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2014年7月5日

2014年7月 5日 (土)

花と実を楽しむ:半端道楽:写真で俳句る:花を見て実も食べられるのは贅沢だ?(杏の実 拾って食うも 余録かな。)

2014年7月5日(土)
昨日は曇り時々雨。最高気温(℃) 22.6 14:39。最低気温(℃) 19.8 24:00。ざっそう句:雨間見て 種蒔きすれば また雨だ。直売所で買ったササゲを試しに播いたら発芽した。まだ残り種が沢山あるので全部播こうと雨間を見て作業開始。先ず草掻き。雨なので圃場より草をクマデで掃き出す。土が重い。播き始めるとまた雨が降り出す。しばらくすると雨が止んだので再開。また降り出す。不安定な天気に振り回された。結局、まだ種が残っている。丹波の黒豆も発芽しているが、こちらは発芽がのんびりしている。少し深く播いたからか。残りの種は肥料成分を入れていない我が畑に蒔いて比較したい。昔は、小豆などを田圃の畦に播いていたと思う。多分無肥料だったのではないか。マメ科なら根粒バクテリアの働きで窒素成分は補給されたのではないか。

2014年7月4日の天気(AMEDAS)

TAVE= 20.9 NO DATA
TMAX= 22.3 最高気温(℃) 22.6 14:39
TMIN= 19.8 最低気温(℃) 19.8 24:00
DIFF= 2.5
WMAX= 3.4 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.2(東) 01:06
SUNS= 0 NO DATA
RAIN= 5.5 NO DATA

Q
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花と実を楽しむ:半端道楽:写真で俳句る:花を見て実も食べられるのは贅沢だ?(杏の実 拾って食うも 余録かな。)

春先、アンズの花が咲く。我が家の花暦では3月末頃である。この頃はまだ雑草はほとんど生えていない。写真の実を草の中に見つけたのが6月12日なので約二ヶ月程度で実が熟すようだ。

Iob_photo_hikuling_anzunomi
この杏の木はかなり大きくなっているので樹齢も20~30年は経っているのかも知れない。余り期待せずに、花が咲けば良かろうという程度で植えた。何かの文学作品にアンズが出てくるので、アンズとはどんなものかという好奇心で植えた記憶もある。調べてみたら、島崎藤村の「千曲川のスケッチ(青空文庫=http://www.aozora.gr.jp/cards/000158/files/1503_14594.html)」には出てくる。

「四月の十五日頃から、私達は花ざかりの世界を擅(ほしいまま)に楽むことが出来る。それまで堪(こら)えていたような梅が一時に開く。梅に続いて直ぐ桜、桜から李(すもも)、杏(あんず)、茱萸(ぐみ)などの花が白く私達の周囲に咲き乱れる。台所の戸を開けても庭へ出掛けて行っても花の香気に満ち溢あふれていないところは無い。懐古園の城址(しろあと)へでも生徒を連れて行って見ると、短いながらに深い春が私達の心を酔うようにさせる……」(青空文庫より引用)

夏目漱石がらみで植えたのが「ナツメ」。これは現在縮伐カット&トライ(植木の寸詰め)作業中。手入れをしていないので枝を切ったが、また伸び出している。

「あんずの種類(http://kyoto-anzu.com/apricot/kind.html)」を見たら、運営者が「千曲商工会議所」。という事で我が家のアンズも少しだけ物語性がありそうだ。アンズのジャムでも作ってくれるなら有難いのだが、完熟落果した数個を拾って丸かじりする程度。urlの「kyoto」には驚いた。「kyoto=杏都」らしい。

ところで、我が家のアンズの種類は?多分ホームセンタ-等で買ったと思うので生食用のポピュラーな品種だろう。平和や信州大実あたりか。

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    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)