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2014年12月25日 (木)

日々農天気:サツマイモの低温障害(腐敗)はなぜ起こる?大仮説 二度ある事は 三度ある。

2014年12月25日(木)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 10.6 14:37。最低気温(℃) -2.0 07:01。ざっそう句:大仮説 二度ある事は 三度ある。刈払機の出力が復活したので庭の枯れ草を刈った。グランドカバーのリュウノヒゲやタマリュウを枯れ草が覆っていると、冬も十分日光が当たらない。グランドカバーの頂部を少し切る程度に刈るとグランドカバーが引き立つ。カリン、ウメモドキの縮伐(寸詰め)。梅、ツバキ、サザンカの剪定。蕾を残して、葉芽のみの枝を切る。新品のノコギリを使い始めた。替え刃式だが本体込みの新品だ。来年は、未練のある樹木をバリバリ切るつもりだ。ただ切っても、その後がまに何を据えるかが問題だ。「二度ある事は 三度ある。」とは、ことわざでもあり、自然科学の真理とまでは言えないが、二度まであれば、三度目もある可能性が大きいという傾向則を述べたものだろう。御嶽山は1979年10月に有史以来初めて噴火したそうだ。その35年後の今年に二度目の噴火があった。三度目の噴火の可能性が高まったようだ。昔の経験則も科学の進歩で自然現象ならある程度予測ができるようになるだろう。今年の注目すべきSTAP細胞騒動でその中核人物の理化学研究所CDB副センター長謎がの死を遂げた。この騒動の特徴はSTAP細胞論文が共著で共同研究の体裁であったが、記者会見は著者毎に行われ、著者間の謎の利害関係の存在をうかがわせた事にあるように感じられる。同氏は、事態の推移を見て作戦を立て、STAP細胞を有力な仮説であると提唱して事態を乗り切ろうとしたかのように見えた。しかし、このSTAP細胞はあるという主張をひん曲げて仮説に衣替えさせて科学的行為を否定するような態度は科学倫理から適正・妥当であったか疑念を伴い、良心の呵責に苛まれた可能性もあったと推測させられる。なぜなら、STAP細胞論文の主旨はSTAP細胞を作ったという事実にあり、同氏もその共著者の一人だからである。当然検証実験でその仮説も100%ではないが否定される可能性は高まっていた。あるものや事象が存在しないことを証明することは非常に困難で、虱潰し式の証明方法しかなく悪魔の証明(WIKIPEDIA(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E9%AD%94%E3%81%AE%E8%A8%BC%E6%98%8E))とさえ言われている。理化学研究所は論文が正しく、こうすれば再現ができるという実験プロトコルさえも公開しているのだ。常識を信頼すればこのプロトコルに従って実験すればSTAP細胞の再現は可能なはずだ。今後、このプロトコルも検証の対象にして事件の解明が行われるべきであろう。先日の理化学研究所のSTAP細胞検証実験も同氏が死んだから行えた内容かも知れない。仮に、検証実験発表時に、同氏が生存していれば無上の屈辱を受けることになったと思われる。日本という国は、死人に口無しという言葉が、「二度ある事は 三度ある」ような真実性を帯びるような国なのか。このまま、STAP細胞騒動の幕引きになれば、類似の事件は次々に頻発するのではないか。当局は、類似の問題の再発防止のためSTAP細胞騒動に関して指摘された疑念の全てを徹底的に解明すべきではないか。

NHKは、「第3次安倍内閣 閣僚の顔ぶれ。;http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141224/k10014245241000.html。(12月24日 18時18分))」というタイトルで、「安倍総理大臣は第3次安倍内閣の閣僚人事を行い、江渡防衛大臣に代わる新しい防衛大臣に中谷・元防衛庁長官を起用する一方、ほかの閣僚を再任するなど、18人の陣容を決め、菅官房長官が夕方発表しました。 安倍総理大臣は午後6時前から皇居での親任式と閣僚の認証式に臨んでいて、24日夜、第3次安倍内閣が発足します。 安倍総理大臣は24日午後開かれた衆参両院の本会議で第97代の総理大臣に選出されました。 これを受けて、安倍総理大臣は総理大臣官邸で連立を組む公明党の山口代表と党首会談を行ったうえで組閣本部を設け、直ちに閣僚人事を行い、菅官房長官が夕方、第3次安倍内閣の陣容を明らかにしました。」と報じた。

2014年12月24日の天気(AMEDAS)

TAVE= 2.9 NO DATA
TMAX= 9.8 最高気温(℃) 10.6 14:37
TMIN= -2 最低気温(℃) -2.0 07:01
DIFF= 11.8
WMAX= 2.1 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 3.9(西北西) 10:43
SUNS= 6.9 NO DATA
RAIN= 0

Q
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日々農天気:サツマイモの低温障害(腐敗)はなぜ起こる?

今年の、干し芋用のサツマイモの収穫は12月中まで遅れてしまった。昨年から一月ほど遅れて、降霜にあい、ツルも枯れている。中には、イモの首と尻尾の部分が腐り始めた物もある。低温障害(腐敗)の症状が出て、腐った部分を除去する為、余分の手間が掛かり、有効利用率も低下した。

Iob_satumaimoteionfuhai 
ところで、一般に細菌は高温で活動が盛んになるので腐敗が問題になるのは高温の夏が多い。冬に腐敗が起こるのはなぜか?

WEB情報を調べてみると、低温腐敗菌と言い、低温で増殖が盛んになる細菌がいるようだ。サツマがいきなり腐るのではなく、低温で細胞活動ができなくなり、サツマの細胞が死滅し、その死滅した細胞を低温腐敗菌が分解して食べてしまう。それが低温障害(腐敗)のようだ。

一方、サツマイモは低温にあたると、甘みを増すようだ。これも品種により違いがあるようだ。高温で処理して、低温で保管すると甘みを増し、腐敗も減少させることができるという情報もあった。ひょっとすると、この処理は低温腐敗菌を高温で殺菌している事なのだろうか。高温と言っても、サツマの細胞が死んだり弱ったりするほど高温ではないようだ。低温腐敗菌から見て、十分高温なら効果があるのだろう。

腐り始めたサツマイモをタテ半分に切ってみたら、白い部分と褐変した部分が見えた。まだ完全に腐っていないので、褐変部分はサツマの細胞が死にかけて、低温腐敗菌と戦っている部分かもしれない。

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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)