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2017年4月18日

2017年4月18日 (火)

半端道楽:技術 回顧と展望:ジャンク箱にあった真空管から思い出した技術史の一断面;東風吹かば 乗り遅れるな 風見鶏。170418。

2017年4月18日(火)
昨日は晴れ後曇り夜小雨。ざっそう句;東風吹かば 乗り遅れるな 風見鶏。畑に出てセルトレーを眺めていると農事の来客。用事が済んで仕事を再開。一年でセルトレーを壊している。セルの底から伸びた根が太くなりそれを引き抜く時に根の抵抗で穴が破損してしまっているようだ。ともかく、破損したセルを木バサミで切り取って正常なセルに、マリゴとシシトウ(百均)の種を蒔いた。底を上にして作業台にしているコンテナに乗せていた種袋が東風で飛ばされた。昔は、「したけ」が吹くと天気が変わると言われていた。アメダスの風向データでは、9:北東、10:東南東。風も強くなってきたので午後は宅内閑居。部屋の整理。

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半端道楽:技術 回顧と展望:ジャンク箱にあった真空管から思い出した技術史の一断面

ジャンク箱に消費税5%の値札が付いていた真空管があった。シルバニアというメーカー名を見てコレクションとして購入したようだ。品番はどうでも良かったのだろう。

Iob_sylvania6ag5
今回、その品番の用途をWEB検索してみると、テレビの高周波(VIF)増幅用らしかった。偶然にも、現役時代の仕事の対象分野に使われていた真空管であったので、これも奇縁の一つか。

アナログのNTSC-カラーテレビ信号は、複雑ではあったがよく考えられた体系であった。

Googleでキーワード「NTSCカラーテレビ信号 復調」を検索(https://www.google.co.jp/webhp?hl=ja&bav=on.2,or.&biw=1024&bih=615&dpr=1&ech=1#hl=ja&q=NTSC%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E4%BF%A1%E5%8F%B7%E3%80%80%E5%BE%A9%E8%AA%BF)。(このキーワードで検索

自分の上司は真空管テレビも経験していたが、トランジスタやICのテレビの高周波(VIF)を担当していた。テレビ受像器を通信機として見れば、スーパーへテロダイン方式に相当するのだろう。白黒の場合は、FM音声とVAM映像の二つの搬送波で送信される。カラーテレビの場合はさらにカラー用副搬送波が追加される。

いろいろな信号が帯域アンプの中を通過するので干渉を防止する技術も、泥臭いが重要なアナログ技術だったと思う。

WIKIPEDIA「中間周波数。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E9%96%93%E5%91%A8%E6%B3%A2%E6%95%B0)」によると、「テレビ:45MHz(地上波アナログ放送);57MHz(地上デジタル放送)~また、日本は1949年に国際電気通信連合に加盟したため、国際電気通信連合の定めた中波の放送周波数で中波放送を行わなければならなくなった。この一連の動きの中で1950年7月28日、JIS で、AM 放送受信機の中間周波数は 455 kHz、FM 放送受信機の中間周波数は 10.7 MHz と規定された(JIS C 6004『放送聴取用受信機中間周波数』)。この JIS が制定されると、各メーカーは中間周波数に 455 kHz を採用するようになった。」との事だ。(このサイトへのリンク

真空管VIFアンプが全盛の頃、テレビの映像中間周波数は?うろ覚えでは10MHz台だったと思う。FM 放送受信機の中間周波数は 10.7 MHz と規定されたのに伴い、45MHz(地上波アナログ放送)へ移行したのだろうか。現役時代は、すでに57MHz(地上デジタル放送)(58.75MHZ)で設計していた。一度、上司に信号の干渉防止に使われるサウンドトラップ回路理論やその調整について手ほどきを受けたが、全く身につかなかった。当時のテレビ用IF回路には、調整が必要な数個の高周波トランスが必要であった。製造工程ではその帯域特性をモニターしながら調整したのでコストがかかっていた。

残留側波帯方式の信号の正確な復調の為には中間周波数増幅器の帯域特性も厳密に調整する必要があった。そのような調整を不要にしたのがSAWフィルターの実用化であった。弾性表面波を利用してフィルター特性を実現した画期的技術であった。これも、アナログ技術の一つの到達点ではあったろう。

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2017年04月17日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 17.8 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 25 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= 14.2 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 10.8 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 7.8 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 3.6 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 3 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) 13.8 2:26
最高気温(℃) 25.8 12:31
出典=気象庁 参照⇒ AMEDASへのリンク
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 15.0(東) 15:40


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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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  • 項目のタイトル2
    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)