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2014年7月

2014年7月 1日 (火)

ツルよ 飛んでおくれ:環境雑録:松の大木の移植(前橋の松並木)結果は?

2014年7月1日(火)
昨日は曇り時々晴れ深夜雨。最高気温(℃) 28.0 15:00。最低気温(℃) 20.2 23:26 。ざっそう句:空模様 気にして移植 オクラ苗。最初は曇りで、畑土が黒いうち移植しようと主に移植作業をした。その後晴れたり曇ったりで移植を止めて草掻きに変更と落ち着かない天気。水挿し及び取り木をしたミニトマトの枝を移植。草むしり、ヤブガラシ引き抜き。ベニアズマ、メロン区画除草。メロンとスイカは花を付け始めた。直播きオクラ苗の間引き兼移植。根に土を付けて間引くのが大変で土が落ちてしまう。移植してもすぐに萎れてしまう。結局数本掘り上げたまま土ごと移植。移植した苗は活着後に間引くことにした。木槿の花が咲き出した。半熟のバイオチェリーを食べながら休憩。

2014年6月30日の天気(AMEDAS)

TAVE= 23.4 NO DATA
TMAX= 27.9 最高気温(℃) 28.0 15:00
TMIN= 20.6 最低気温(℃) 20.2 23:26
DIFF= 7.3
WMAX= 3.6 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.5(南東) 12:09
SUNS= 2.6 NO DATA
RAIN= 41.5 NO DATA

Q
Q

ツルよ 飛んでおくれ:環境雑録:松の大木の移植(前橋の松並木)結果は?

何故か、大木の移植に興味がある。切って植え直せば良かろうという考えも当然あるだろう。やはり、年輪の数は争えない。自分にとっては、何でも生き残っているものにドラマが生まれてくるように感じられるのだ。その点、新品で大量生産されたものの個性は何か物足りない。

「雑草句録:ノロウイルス(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/11/17/)。(2010年11月17日 (水))」の記事に「前橋の松並木」の事を書いた。

「01AC_大木の移植(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/01AC_TAIBOKU_ISYOKU.html)。」にも記事がある。

前回、移植前の準備状況を写したデジカメデータには2011/9頃のタイムスタンプが残っていた。枝を落としたり、幹に布を巻いたり、根を切ったりと色々な準備作業が行われていたようだ。ともかく、移植によるストレスを最小にするため、樹体を整備していたのだろう。

Iob_maebasi_matunamiki_isyoku_2014 
今回見たところ、移植された大木は、散髪後のように、すっきりしているが、移植を免れた大木は、葉や枝が大量に付いているので黒々と重量感が溢れているのが分かる。

移植自体は、増大する交通量をさばく道路工事の一環なのだろうが、生きた歴史的資産でもある点で、保存される事になったのだろう。移植のコストもかなりかかっているだろう。

移植予定の松が全部枯れずに移植が成功したか不明だ。ただ、走行中や前回撮影時に枯れそうになっていた松を見かけているので成功率100%ではない可能性がある。だが、全体としては移植の結果は良好のように見える。

先日、道路沿いの施設で働いていたガードマンに話を聞いたら、重機で掘り上げた樹体は、時をおかずに植え穴に直行したそうだ。樹木が、移植されたと感じない程度のストレスしかかからなければ、枯れる事も少なくなるのだろう。

移植後、長期的にどのような結果になるかは想像に任せる以外にない。環境や周囲の条件が良ければ若返りが進み、松並木の風情が更に出てくる可能性もあるかも知れない。この工事による交通量の増大と排気ガスの悪影響に関しては難しい問題だ。保存対策を採った以上、長短期的に樹勢を観測して枯らせないようにしてもらいたい所だ。どうせなら、県の天然記念物に指定して、行政的な保護を行えば、松並木の価値はさらに強固になるのではないか。調べてみると、「天然記念物:植物群落等:中山三島神社のスギ並木」が県の天然記念物に指定されている。

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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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