。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%82%8C%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%B2%E3%81%AA%E3%81%BE%E3%81%A4%E3%82%8A。(最終更新 2013年1月19日 (土) 11:42)」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「1935年(昭和10年)、サトウハチローが娘に雛人形セットを買ってやった前後に作詞したとされる[1]。それに河村が曲をつけ、1936年(昭和11年)1月にレコードが発売されている。~2007年(平成19年)に日本の歌百選に選出されている。」とある。

WIKIPEDIA「サトウハチロー。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%8F%E3%83%81%E3%83%AD%E3%83%BC)」

「うれしいひなまつり」=http://www.youtube.com/watch?v=akenuoNdFcc(104,310 )

うれしいひなまつり
作詞:山野三郎(サトウハチロー) 作曲:河村光陽

【歌詞】(一部)
(1)あかりをつけましょ ぼんぼりに~

(2)お内裏様(だいりさま)と おひな様
~お嫁にいらした 姉様に~

(3)金のびょうぶに うつる灯(ひ)を~
~すこし白酒 めされたか~

(4)着物をきかえて 帯しめて~
~今日はわたしも はれ姿~

この歌詞の中に、当時の人願関係も生活風景も投影されている。その一部を抜き出した。それを、長く愛される歌詞や曲に結晶させた作詞者、作曲者を今まで知らなかった。
Bopix_morimurake_hina_130302

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  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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