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2015年4月22日

2015年4月22日 (水)

日々農天気:種生姜の畑穴での保存に失敗;下書きを 開いて見たら 全てパア。

2015年4月22日(水)
昨日は曇り一時晴れ。最高気温(℃) 21.8 15:12。最低気温(℃) 13.3 23:57。ざっそう句;下書きを 開いて見たら 全てパア。宅内閑居。引き継ぎ資料の整理。難解だ。午後、ニンジンの種蒔き。ニンジン、ゴボウはまだ家庭菜園で実験レベル。今年蒔いたゴボウは発芽している。昨年のゴボウは花を見ただけで終わった。ニンジンも同じ程度。これを食べたい!と思わないと家庭菜園も気合いが入らない。蒔く前に、あちこち生えているスギナを掘り上げた。根は続いていないので、前作者が耕耘機で切れ切れにした株が育ったのかも知れない。ともかく、スギナの生命力は見習いたい。1m幅程の畝を作り、三条筋蒔きにした。畑土で種子を増量。溝にそれをバラ蒔いて、ホウキで軽く土をかけ、灌水後カンレイシャで覆った。ニンジンの発芽には光が当たる必要があるようだが、薬剤処理した色付きの種子は見えない。下書きした積もりのファイルを開いてみたが何も残っていなかった。保存をしなかったのか。今回のニンジンの種子は有名ブランドだ。10日前後で発芽するらしいのでその間灌水等のフォローをしよう。

Iob_ninjin150502画像追加:2015/05/05。畑土が乾燥していたので、灌水を小まめに行った。KW=ニンジン2015。

2015年4月21日の天気(AMEDAS)

TAVE= 17.5 NO DATA
TMAX= 21.4 最高気温(℃) 21.8 15:12 
TMIN= 13.4 最低気温(℃) 13.3 23:57 
DIFF= 8  
WMAX= 9 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 15.5(北西)   07:24 
SUNS= 2.9 NO DATA
RAIN= 0.5  

Q
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日々農天気:種生姜の畑穴での保存に失敗

畑の隅に穴を掘り、枯れた雑草や落ち葉で覆い、その上に土をかけ、最後にトタン板を被せた。これで、何とか無事に種生姜を越冬させる事ができるだろうと考えた。

Iob_tanesyouga2015 
いざ、掘り上げると、水に濡れた部分と乾いている部分があった。乾いている部分はまだ生きている様子。水に濡れた部分は腐った物と腐りかけの物があった。水分過多で溺死状態になり、そこから腐り始めたようだ。

サツマの保存でも失敗したのだが、温度が下がってもある程度呼吸しているので、酸欠になると細胞が死んでしまう。サツマの場合通気を確保せよというノウハウが語られている。呼吸をしていると温度も上昇し腐敗も進む。そこで、酸素確保と枯れた雑草や落ち葉で覆い空気を貯めた積もりだった。

通気があると言う事は、通水もすると言う事で、トレードオフの関係になる。結局、腐っているか種で使えそうがないのを除くと2~3割程度しか残らなかった。

それを植え付けても、発芽成長するかも不明。多分失敗になりそう。ただ、生き残った種もあるので、条件をうまく設定すればもう少し歩留まりは向上するだろう。種生姜の価格は高いので、不良を2~3割にしないと実用性は無いだろう。

江戸時代は、飢饉の時保存して置いた米麦の種まで食べてしまう例があったようだ。飢饉の時に地域で備えた種籾の備蓄設備は郷倉と呼ばれ各地にあったようだ。今日では種子まで食い尽くす事は考えられない。種生姜の保存が全滅に近くなると飢饉に直面した場合の恐ろしさも何となく理解できる。

Googleでキーワード「郷倉 飢饉」を検索(https://www.google.co.jp/webhp?tab=ww#q=%E9%83%B7%E5%80%89%E3%80%80%E9%A3%A2%E9%A5%89)。

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    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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  • 項目のタイトル2
    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
  • TYPE LIST事始め
    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)